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挫折しても大丈夫!小さな一歩で習慣を取り戻す5つのステップ

「また続かなかった…。」そんなふうに感じたことはありませんか?

ダイエット、運動、読書、早起き、英語の勉強…。新しい習慣を始めるときは「今度こそ!」と意気込むのに、気がつけば忙しさに流され、いつの間にかやめてしまう。そして、その挫折感から「自分は意志が弱い」「何をやってもダメだ」と責めてしまうことも。

でも、本当に「意志の弱さ」が原因なのでしょうか?

実は、習慣が続かないのはあなたのせいではありません。心理学的には、大きな変化を求めると脳が抵抗を感じ、習慣が定着しづらくなることが分かっています。つまり、最初に目標を大きく設定しすぎているだけなのです。

この記事では、挫折した習慣を「スモールステップ」を使って復活させる方法をご紹介します。「小さな一歩」を積み重ねるだけで、また前に進めるようになります。自分を責めるのはもう終わりにして、今日から一緒に再スタートしましょう!


小さな習慣で再スタート

新しい習慣を始めるとき、「腕立て100回」「1日3時間勉強する」など、大きな目標を掲げた経験はありませんか?意気込んでスタートするものの、途中で挫折してしまうのは珍しいことではありません。それは、目標が大きすぎると、脳が自然と抵抗を感じるからです。

私たちの脳は変化を嫌う性質があります。大きな目標を立てると、その変化を「ストレス」や「負担」として捉え、「今のままでいい」と現状維持を選ぼうとします。さらに、大きな目標は「達成できないかもしれない」というプレッシャーを生み、やる気を削ぐ原因にもなります。

たとえば、運動を始めようとしたとき、「毎日30分ランニングする」と決めると、忙しい日や疲れている日は「今日は無理」となり、やがて続かなくなることが多いのです。このように、大きな目標は最初から心理的なハードルを高くしてしまい、スタートする前から挫折の芽を作ってしまいます。

心理学の「目標勾配効果」によれば、人はゴールが遠いと感じるほど動機づけが低下します。たとえば、「半年で10キロ減量する」という目標を立てた場合、最初の数週間で大きな成果が見えないと、「やっぱり無理かもしれない」と挫折感を覚えやすくなるのです。

さらに、挫折は「全か無か思考」とも結びつきやすいです。「毎日やる」と決めた目標が1日でも達成できないと、「もう無理だ」と考え、全体を放棄してしまう傾向が生まれます。

これらの心理的要因は、決して意思の弱さではなく、人間の自然な反応です。挫折を防ぐには、この心理を理解し、「小さな成功」を積み重ねる工夫が必要なのです。

大切なのは、「小さな一歩」から始めること。最初のハードルを低くすることで、脳の抵抗を減らし、無理なく習慣化に向かう道を作れるのです。

挫折した習慣を復活させるための実践ステップ

新しい習慣を始めるときの決意は強くても、時間が経つと徐々にモチベーションが下がり、最終的には挫折してしまう。そんな経験をした人は多いのではないでしょうか?でも、挫折した習慣をもう一度取り戻すことは可能です。以下に挙げる5つのステップを実践することで、無理なく再スタートし、習慣を続ける力を育むことができます。


1. なぜその習慣を再開したいのかを明確にする

習慣を再開する理由を明確にすることは、モチベーションを保つための基盤となります。ただ「やらなければならない」ではなく、「なぜ自分にとって重要なのか」を考えることで、内発的な動機づけが強まります。心理学的には、自分の価値観や目標に関連づけると、行動がより持続しやすくなるとされています。

たとえば、運動を再開したい場合、「健康のためにやらなければならない」という義務感ではなく、「エネルギッシュで健康的な自分になりたい」というポジティブな理由を見つけるとよいでしょう。勉強を再開したいなら、「資格を取ることによってキャリアアップしたい」「新しい知識を学ぶことが楽しい」という感情を意識してみてください。明確な目的は、挫折しそうなときに自分を引き戻す力になります。


2. ハードルを下げる

習慣を続けられない大きな原因の一つは、「最初の一歩」が重すぎることです。人間の脳は、負担が大きいと感じる行動には抵抗を示します。そのため、最初のステップを思い切って小さく設定することがポイントです。「これくらいならできる」と思えるくらい簡単な行動から始めることで、脳の抵抗を減らし、行動を始めるハードルを下げることができます。

たとえば、ランニングを再開したい場合、いきなり5キロ走ろうとするのではなく、「今日はランニングシューズを履くだけ」「家の周りを1分だけ歩いてみる」など、誰でもできる行動を設定しましょう。こうした小さな一歩が、継続への大きな力になります。


3. トリガーを設定する

習慣を復活させるためには、行動を促す「トリガー」を設定することが重要です。トリガーとは、行動を始めるきっかけになるものです。既存の習慣や日常生活の中に新しい行動を組み込むことで、自然と行動が定着しやすくなります。

たとえば、「朝起きたらすぐにストレッチをする」「歯磨きをした後に英単語を1つ覚える」といった形で、既存のルーティンと結びつけることで、行動がスムーズに進みます。この方法は「ハビットスタッキング」と呼ばれ、習慣化を加速させる効果があります。


4. 環境を整える

人間の行動は環境に大きく左右されます。環境を整えることで、習慣を続けやすくするだけでなく、失敗しにくい仕組みを作ることができます。

たとえば、運動を再開したい場合、ヨガマットやダンベルを目につきやすい場所に置くことで、運動を思い出しやすくなります。逆に、やりたいことを妨げる要因を取り除くことも重要です。勉強に集中したいなら、スマートフォンを別の部屋に置く、誘惑になるものを片付けるといった工夫が役立ちます。環境を味方につけることで、自然と行動が続けやすくなるのです。


5. 成功体験を積み重ねる

習慣を続けるためには、「自分はできる」という感覚を育むことが大切です。これを心理学では「自己効力感」と呼びます。小さな成功体験を積み重ねることで、この自己効力感が高まり、さらに大きな行動に挑戦する意欲が生まれます。

具体的には、達成しやすい目標を設定し、それをクリアしたら自分を褒めることを意識しましょう。「3日間続けられたらお気に入りのスイーツを食べる」「1週間続けたら友人と食事に行く」など、小さなご褒美を用意するのも効果的です。このように、成功を認識し、自分を肯定する習慣を持つことで、継続の原動力が生まれます。


まとめ

習慣を再開するのは、決して特別な才能が必要なわけではありません。重要なのは、自分に合った方法で無理なく進めることです。

この5つのステップを実践することで、「また挫折してしまうかも…」という不安を解消し、小さな一歩から確実に前進することができます。ぜひ、今日からスモールステップを意識して、理想の自分に向かって再スタートしてみてください!

腕立て100回で挫折しても、腕立て1回なら毎日できますよね。
グッとハードルを下げて再開してみましょう♪

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