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魚嫌いが何故か小型船舶一級を取る

学科講習

8月23日に学科講習をお茶の水で受けてきました。亡命でもするのか?というレベルで焦って出発したため、住民票に印鑑やデバイダーを全て忘れるという失態を冒しました。しかも唯一持ってきた三角定規も海図用ではなかったので、講習中に教官から買い取った方を使いました。三角定規のサイズに注意しましょう…笑

午前中は一般科目の説明から始まりましたが、そこは大して難しくなかったので演習で全問正解しました。昼休憩では、私だけ証明写真もサイズを間違えていたので休憩の間に撮り直してきました。そして午後から上級科目の説明になったのですが、なかなか難しくて頭がパンクしそうでした。終盤に説明されたエンジンの内容は何も聞こえませんでした。というよりは聞く気が失せてしまっていました。まぁそんな感じで17時ごろに解散になりました。非常に疲れたのと、これを自分でこの後勉強して合格のレベルまで持っていけるのか?…という不安ですぐ床につきました。

実技講習

9月24日に実技講習を受けてきました。学科から1ヶ月空いてしまったために、一級ほしい欲がだいぶ失せていたので1日の講習に耐えられるか不安でしたがなんとか耐え切りました。ただ、この日は非常に暑くて、喉は渇くし後部座席だと日差しで焼けるしで大変でした。また、男性のみかつ、友達と来ている方ばかりで少々居ずらい感じがしました。この日は少し遅れて参加したので、他のみんなが先にやっていたロープワークを昼の間に教えて頂いてたのですが、なかなか覚えられず…笑。そして、実際の運転も他の男性陣は速いスピードで上手に蛇行運転するのですが、私だけスピードも出せずゆっくり蛇行していてこれは蛇行運転と言えるのだろうか?というレベルでした。初めての操船楽しいというよりも、みんな上手だったな〜自信無くなったよ〜試験大丈夫かな?…という感じの感想でした…

試験

9月26日に試験を受けてきました。午前中は身体検査と学科試験でした。"上級科目は海図を捨ててそれ以外問題集丸暗記していけばいい!"という作戦で詰め込んで、学科試験に臨んだのですが自己採点の結果、上級科目の合格水準にあと一問だけ正解が足りず…。海図捨てたのを後悔しました。海図が一問でもいいから解けていれば合格だったのにな〜と。一応一般科目はちゃんと合格基準をクリアしていました。合格発表を見る前に学科不合格が確定したのはとても残念でしたが、学科は次回もう一度受ければいいし…と心を切り替えて午後の実技試験に備えて復習をしました。

午後の実技試験ですが、人命救助は右舷側から救助して、一発でいけました。着岸も右舷側から行ったのですが、前に試験した方がぶつかったのを見たので早めに中立にしたほうがいいかなと思い、早めに中立にしたら今度は届きませんでした…離岸はうまくできましたが、着岸がダメだったのが悔しいです。あと、1番不安だった蛇行運転は3500回転で上手くできました。この回転数で講習中はできたことがなかったので、嬉しくなりました。ロープワークもコンパスの読み取りも上手くできたので実技はきっと受かったのではないかと思っています…。帰りに、一緒に試験を受けた方とお喋りをしながら帰ったのですが、その方は学科を独学でお勉強されたようで感心してしまいました。その方と連絡先を交換して、"一人で乗るのは怖いから今度船に乗る機会があったら声を掛け合おう"という風に約束をしました。

再試験

実技は受かったと思っていたのに、なんとなんと合格発表を見ると実技も学科も両方落ちていて、丸ごと再試を受けることになりました(苦笑)3万円も追試料を払ったのは痛かったです…さすがに不合格はマズいということでしっかり海図も勉強して、実技は補習をかけてもらって、再度挑みました。

補習では、教官の方に"前回の試験で身体検査だけ受かったんですね…まぁ…身体が1番ですからね…"とか言われてめちゃくちゃ恥ずかしかったし、試験では初受験の方は身体検査があるのに対し、私は身体検査パスなのが再試丸出しで恥ずかしかったです笑笑。受験票も若干他の方と仕様が変わってしまうし、正直再試験はずっと恥ずかしいことばかりで、なかなか勇気がないと受験しに行けないかもです(どうせ今後この人たちと会わないし〜位にしか思ってないので私は余裕でしたが、一般的にはメンタル強くないとちょっとキツイかもしれないって感じです)。

再試験当日は、学科から受験し、昼休憩の間に自己採点をしていました。また点数足りなかったらさすがにお金ないぞw?…とドキドキしながら採点しましたが、一般科目が39/50で上級科目が12/14という得点内訳で、なんとか合格基準を満たしていました。とりあえず安堵して、残りの時間は実技の復習に励みました。

そしていざ実技!という時間になると、波が異常に強く、係留していてもなお船体がガタガタ揺れるような天候になってしまっていて、不安が募りました。"えー、穏やかだった午前に操船した人と比べてフェアじゃなくね?私前回も雨だったんだけど…また落ちるやん…"とか考えていたんですが、悪天候でまともに離着岸できないということで、試験ではあるものの、離着岸の際には教官がだいぶ指示をしてくれてむしろラッキーでした。ただ、波が強いために係留と解らんのときが非常に大変でした。少しでもロープを緩めれば流されてしまうので教官がボートフックで船を固定している間に私がロープを係留したり、解らんして桟橋と船が離れたら即座に後進で離岸したり、普段とは全然違う操作でした。また、今まで使っていた船舶は全て船外機だったのですが、今回の試験で急に船内外機が当たってしまい、異なる仕様にパッと対応するのが大変でした。例えばメーターがデジタルじゃなくて針だったり、燃料コックの位置が左にずれていたり、冷却タンクの確認があったりする点が船外機と異なります。

とりあえず、学科実技ともに再試験を終え、ホッとしました。学科は自己採点で合格がわかりましたが、実技は合格発表まで合否がわからないのでドキドキしながら待ちたいと思います。さすがに受かっているとは思っているんですが…こんなことを言うと落ちそうなので静かにしておくことにします…あと4日ウズウズ

合格発表

学科、実技ともに合格していました!!!早速、家族や今度乗せようと思っていた友人、お世話になった教官の方等々に連絡をしました笑!本当に追試料高かったので次も追試だったらどうしようかと思いましたが良かったです。練習してみんなを乗せたいですねー、でも何より免許を取ってよかった点は海での交通方法やロープワークなど今回免許獲得に励まなければ一生知ることのない知識を得られた点です。貴重な体験と知識を得られたということで、計11万の課金も無駄ではなかったと個人的には思っています!!

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三元豚
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