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「PFFアワード2023」オンライン試写会 Eプログラム『移動する記憶装置展』『また来週』

9月9日(土)~23日(土)の期間で開催される第45回 ぴあフィルムフェスティバル2023。
「PFFアワード2023」Eプログラムをオンライン試写会で視聴させていただきました。
Eプログラムは『移動する記憶装置展』と『また来週』の2作品。

『移動する記憶装置展』

『上飯田の話』の、たかはしそうた監督作。今作の舞台も神奈川県横浜市にある上飯田。
ショッピングセンターやバナナの木も出てきます。
不思議なタイトルですが、なるほど。
「記憶」をテーマにした展示。
上飯田の人々にインタビューし、録音したものをトレースして語る。
これが一種の演技となっていて、それを映画の中で表現するという構造。
面白いです

『また来週』

ハインズ麻里子監督作。
朝ドラ好きの主人公。
朝ドラに自分を重ねるが、フィクションと現実の違いを感じていく。
朝ドラの主人公とはどういう存在なのか?
一種の朝ドラ論にもなっているような気がしました。

「PFFアワード」は、国立映画アーカイブの上映はもちろん、オンラインでの配信もあります。
映画祭がはじまったら今年もコンプリートを狙いたい。
https://pff.jp/45th/award/competition.html

ヨコハマ・フットボール映画祭でも似た試みがありましたが、この「PFFアワード2023」オンライン試写も楽しい試み。参加できて良かったです。 

text by ronpe

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