自然の摂理に従えば身体は必ず治るということ
人間の身体には自然治癒力があります。風邪を引いても、ニキビができても、青あざができても、多少こじれることはあるけれど、必ず治ってしまいます。
この人間の自然治癒力は、「自然」とつくので、自然からもらった力です。自然にしていればいいのに、不自然な物を入れたり、不自然な行動をするから、阻害されるのです。
自然とは「自然の営み」=「宇宙の摂理(法則)」です。
私たちは自然(宇宙)に生かされている存在であり、自分だけで勝手に生きているのではありません。またその原子レベルで見てみれば、身体は宇宙の組成と同じ原子組成をしています。人間は、自然=宇宙の一部なのです。
ただ、自然治癒力は「治ると信じたら治る」のではありません。自然にしていれば治る、というのでもありません。
正しい自然の営みを知り、自分の分(ぶ)を知ることが必要です。そうすれば、人間は必ず満ち足りて、賢く、楽しく、美しく、健康で幸せになります。そうなるより、ほかはないのです。
それを知ってから「きっと治してみせる」と決意するのです。
自然の摂理(宇宙の法則)に乗ったあなたは、必ず健康になります。そして、食養生、運動、休養を学び、行う。
治らないのは、理解が不十分で、行動が中途半端だからです。
私もそうでした。10年も玄米食をしていましたが、噛むことの大切さを知りながら実行できていませんでした。陰陽五行の中国思想は知っていましたが、それを生活に活かす知恵はわかりませんでした。
でも、それを知り、実行したところ、あっという間に身体は自然治癒力を取り戻して、外で働きたいと思ったのです。マクロビオティッククッキングスクールを卒業した次の日から、肉体労働としてみんなが避ける飲食業で働き始めることができました。
だから、今、ベッドで動けないあなたも、必ず治ると薬機法や医事法で書けないのですが、起き上がれるんですよ。
知識と決意と行動。これだけです。