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顔が大きくなるのは頭が歪むから。 コロナ禍のマスク生活は要注意!!
空気が抜け気味のボールを1ヶ所に空気を集めてパンパンにしたら、どこかがへこむ。
顔と頭も同様である。
顔が大きくなる時、頭の形が変わっている。
顔が大きくなる時、見た目の分かりやすい変化として、
● アゴが無くなり、二重アゴになる。
● 首が短く太く見えるようになる。
● アゴのエラの部分のフェイスラインが見えなくなる。
などがある。
なんとなく体重が増えたから。みたいな方向で落ち着いてしまう。
実は、顔が大きくなる時、見た目に分かりにくい頭の変形の方が重要である。
その変化には順番がある。
1. 後頭部が球体から「くの字」のような直線的なふくらみに変わる。
2. 後頭部にデコボコな段差ができる。
3. 後頭部のふくらみが小さくなり、頭頂部(ツムジ辺り)が尖る。
4. 後頭部のふくらみが無くなり、肩の高さの首が盛り上がる。
顔が大きくなる根本原因は頭の変形である。
1の段階では、少し顔が長くなったと感じる程度で顔が大きくなったとは感じられない。
2の段階では、フェイスライン辺りに少し肉がついたと感じる人がいるが、ほとんど影響はない。
3の段階になると、確実に顔が長く見えるようになる。年齢を重ねると顔が長くなるが、その変化と同じである。加齢が原因なら40代だが条件が整えば10代でも起こる変化である。この段階が進むにつれて、二重アゴが目立つようになり、顔の皮膚の張りが無くなってくる。原因は、顔の骨が下方向に落ち始めているからである。後頭部のふくらみが頭頂部(ツムジ辺り)に移動して尖る。頭頂部の骨が上から顔の骨を押すことで顔の骨が下に押し出されるからである。顔の骨が落ちるから皮膚がたるむのである。
4の段階になると、完全に顔が大きくなる。二重アゴにならないようにアゴを上げても二重アゴになってしまうのでさらにアゴを上げる無限ループに突入する。首とアゴの区別が無くなる。結果、完全に顔が前に出た状態になり、ワイシャツを着てしまえば、顔の下に胴体といった状態になる。首が無くなって一番上のボタンが締められなくなる。
本来この変化は加齢による変化でもあるから、3の段階が40代前後で始まり、4の段階が50代後半から始まるのなら仕方がない。
ところが3の段階が20代で仕上がっている人が多くいるのが現代である。
近頃、この変化を早める危険が大きいのがコロナ禍でのマスク生活である。
マスクの下で、口をポカンと開けてはいないだろうか。
自分には自覚が無くても、マスクをつけると口を閉じたままでいられる人は意外に少ない。呼吸が苦しいせいなのか、なぜか口をポカンと開けてしまっている人が多い。
ポカンと口を開けると、「ハァー」と深くため息をついたように、アゴが上がり顔が前に出る。
すると少し上を向く。
頭の重さは前よりも後ろが重い。その為、アゴを上げた状態で力を抜くと簡単に上を向いてしまう。頭はバランスをとるために、頭も下を向きやすいように変化してくれる。
結果、1~4の段階の変化である。
通常は加齢によって背骨が丸くなり、アゴが上がった状態で作り出される。ところが現代では、姿勢が崩れて背骨をありえないほど丸めて生活していることで作り出されるようになってしまった。
普段から背骨が丸くしているのに、マスクを着けることでさらにアゴが上がり背骨を丸くするリスクを増しているのである。
顔のフェイスラインやお肌のたるみを気にしている方は以下の3つのチェックが必要である。
●後頭部のふくらみがちゃんとあるか。
●後頭部が波打っていないか。
●頭頂部が尖っていないか。
改善方法は、キッチリとアゴを引くことである。
もし、二重アゴが出たならば、無くなるまで長期間アゴを引き続けることである。
一番簡単なのは、若い時からの予防である。
姿勢を正してアゴを引く。
昭和の説教が最も真を捉えているのである。