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【ホルモン】僕は女にモテない
テストステロン(英;testosterone)
テストステロンとは、男性ホルモンの代表格で、すなわち男性的魅力。
筋肉や骨格の発達、空間認識能力をつかさどる。
男性は、スポーツができると女性ウケよくなる。これはすなわち男性のテストステロンの含有量による部分が大きい。
性格に与える影響は、「大胆でリスクを恐れない」「決断力」つまり男らしい行動といった映画のヒーローのような生き方、そのような精神や行動の源になっているのがテストステロンだ。また好奇心や挑戦する心、冒険心、などいわゆるチャレンジ精神にもテストステロンが大きく関与している。
とか何とか。。
僕は、スポーツができない。
生まれてこの方、女子の黄色い歓声を浴びたことがない。黄色く冷ややかな悲鳴は幾度か。ここで僕の中学の卒業写真を掲載しておこう。視覚による方が理解は進むと言われるし。
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それ故か、故にこの結果か、僕は偏屈だ。
偏屈な男はモテない。
女性がテストステロンを感じないからだ。
僕は、性欲というものを知性で凌駕できると思っている。
大好きなキャバ嬢が、酔って僕の家に訪れたことがある。2度ほど。このキャバ嬢にいったいいくら貢いだろうか?クラウンが新車で買えるくらいには貢いだと思う。
僕の家で何をしたか。コンビニで買った酒を飲んだ。小さなテレビを見るともなく流していた。そして、キスをした。むしろされた。雷が落ちた。全身が硬直し、頭は真っ白になった。童貞を捨てたあの夜でもこんな感覚はなかった。生まれて初めての感覚だった。そして後にも先にもあんな感覚は味わったことがない。
そして体に感覚が戻ってくると、息子は一気に熱を持ち激昂し始めた。痛いほど。固く、強く、熱した鉄のようだった。キスをしながらキャバ嬢の背中に右手を回した。ブラのホックを外し、ベットへ担ぎ込んだ。
ベットで横たわる彼女。
その時僕は理性が復活し、ベットの彼女に一言
「帰りな」と
そして、財布から1万円を出してタクシーで帰した。
2回とも大体そんな感じ。
必ず、タクシー代を渡して。
ブラホックを外しても、胸を触ってすらいない。乳首の色も知らない。でも多分、綺麗なピンクだと思う。そう思うことにしている。見るまではいくら想像しても罪ではない。
だから、自分のことを「性欲より理性が勝てる 君」だと思っている。
そのおかげか、離婚した今でもこのキャバ嬢とは付き合いがある。今でも楽しくお酒を一緒に飲める。理性の勝ちだ。貢がせるという点ではキャバ嬢の勝ち。今でもドキドキできるという点では僕も勝ち。僕の理性によりWin-Winの関係だ。
一方で「2人の未来はない」って思ってたり思われている相手には、お構いなしに行く。こいつ、ただ今晩の相手が欲しいだけだな。って思うとヤる。逆も然り。今晩の相手が欲しくて、相手が良しとしたならヤる。
けど、僕からホテルに誘うなんてほとんどに無い。大半は、相手の家か僕の家で。だ。そもそも、男の家に上がっておいて「その気はなかった」というのは無理がある。そんなバカフェミは、無秩序な空間でも同じように主張を続けられるのか?主張するその次の瞬間。その上機嫌な口に一体何が突っ込まれるのか見ものだ。東欧の文明のあるロシアとウクライナの戦争でさえ、兵士による民間女性への…。まぁいい。話がズレた。
つまりだ。こんな風に僕は口やかましく、小うるさく、女性ウケが悪い。可愛げも爽やかさも持ち合わせていない。母性本能に訴える要素もない。
けれども、モテたいのだ。
離婚寸前の時、元妻から
「あなたから男性的魅力を感じない」と言われたのを離婚から3か月の未だに引きずっている。
恋愛初期から分泌されるフェニルエチルアミンというホルモンをご存知であろうか。恋愛初期の「楽しい」「この人が好き!」という時期には、脳内でドーパミンやノルアドレナリンが分泌されている。これらの分泌を促進するホルモン。それがフェニルエチルアミンだ。
そして、一般的にフェニルエチルアミンの分泌は3か月から2〜3年の間でレベルが落ちるという。そして離婚は、交際開始(つまりラブラブになって)から約2年半で訪れた。僕のフェニルエチルアミンはまだ分泌されていいたのだが、彼女は枯渇したのだろう。
そして「私は復讐」というスローガンを胸に日々を過ごしている。その中で今日行き着いているのが「テストステロンを得たい」という願望だ。
テストステロンさえ手に入れば、僕もモテるはずだ。
しかし僕は、上記のようにスポーツができない点や、理屈っぽさ、大胆な行動も取らない(公務員だし)など、様々な点から生まれ持ってテストステロンがかなり低いのだろう。
そして、結婚をすると、テストステロンが下がるという。子供を持てば尚更。これは、異性を惹きつける理由もなくなり、大胆で危険な行動よりも保守的な行動の方が子孫を守れるという理屈からだという。
この理屈からも、離婚すればテストステロンが戻ることもわかっている。
よく、離婚すると男はモテるというのは、離婚によってテストステロンがかつて、いやそれ以上に活発に分泌されるからだという。
…離婚してからもモテない。
何故か。元々持ち合わせていないからだ。
かくして、僕のテストステロンを求める日々がある。
筋トレや規則正しい食事も行っている。仕事もバリバリやるようにしている。職場への通勤は自転車にした。なのに、モテない。僕は、テストステロンが出ない体なのではないか?
そう思い悩み、凹んだ。凹んだせいか、慣れてない自制された日々のせいか、風邪をこじらせた。なかなか治らなかった1週間くらいずっと具合悪かった。
風邪が治った時、僕は思った。
「テストステロンが出ない体なら、出る人の行動を分析して真似すれば、出ているのと同じではないか?」要はハイテストステロン男の猿真似をしようと。
そこでまずYouTubeでテストステロン高そうな男を探した。
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見るからにテストステロンが高い。
彼は、テストステロンが高い状態を「ハイT」と言っている。逆を「ロウT」と。彼の動画をよく見るようにしている。馬鹿馬鹿しいと思うこともあるが、猿真似を誓った以上、見ざるを得ない。そして実行せざるを得ない。
だから休みの日は、朝からコールドシャワーという日課を真似している。今のところテストステロンは感じない。感じるのは風邪がぶり返す予感だ。
次に、休日の日課の1つにで「タリーズで勉強」というものがある。
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僕の行きつけのタリーズは、TSUTAYAが併設されている。そして、TSUTAYAで販売中の本をタダで持ち込んで、タリーズで読むことができるのだ。飲食ができて、新書がある点でも図書館より数段優れているように感じる。
しかし、誰が一体このTSUTAYAで本を買うのだろうかと思う。僕は少なくともここでは買いたくない。
さて、そんな訳で手にしたのが、この本。
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内容は、あまり期待したものではなかった。
ゴシップ記事に女性目線からモノを言わせてもらうわよ!孤独なおばさんが、井戸端会議相手がいないウサを本にぶちまけたみたいな内容だった。
毒にも薬にもならない。このおばさんモテてこなかったんだろうな。YouTubeのサムネ詐欺にあったのと同じ感覚だ。
上記のごとく未だに、テストステロンがある風の生活にも、モテる男性にもなれていない。まだ始めたばかりだし気長に行こう。旅は長い。
しかし、一つだけ「YouTuberジョージ」にも「胡散臭おばさんの本」にも共通している話がある。
・ テストステロンを出せ
・ モテたいと思ってるうちはモテない
ふざけんな。時間返せボケ!