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【エッセイ】【思想】大人こそ勉強しろって。
僕は最近、勉強熱心だ。
見出し画像にもあるように
「勉強」とは
・無理にでも努力して励むこと。
これだ。この理由が「事をなすのに役立つ」ためだと思う。
僕は、以前にも増して勉強をしている。ある種、習慣になりつつある。休みの日も、仕事中もできるだけ勉強をしている。
それは主に、活字によるところが大きい。
しかし、旅であったり思案に耽ることも、芸術に触れることも広義で「勉強」ととらえている。兎にも角にも「人と違うこと」「人がめんどくさがってやらないこと」を進んでやる。これを勉強だととらえている。
立川談志は、東大生へ向けた講義で
「俺は、学歴がないんじゃない。学校歴がないんだ。」と言っている。そして同時に「俺は正しい人間だと思うな。いろんなところで話しているが、いつもこれで良いのかな?と悩んでいる。これが正しい人間だっていうんでしょ?」と。
大人になって勉強を全くしなくなった人も多いのではないでしょうか?
学生時代、勉強でつまずき、自尊心を傷つけられながらもなんとか大人になれた。大人になって、今はなんとか飯を食えている。
なのになんで今更また勉強を、つまり進んで「自尊心の傷つく行為」をしなければならないのか?
学生時代の勉強とは、談志の言うところの「学校歴」を良くするためのものである。まぁ、義務教育の根幹はそこにないのだろうけれども、現代日本の教育の場は概ね、そういう意味で捉えてもいいように思える。
養老孟司は、学校というものに疑念を呈している。
「もともと遊ぶところも十分にあった子供たち。放っておくと、いつまでも遊んでいる。だからお前たち少しはじっとして、席に座って、頭も使えというのが健全な学びの場というものだ」と。しかし今の子供はどうだろう?
のびのびと遊ぶ場所はあるか?公園は近所の老人のゲートボール場になり、登下校中も騒げず、学校のグラウンドは夕方クラブ活動の場になり、それ以外の時間は防犯の観点から門が閉ざされる。子供はいつ、体を使い、世界と触れ合うのだ。活字ばかりから世の中や世界が学べるものか。と。
そんな教育の場で僕らは、幼少期から強制労働のように「勉強」をさせられてきた。そこで躓いたことがあるのなら、きっと疎外感を覚えているだろう。自分が無能だと言われた気になっただろう。だから、苦手意識があるのもわかる。
しかし僕は、義務教育を否定しない。
問題は、学舎の仕組みにあって勉学にはない。
義務教育は「学校歴」を良くするためのものだ。と言わせしめる仕組みに問題を感じる。義務教育とは、一般知識や教養、頭の柔軟性、つまり社会生活のためにあるべきである。
何れにせよである。あなたが勉強を拒む理由はいくらでもあるし、理解できる。
でも、お前、そのままだと負けっぱなしじゃね?
教育の場で勉強できるやつに勝てなかったからって、また同じ勉強で戦わなくてもいい。仕事がトラック運転手なのに、古文を勉強する必要はない。もちろん、してもいい。どんな勉強でも尊い。
けど、トラックの整備方法や地理を覚えるなどをした方が良いのではなかろうか。
福沢諭吉も「学問のすゝめ」でざっくり「まず身近なところから勉強し、一身独立しろ」と説いてらっしゃる。
逆にいうならば、「勉強しない奴は、独立すらできていない」と言っている。
それに、学生時代の勉強と異なることがある。
大人になってからの勉強は、試験、資格などを除いて基本的に
「誰の干渉も受けない」
「完全に自分のためだけのもので何をしてもいい」
ということだ。
言い換えれば、何をもって勉強としても良いのだ。
だけれども、学びの姿勢だけは崩してはならない。
これがズレてくると遊びの一環になってしまう。勉強は遊びではない。
勉強は「無理にでも努力するもの」だ。
遊びは「仕事や勉強の合間の息抜きで快楽」だ。
勉強は、問が解決するたびに新たな問が自分の中に芽生えてくる。そして、次なる問いのために勉強し、悩む。このサイクルが始まる。
このサイクルがすなわち談志のいう「正しい人間」たらしめる行為なのだ。
僕は、学ばないやつは嫌いだ。バカだからだ。バカは悪意のない悪を突きつけてくる。だから大嫌いだ。道理が通じない。つまり、正しくない人間だ。
では、僕は何を勉強しているのか。
どうすればモテるのか!!
この一言だ。まだやってます。
テストステロンあげよう運動。
つまりまだ「私は復讐」のままです。
ジムで汗を流し、体を鍛え
読書で教養や知識をつけ
仕事で自己肯定感をあげる
飲酒でアウトプット風に遊び
旅で自分を見つめ直す
これら全て、僕をさらなる高みへ。より磨きのかかった男へ作るものだと信じています。
未だ成果はない。
風俗に行きたい。
あ〜でも、やっぱキャバクラかな〜。