仕事とわたし。
涼しい。
わたしは秋が好きだ。
なんていうか長袖のカットソー1枚でちょうどいいか、ちょっと寒いかな?と言うぐらいが好き。
いい季節になってきたな。
時候の挨拶はこれぐらいにしておくか。
いや、これ時候の挨拶なのか?
今、人身事故による電車遅延に巻き込まれています。
会社に行かなきゃいけないんだけど、久々にぎゅうぎゅうの電車に乗ったよ。
コロナ禍以降、通勤しなくて良くなったわたしの会社。
ホントにありがたい。
もし毎日通勤してたら、わたしはこの働き方は出来なかったわー。
さて。
働き方ですよ。
若い頃に「働きマン」という漫画を愛読してましてね。
ネタバレになるかもだけど、出版社で働く主人公が同世代だったり、寝食忘れて仕事しまくったり…と勝手に共感してたのよね。
「男スイッチ入ります!」
みたいな宣言と共にバリバリバリバリ働く的な。
2024年にはあらゆる観点で全方向から叩かれそうなんだけど、そんな姿に憧れに近いものを持っていたわけですよ。
さすがにこんなご時世に男スイッチ入りますとは思わんけど、今だって、仕事として受けてるなら、多少無理してでもやるしかないだろーがよ。ぐらいは思う。
責任ってもんがあるだろーがよ。と。
思っちゃうの。
わたしという人は。
頑張らなくてもいいよ。とか、今だって十分よくやってるよ。とか、そういう考えもあるにはある。
分かる。
分かるよ、確かによくやってる。
家族もいるし、家のことも疎かながらやってるし、仕事も時短せずにフルタイム勤務だ。
よくやってるっちゃ、よくやってる。
頑張ってるとは思う。
しかしそれを前提にしても、例えば寝食を忘れるようにして働くことがある。
働かなければと思う時がある。
なぜなら人生には頑張らないとダメな時っていうのはあるから。
腹括って臨まないとダメな時っていうのがあるから。
と思っちゃうの。
わたしという人は。
いや、我ながらめんどくさい。
そして自分に厳しい。
年取ってきてカドが取れてきたので、多少他人には甘くなってきた。
甘くなってきたというか、どうでも良くなってきた。
老化による寛容さの取得。
あと、何がどうなっても会社に行かねば!とか思う心がなくなった。(そもそも在宅っていうのもあるけど)
若い頃はタクシー使ったり、あらゆる手段を駆使してなるべく早く着くには?とか考えてたけど「ま、いっか。」と思えるようになった。
わたしのせいじゃないし、しょうがないよなーみたいな。
年取るっていうのも悪くないもんだ。
幸い、わたしの友達は優しい人ばかり。
みんな、無理しなくていいんだよ。十分に頑張ってるよ。よくやってるよ。と言ってくれる。
ホントにあったかくてほんわりフワフワで受け止めてくれる人ばっかり。
ありがたいことだ。
しかし、わたしはそうやって甘やかしてくれる人ばかりが周りにいると、本当に何もしないような気がしている。
だから自分だけでもケツを叩いてないと(笑)
というか、いろいろな意見がある中で「頑張れよ!」という人がいてもいいのかなと思ったのよ。
さぁ、今日も明日も頑張ろうぜー。
ところで冒頭に紹介した働きマン。
15年ぶりぐらいに新刊が出ていた。
歓喜して買ったら、やっぱ面白かった。
時代錯誤かも知れないけど、こういうことあるよねぇ。と思いながら読んだよ。