笑い貶される事を越えて
700年前の『徒然草』を現代語訳したら…現代人にも突き刺さるいい話だった!
本当に自分を重ね合わせてしまうのです。
僕が20年前にアートをはじめて、
お前がアートとか笑わせるなよ、
と多くの人間に言われて笑われ貶された。
僕はひどく傷ついたのを今も鮮明に覚えている。
そんなアートを18歳から20年続けてきた、
その時笑っていたやつら、貶していたやつらは、
まだ僕を笑い貶すだろうか。
そして、
今僕が行っているアート活動を、
笑い貶している人は、
また今から20年経った頃に、
僕の事をまだ笑い貶しているだろうか。
そんな事はどうでもいい、
僕は笑い貶される方が、
強い生命の欲動が湧き上がって、
生きていると実感するのだから。
そして、
20年前に僕を笑い貶した人間、
そして、
今この日に僕を笑い貶している人間。
僕はそんな人間の遥か彼方の領域に、
到達する事ができる。
その唯一の道がこの道なんだと信じて。
美学者母