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デモデモ星人

デモデモ星人は、昔の私だ(笑)

デモデモ星人とは、「でも」が口グセの人。

現状の不満を言い、「でも」や「できない」を繰り返していた。

文句は止まらないし、発展しない。ネガティブのループ。

それが過去の私、デモデモ星人だ。


先日、仕事仲間が、新しいスタッフについて不満を言っていた。

ここに、デモデモ星人がいたのだ。

本人不在で、裏で文句の嵐。

内容を聞けば、その新人さんの態度が大きく、

最初から、全く学ぶ姿勢がないと。

さらに

●頼まれた仕事を忘れる

●一切メモを取らない

●頼んだ仕事は、2回以上言わないとやってくれない

●常に受け身、待ちの姿勢で、自主性がない

●わからないことがあっても、他の人に聞かない

●ミスは笑って誤魔化せると思っている

●仕事をナメている

●電話を取るのが遅すぎる

●すべてにおいて報告が一切ない


聞きながら、本人を知っているため、言いたいことは理解できた。

共感する部分もあったので。


ただし、一番の問題は、文句を言っている側。これがデモデモ星人だ、と気付いた。

あ、この人、文句言いたいだけじゃん…(笑)

デモデモ星人じゃん。と。

なぜなら、私が出した提案が、すべて「でも」で却下されたからだ。

提案「ここはメモとって、と声掛けしたら?」

デモデモ星人「えーでも、そんなことまで教えないといけないんですか」

提案「次からは〇〇と言ってみたら?」

デモデモ星人「えーでも、それは言えません」

提案「きつめに注意したら?」

デモデモ星人「でも、この件はすでに何度も言いましたけど」

誰よりも、私が過去に、同じようなデモデモ星人だったから、分かった。

ただ、文句を言いたいだけ。

アドラーでいうところの、目的論。

すでに、『あの人を嫌い(になる)』『陰で文句を言う』『問題を解決しない』と目的を決めている。

目的が決まっているから、変わるわけもない。

デモデモの本人は、問題解決しないと決めている、思いもよらないだろう。
私にはこんなに不満があるのだから。

そうじゃないんだ。

問題解決をしてしまうと、あの人の不満を言う機会を失ってしまう→困る、という流れで、無意識に選んでいると思われる。現状を変えない決意。

本当に問題解決したい場合は、解決策に焦点を当てる。

そうではないとわかったから、不毛な議論だった。

私は知っている。デモデモ星人は、本人が気付く以外、改善の道はない。

デモデモ星人のままでは、発展がないことを肝に銘じて。

そこを卒業した後の人生の方が、何十倍も楽しい。

そのことを教えたい。







私はかなりのアイデアを出し、改善策を提案した。

「あの件については〇〇すれば?」


「○○をお願いしてみたら?」

「メールで言ってみたら?」

その提案には全部「NO」と返された。

わかってます、でも…

やりました、でも

え?そんなことから教えなくちゃいけないのでさひょうか?





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まちの哲学者
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖