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バーチャルと依存
ものごとにハマることについて、友人と話していたら、気付いたことがあった。
好きなものにハマる。
心のより所となる。
心が頼る場所。
あれ、これって依存なのかも。と。
もちろん依存している意識はない。自立していると思うし、好きなものを中毒のように求めたりしないから。
でも、すでになければならない存在。心のより所。これは多かれ少なかれ、依存があるのかもしれない。
ものごとにハマらないという友人に伝えたら、なるほど、という答えだった。あまり人やモノに依存しない人だから、何かにハマらないのではないかと考えたのだ。
彼女は、自分のことをこう分析した。
「何かにハマるということは、バーチャルで、私はリアルしかないから何にもハマらないのかも」と言っていた。
何かにハマることは、バーチャルなんだろうか。
バーチャルな世界に飛んでいるつもりはまるでないし、自分はリアルを生きていると思っている。
生活自体リアルの塊で、全くバーチャル感はない。
ただ、好きなものにちょっとでも触れている時間というのは、とても至福の時で、それこそ心がどこかへトリップしているような感覚がある。
これがバーチャルなんだろうか。
好きな音楽を聴きながら料理を作る日常
好きなものを食べる(ハマって食べ続ける)日常
これらリアルの中に、バーチャルがあるのか。
そんな友人、ものごとにハマることがないと言っていた割には驚くようなエピソードを話してくれた。
気に入った曲を3日間聞き続けた、というのだ。
ものごとにハマりやすい私でも、残念ながらそのような強烈なエピソードがない(笑)
どんなに好きな曲もリピートは3回で満足(笑)。連続はきつい。3日間聞き続けることは、できない。
人によるハマり方の違いになるのだろうか。私はこれをハマった認定していいと思う。
その後飽きたら「あの頃、一瞬だけハマった」という表現でもいい。今も好きという感情がないと” ハマっている ”とは言いにくいし。
昨日も書いたが、何かにハマるのは、好きなことの連鎖だ。
じゃあ友人が言うように、好きなことにハマるって、それはバーチャルなのか。
私たちはバーチャルに依存しているのか。
ものごとにハマること、の質問を受けて得た、新たな疑問。
この答えはしばらく模索する予定だ。
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