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人は何のために働くのか

道ですれ違った出会った小学生が、大事そうに本を抱えていた。

なぜ人は働くのか」というタイトル。

目に入ってしまった。

‥‥そんなに幼いうちから、働くことについて考える時代なのね。

何だか考えさせられた。


なぜならば、働くって何だろう。大人になった今でも、よくわからないからだ。

なぜ人は働くのか?

「生活のため」

「お金を稼ぐため」

「社会に貢献するため」

「自分の才能を活かすため」

「自己実現のため」

これまでさんざん働いてきたのに、なぜ働くのか、本当に未だによくわからない。

「世の中そういうものだから」

「暇つぶしため」

そう言う友人もいる。

これが一般的な大人の見解、と言ったら、あの小学生はショックを受けるだろうか。

子供たちが疑問に思う、なぜ大人は働くのか。

それには、答えが多すぎる。

そしてまた逆に、働くことに答えはない。

そうとも思っている。

働くの概念は、人それぞれだ。


働くについて考えていたら、今日、私に新しい角度の考え方が降りてきた。

それは、労働がもつ「気が紛れる」という側面。

実は今朝、実家にいる家族が緊急で入院することになり、大きなショックを受けた。

こういう状況だから、もうずっと会っておらず、会いにも行けないし、何もできない。
そして、本人はさぞかし苦しいはず。

仕事中、そんなことを考え、何度もボーっとしてしまった。ミスもした。

それでも、仕事があるので、何度も思考が分断された。

そのおかげで、今はだいぶ落ち着いた。

日中ずっと働きながら、つくづく「気を紛らすという意味でも働くっていいな」と考えていた。

悲しいこと、ネガティブな考えが進まなくて済む。

そんな側面も、働くことには含まれていた。

なぜ働くのか=気を紛らわせるため。

そんなことは、あの本に書いていないだろう。

これは、悲しみを知る大人だけが知っていること。

子供たちが社会に出たときに、徐々に知っていくこと。

それでいい。





本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖