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好きな人に会えるということ、
好きな人に会えること、それはとても楽しみでありとても緊張すること。とても悩むこと。
私だけが張り切っているんじゃないかと思われないように服装を考えたり、どんな話をしようかと妄想でシュミレーションを繰り返したりと、その楽しみな日が訪れるまでの時間も楽しい。
好きな人とは言っても、向こうの気持ちはまだ分からない。それでも、会ってくれるなら最低でも嫌われてはいないんだ!よし!と自分で自分を何回も落ち着かせる。
1日目
大学にいたときはずっとマスクをしていたので気がついてもらえるかとても心配だった。向こうから来た時にマスクを外して私だよという合図を出すと気がついてくれたのでとても嬉しかった。
とにかく一緒にいて面白かった。楽しかった。最初に訪れたカフェでサンドウィッチを食べている時に、「食べてる間無言になるけど大丈夫?」と聞いてくれた。話頭が被ったら譲ってくれた。自分が話したいことを押し通すと言うよりは沈黙が続いて気まずくならないように話題を作ってくれていたんだなと感じた。先輩に好かれそうだよねと言ってくれた。
提出物など期限ギリギリになったり、期限を逃すことは多いので慎重派になりたいらしい。
手話も習っていたらしい。留学に行って片言でも日本語で話してくれる人のありがたさを知ったから、少しでも困っている人の力になりたいと思ったと笑顔で話してくれた。
オンラインで塾のバイトをしていたこと、養護施設でボランティアをしていたことを教えてくれた。養護施設では子どもたちに絵を描いてとかお話ししようとせがまれるらしい。
海が見える港町に着いて船を見ている時には上手く会話出来ずにずっと船見てる人みたいな時間があった。でも向こうが記念に写真撮ろうよと言ってくれたのはとても嬉しかった。
ジブリ店では自分があまりジブリを見ていなかったこともあって話を上手く広げられなかった。日記をつけていてToDoリストを作って日々のタスクを管理しているらしい。
夜何か食べたいものある?って聞かれた時にすぐ答えられなかったこともあって夕食を一緒に食べるチャンスを逃してしまった。
服屋の前で椅子に座ってる時も上手く話題を作れずに沈黙の時間が長かった。悔しい。
帰りの商店街通りで私が好きだと伝えていたヨルシカ聴いたよって話を振ってくれた時にも上手く反応できなくて、すぐに話が終わってしまったのが残念だった。
駅まで一緒にいていい?と言ってくれて駅までお見送りしてもらえた。
2日目
駅で集合して1dayパスを購入して景色が綺麗な山へと向かった。そこへ向かう途中のバスでボランティアをしている養護施設が近くにある場所を教えてくれた。
レールウェイで隣に座ったときは距離が近かったのでドキドキした。そこでも周りの景色に反応するくらいであんまり会話は出来なかった。頂上についてスタンプラリーがあるの知って、「すげー!」と喜んでる姿はとても子どものようで愛らしかった。
ロープウェイに乗る前にスタンプラリーに記念スタンプを押せたのでとても喜んでいた。ロープウェイでは興味津々で写真を撮ったり他の人がいるところでも見に行ったりしている姿も子どものようだった。
温泉街ではマップをちゃんと取って案内してくれた。鮭釜飯をとても食べたがっていた。おひつご飯が好きらしい。結局コロッケを食べてそのお店でサイダーを買って飲んでいた。
少し歩いてお寺の近くで腰を下ろした。泡が細かいサイダーが好きらしい。太陽の光に照らされたサイダーの泡の写真を撮っていた。縁側のようなところで人や車が通り過ぎるのをのんびり眺めている時に、老後はこんな生活をしたいと言っていた。
その後におみくじを引いて私は見事に大吉を引けた!とても驚かれた。その後にどこに行くかみたいな話をされた時にも上手く答えられず。
ジェラートを食べた。お店が混んでいたけどたまたま席が空いて座れたのでおみくじの件も含めて運いいよねって褒められた。そこで流れている曲がEd Sheeranの「Perfect」だということを教えてくれた。
その後に足湯に浸かった。効能がしっかりあって疲れた足には効いた気がした。その後に靴を褒めたらその靴の凄さを語ってくれたが何ひとつ覚えていない。
橋に着いた時にもここで写真撮ろうって言ってくれたのが嬉しかった。その後に橋の下の川辺で座ってのんびりした。
鮭釜飯を食べたくて訪れたが昼休憩で入れず。ロープウェイの時間もあったので断念。
山の頂上から見下ろした街並みを見ながら家や小中学校の場所を教えてもらった。
レストランの前で座ってる時もレストランでご飯を食べている時もなかなか会話が弾まずに気まずい感じはあった。たぶん向こうが疲れていたんだと思う。
でもその後にレストラン前のベンチで夜景を待っている時に話した時間はかなり盛り上がった。私が朝早く起きて朝食食べて散歩行く話したらめっちゃびっくりしていた。レアすぎると驚いていた。
それのおかげか最初は遅くても19時半には出ますかって話だったのに20時半までいることになった!バスの時間を見間違えているところも微笑ましかった。
小中はバスケをやっていて、高校は放送部を兼部していたらしい。自分達の代で廃部の危機になるものの無事に部員を集めて何とかなったらしい。
帰りのバスでは、コンタクト外すの忘れて二重でつけた話をしてくれた。
駅に着いた時に残り3分で電車が発車するという点も運が良いねと言われた。
3日目
駅で集合。少し早く着いたので自転車で来る姿を見ようと自転車の駐車場で待っているもそこではなかったらしくて迷子状態。無事に会えたのでよかった。
川沿いを歩きながらお金持ちが住んでいる家や成人式で集まるような場所を教えてもらった。
別の駅に着いてジュンク堂に行った。自分が好きな哲学書のコーナーに行ったり、向こうが読む小説を教えてもらった。繊細な人が書いてるんだなという感じがしていいと言っていた。あとは漫画とかよく読むらしい。興味のある本を紹介しながら本屋を回るのがとても楽しかった。
その後は文具店に行った。よく使っていたペンの話をした。日記は万年筆で書いているらしい。
その後にカフェに行った。店員さんにチェダーは何ですかと聞いていた。チェダーチーズのことですと言われていた。
ここでは結構話せた。私は才能があるけど謙虚にしているタイプだねと言われた。向こうは努力タイプらしい。10時間とかぶっ通しで机に座って勉強とかできるらしい。人が見ているような場所の方が逆に集中できるらしい。
話せば話すほど謎が深まる人だと言われた。
倹約家らしくて本一冊買うのにもかなり悩むらしい。クーラーも全然つけずにアイス枕と扇風機で我慢してるらしい。だから外に出てもあまり汗かかなくて済むらしい。ブランドにも無頓着で将来はお金持ちになりたいけど物をたくさん買いたいとかではなく、週に一回値段を気にせずにおひつご飯を食べれるようなそんな生活をしたいと言っていた。
タイムマシンがあっても自分の過去とかではなく平安時代とかに行きたいらしい。歌はあんまり上手くないらしい。夜はラジオ聴いているらしい。初対面では猫被っているらしい。弟にいたずらするのがめっちゃ好きらしい。驚かしたり、しょうもないことで笑い合ったり、弟が友達と電話しているところに写り込んだり、とても仲が良いのが伝わった。
最後に写真撮りたい!と言ってちゃんと撮れたのはよかった!
本当にこんな素敵で面白い人いるんだって思った。元々のイメージとはかなりかけ離れたけどそれでも好きだなと思えた。