「AIによる概要」は検索者ファーストな情報か?“読書感想文”で検証
Webライティング大学校さんの記事を拝見して、大変興味深かったので自分に関連するキーワードでもやってみたくなりました。
Googleでキーワード検索すると、生成AIが作成した概要がいちばん上に表示されるようになってる!というトピック。試験運転中とのことですが、この流れはそのまま定着するのでは……。
詳しくはWebライティング大学校さんの記事で☝
ニュースサイトでは4日前にリリース情報がアップされていました☝
押さえておきたいポイントはこの3つだと感じました。
人は何か知りたいことがあって検索するので、いくつもページを開いてチェックしなくても概要を把握できると助かりますよね。でもそこに書いてある内容が不完全な場合、情報を鵜呑みするのは危険だなと思います。
ふと思い出したのは「専門性」についての個人的なエピソード。
わたしがプライベートで持っているXのアカウントでの話です。一方的にフォローさせてもらっている方がいて、日々いろいろなトピックについてポストされる内容や言説に惹かれていたのですが。ある時「フリーライターの仕事」についてのポストを見て、ライターの実情や業界の現状とずれた認識を持たれているんだなと感じてしまったんですね。特段悪意があるポストってわけじゃないのですが。バズるとまではいかなくても、そこそこいいねやリポストなどの反応もあったりして。うーーーん、と腕組みしてしまったわたしです。これまでその人のポストに違和感を持ったことなかったけれど、それはわたしの専門じゃないとか一般的なことだから気にならなかっただけだったのかも、と。
わたしは思いました。専門的な目や当事者目線を持っていると、世の中でいわれていること・信じられていることが本当はそうじゃないってけっこうあったりするのが肌で分かります。自分が詳しくない分野の話だと、聞いていて「そうなんだ」と思ってしまうかもしれないし、特に発言が強めの人とかに引っ張られちゃう傾向はあるよなって。もしかしたら事実とは限らないなとか、この人はなんでこんなに言い切ってるんだろうとか、受け取る時に立ち止まることができるって大事なことかも。
人間だけじゃなく、WEBの世界も同じですね。
AIによる概要についても、自分のよく知る分野で一度検索して確かめてみるとその精度を肌で感じられると思います。
AIによる概要に対して、フィードバックも送れるみたいです。
とってもとっても共感です。
さっきは受け取る側でお話していたわたしですが、発信側として自分にできることは何だろう?とも考えてみました。
これは、「読書感想文とは」で検索して出てきたAI概要です。概要にある文章の横にあるリンクマークを押すと、右側に引用元が表示されます。
なんだって!!!!!(声でかっ)
「読書感想文とは」の場合、キーワード検索の上位5件の内容を元に作成されているようなのです。いや、+7ってあるから、この場合、上位10位を参考にしてるってこと? え。待って。ということは、最適なSEO対策を行って自分の記事を上位に表示させることができれば、AI概要の内容に影響を与えることができる……?
(Webライティング大学校さんが、記事内で「ちなみに私の記事は右側の概要に関係する記事にも表示されませんでした」とおっしゃっていたので、必ずしも上から順に取り入れられているわけではないようです)
一部のキーワードでしかAIでの概要は表示されないらしく、わたしが検索1位~5位を持ってるキーワードでは、概要は表示されませんでした。くやしいーーー自分自身で検証できないーーー。
でもおかげで今日、また1つ目標ができたもんね! 次の検索キーワードで上位に入るnote記事を書いて、概要欄をより良くするんだ!!! 作文の先生として提供できる情報をしっかり盛り込んで、必要としている人(検索者)に届けるんだ!!!!!
「読書感想文とは」
「読書感想文の書き方とは」
例えば、なんですけど。「読書感想文とは」で表示される概要って、読書感想文そのものの説明ですが、検索する人が子ども(書く人)なのか大人(教えたりサポートしたりする人)かで知りたい情報って違うと思うの。せっかくなら、最初に目にとまる”概要”としてそういう求められている目線での情報を提示できたりしないかしら。参照URLが変われば、そのあたりも変わる? あああ、試してみたいことはまだまだいっぱいある。
作文講師の繁忙期、夏休みが終われば読書感想文の記事はしばらくお休みかな、次はまた来年の夏かなって思っていたさっきまでの自分を殴りたい。がんばるぞー!
Google検索の新しい機能について調べていたとき、片桐さんのnote記事が分かりやすく、たいへん勉強になりました。AI Overview(AIによる概要生成)以外にも便利な機能がこんなにあるんだ……。もっといろいろ自分でも使ってみていきたいなと思います!
あとがき
「なんだって!!!!!」から一気に口調が崩れてすみません。情報記事でもあり書き流しエッセイのつもりでもあるので、あえて直さないことにしました♡
そうそう、今日あれこれ確かめていたとき、「作文教室」で検索してみたんですよ。そしたら、自分が1位に表示されてびっっっくりしました。作文教室のスタッフのLINEグループに共有して大騒ぎしちゃった。
だってだって、前にも言ったかもしれないですけど、わたし「作文」とか「作文教室」などの単体キーワードは狙ってなかったので……。なにこれなんのごほうび?
わたしのnote記事とか、作文教室のサイトとかではなく、カルチャーセンターさんのドメインが強いってことですねーーー! JEUGIAさんでは10年以上やってるからかな。いつもありがとうございます♡
ちなみにマイクロソフトアドインが入っているパソコンを使わせてもらって「作文教室_熊本」を検索してみたら……↓
ごめん、選択肢っていうか、ぜんぶわたし……。それにしてもきれいにまとめてくれて。作文教室スタッフのみんなとも「たしかにその通りだけどな!?」って爆笑しちゃったのでした。
ご紹介いただきました
この記事をWebライティング大学校さんにご紹介いただきました!ありがとうございます感激です♡ ライターさん、noteクリエイターさんにとって学びのある見解が示されています。ぜひご一読ください!