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うるさい脳


脳は思ったよりうるさい

今日驚いたことは、洗濯と食事をしている時、全く何も考えていないのに、嘘偽りなく1mmも動画を見たいと思わなかったということだ。

部屋にはエアコンの音と、遠くで車の音が聞こえていたような気がするが、別に特段そういった外の音を気にしていたわけではない。

ただ洗濯物を部屋干ししていたり、割り箸でチンした弁当を突いていたりした。
弁当は思ったより美味しかったから、美味しいなと思った。
もしおいしくなかったらどう思っていたかわからないが。

最近少しずつ、ご飯を食べる時に何も考えなくても大丈夫になってきた。
今日はまるっきり静寂で、部屋を見回したり、成分表示を読み込んだり、そわそわとすることすらなかった。
これは食べる瞑想ってやつなんじゃないかなと思った。

部屋干ししている時は、いつもはやっぱり音楽を聴いたりしている。
今回は最後の一つをほす段になって初めて、ぼーっとしていたことに気がついた。
昨日これが楽しかったな
駅の中は騒がしかったな
干す順番はこっちの方が乾きやすいかな
次バスタオル洗うときに重曹入れよう
そんなことを考えていたのだが、それにすら気づかないくらいぼーっとしていた。

僕らは、普段何もしていない時、脳は動いていないと思っているし、何も起きていないと思っている。
だから動画を流したり音楽を流したりラジオを聴きながら何かをするのだけど、確実に脳の中はもっと騒がしいのだと思う。
そして、今日の僕は、静かな脳のうるささによって退屈をしなかったのかなと思う。

何もしてない時でも活発な脳の動きがあるよという研究

脳には、何もしていないくてもデフォルトモードというのがあるみたいだ。それについて詳しく調べた研究みたいだ。
じゃあデフォルトモードってどんなことをしてるんだろう。

デフォルトモードネットワークは閉店後のレストラン?

茂木さんが何か言っている記事を載せておく。
デフォルトモードは、レストランの後のスタッフの雑談のようなもので、ここではマインドフルネスになっておくことが大事ですよと言っている。
レストラン閉店後のスタッフの雑談は楽しそうだ。
脳もそんな感じなら、デフォルトモードも悪くない。

脳を休ませるデフォルトモードネットワーク

このモードは記憶を整理したりアイデアを結びつけてくれるといった“脳内の編集作業”も行ってくれます。
寝る直前までまったくまとまらなかった考えが、朝起きたらすっきりと整理されていい考えやアイデアがひらめいたりするのは、寝ている間にデフォルトモードネットワークが働いてくれるおかげなのです。

デフォルトモードは創造性を高めるという話はここでも出てきた。
脳を休ませる機能としてこのモードが紹介されている。
基本的にずっと動いているようなものらしいが、特に何もしていない時に動くということみたいだ。

よく、疲れたらぼーっとしましょうというけど、個人的には、ボーっとするのは怖い。
極めて退屈だから。
僕たちはすぐに、スマホを触るし、スマホを触ろうとしただけでなんか気持ちスッキリした気分にもなる。
一方でボーっするのには結構訓練がいるし、そんな1分くらいで頭はリセットできない。
だからまたスマホを触りだす。

ボーっとして過ごしてみたけど、疲れがとれたのかは正直よくわからない。
ただうるさすぎる街にいるよりは気持ちが良かった。

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Macendesita
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