教科書に下線を引くべきか?
最近,卒研や課題でめっきり投稿が途絶えておりましたおさかなです!
ちなみに成人式に向けてダイエットもしてるので,
チーズケーキ図鑑も更新できでおらず悔しい限りです,,,
さて,今回は勉強法について話していこうと思います.
よく,youtubeなどで「この勉強法はするべきだ!」とか「この勉強はするな!」という情報が発信されていますが,東大編入に向けて色々勉強法を試してきたので,その経験からそういった情報に対して思ったことを書いていきます.
するべき?しないべき?
よく,やってはいけない勉強法とかで,
題名にあるように「下線を引くな」とか,「要約をするな」とかって言われてますよね.
一方,「この勉強法が最強だ!」とか,「○○もやっていた勉強法」と謳って拡散されているものもあります.
(見てくれる人に興味を持ってもらうためのタイトル付けだとは思いますが,,)
しかし,私が思うのは「それが良いか悪いかは人によるんじゃない?」ということです.
これは実際,私が受験勉強中に何度も思いました.
私は,下線引いたり,印付けた方が見やすかったし、
手を動かすので眠らずに済みました.
「すぐ答えを見るな!」とかも言われてたりしますが,全く分からないのに答えの閃きを待つ時間って無駄だと思うんです.
飽きて眠くなっちゃうし.
じゃあどうすればいいのか
じゃあ何を信じて勉強すればいいのか?という話になりますが,まず参考にして欲しいのは脳科学に基づいた勉強法です.
脳は皆,共通して付いていますし,脳の機能にあらがうことは難しいですよね.
なので,脳の働きを理解して,自分を管理してあげる気持ちで勉強するのがおすすめです.
例えば,有名なのがエビングハウスの忘却曲線ですね.
この図が示しているのは,「あるものを覚えた時間に対して,それを完全に思い出すとき,思い出すのにかかる時間をどれくらい節約できたか」です.
例えば,10分で覚えられた単語を20分後には4分で覚え直すことができたと仮定します。この場合6分節約できたことになるため、節約率は60%です。
図より,時間経過と節約率の関係は以下のようになりました.
20分後には、節約率が58%であった。
1時間後には、節約率が44%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。
つまり,節約率(覚えた時間に対する、思い出すのにかかる時間の短さ)はどんどん下がっていくということです.
ちなみに,私は、数学で全然分からなかった問題は,
理解してから,一日後に再度解いて,できたら1週間後に解くようにして覚えていました.
(できなかったら次の日)
あとは,ラーニングピラミッドが有名ですよね.
このピラミッドは
・人の記憶には段階があること
・記憶の段階により定着率が異なること
を示しています.
「他の人に教える」くらいになれば90%は記憶してるよね,ということです.
他には「認知特性」というものがあります.
認知特性は「見る」「聞く」「書く」などどれが自分に合っているか,ということです.
もちろん,人によって違います.
気になった方はこちらの記事が参考になると思います!↓
(宣伝とかではないです)
他には,私が「東大編入体験記①お急ぎの方へ」でご紹介した「神・時間術」という本で見たのですが,「人の脳に栄養分があって,負荷のかかるタスクをこなしやすいのは朝」だそうです.
なので,たぶん「朝に数学とか暗記じゃないやつをやるのがおすすめ」ということになりそうですが,それは人によりそうです.
私は、数学は昼前か夕方にやるのが集中できました.
神・時間術は精神科医の先生の書かれた本で「脳のパフォーマンスを最高に引き出す生活・習慣」がテーマになっているので,受験生やサラリーマンの方など頑張る方にとてもおすすめです!
気になった勉強法があったら
まあ,そうは言っても,「これはするべきだ!」とか「東大生の勉強法」とか言われたら気になりますよね笑
気になってみたら実験のつもりでやってみましょう.
もしかしたら自分によく合った勉強法だったということもありえますしね.