生活だけじゃない。大切にされてきた“木”の話
こんにちは。macasellです。
年が明けて初詣に行く方も多いのではないでしょうか。macasellは毎年、初詣ムードが落ち着いた頃に参拝しています。
その際、都心でも神社には木や自然が多いなと改めて思い、神社にまつわる木について調べてみました。
神社に自然が多い理由
神社にはそれぞれ御祭神という祀っている神様が存在しています。
先日、初詣に行った東京大神宮は伊勢なので天照大神が祀られています。天照大神は太陽神・豊穣の神として知られていますが、天神には菅原道真が祀られており、勉学・学問の神様として有名です。このように祀る神様によって御神徳が違うものの、ほとんどの神社には自然があります。
それは日本では昔から山や川・水・火・樹木といった自然のものに人間には無い力が宿っていると、考えられてきたからだと言われています。
特に神社の木は大切にされ、むやみに伐採されることも無かったのでほとんどの神社にはたくさんの木が茂り、森のようになっていたり巨木が多いとされています。
神社の参道には、立派な御神木があるところが多いのですが、神様が地上へ舞い降りる際に真っ直ぐに伸びた木を使ってやってくると考えられていたり、神の表徴、神霊が宿るなどと考えられ、現在も大切に保護され残っているのだとか。
大切に保護されている御神木のお話
御神木になる木はいくつか種類があり、全国的に最も多いと言われているのは杉の木なんだとか。
その他にも
楠(クスノキ)
銀杏(イチョウ)
欅(ケヤキ)
黐の木(モチノキ)
松(マツ)
榊(サカキ)
柏槙(ビャクシン)
槙(マキ)
招霊(オガタマノキ)
椎(シイ)
梛木(ナギ)
桂(カツラ)
桜(サクラ)
榧(カヤ)
金木犀(キンモクセイ)
柏(カシワ)
榎(エノキ)
椋木(ムクノキ)
楢(ナラ)
といった木が御神木として全国各地の神社で祀られているそうです。
一部の木は、その特徴をご紹介しています。
欅(ケヤキ)|日本の木の代表格
楠(クスノキ)|「防虫」といえばこの樹!
木材を使用した実績
今回ご紹介したように、樹木は古くから住居や家具といった生活だけでなく様々な面で大切にされてきました。今後も様々な木についてお話しさせていただく予定ですので、ぜひご覧ください。
また木を使った家具や什器などについても、macasell にお気軽にご相談ください。