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【読書記録】「レバレッジ時間術」を読んで
みなさま
おはこんばんちわ!
macaroniです!
今週の読書記録は…
「レバレッジ時間術」
(本田直之 著)
まず、どんな人に向いてる時間術なのか。
この本の冒頭で、
・いつも「忙しい忙しい」と言っている人
・いつも「いっぱいいっぱい」の人
・一生懸命やっているのに成果が出ない人
・コツコツやることができない人
・面倒くさがり屋の人
・怠けぐせのある人
・物事が続かない人
このような人に、この本を読んで欲しいと書いてあります。
ほぼ私に当てはまるのですが…(笑)
そんな人の、
「時間に対する考え方」を変え、
自由に時間を使いこなせるようになっていくのが「レバレッジ時間術」のねらいです。
では、レバレッジ時間術では何をするのか?
一言で言うと
「時間投資」
例えば、仕事で…
週5時間かかっていたルーチンワークを、
週1時間でできるようになるために
時間をかけること。
そして、週1時間でできるようになれば、
他のことをする時間が増えます。
つまり、
時間を使って時間を増やすこと。
これが、時間投資です。
では、時間投資はどのようにするのか?
株式投資と同じで、
事前リサーチ→スクリーニング→利益確定
という手順でやっていきます。
この株式投資のやり方を時間投資に置き換えると、
・事前リサーチ
自分の仕事全体を見渡して、
「何が面倒なのか」
「何に時間がかかっているか」
この2つを、自分で把握します。
・スクリーニング
事前リサーチした部分で、
その中のどれについて効率化を図るか検討します。
成果に繋がること、
成果に繋がらなくても、どうしてもやらなければいけないこと、
人に頼めないことなど、
ウエイトの大きいものから順位付けしていきます。
その上で、仕組みづくりのために
実際に時間を投資して、効率化を図っていきます。
そして、効率化ができたら、
利益確定、というようになります。
そして、
時間投資の考え方に基づいた時間の使い方
「レバレッジ・スケジューリング」
についても、述べられています。
この「レバレッジ・スケジューリング」、
3つの柱になることがあります。
・「俯瞰逆算スケジュール」
・「時間割」
・「タスクリスト」
上記の3つです。
・「俯瞰逆算スケジュール」
普通、スケジュールと言うと、
予定が生じたらスケジュールに書く。
空いた時間で本読んだりとかしよう。
そういう考え方をすると思います。
ですが、
俯瞰逆算スケジュールは違います。
明確なゴールを決めて、
そこから逆算していくのが、
この「俯瞰逆算スケジュール」。
具体的にどうやるのかと言うと、
成果に繋がる重要な課題を大体3ヶ月先まで見通して、
それをカレンダーに書き込みます。
その上で、
目標達成のためにやらなければいけないことを、
何段階かのステップに割り振り、
他の予定とのバランスを取りながらスケジュールに落とし込んでいきます。
そして、これを管理するのには、
カレンダーがいいそうです。
卓上カレンダーとか、
そういうカレンダーなら何ヶ月か先でも見やすいですよね。
・「時間割」
学生の頃の授業の時間割のように、
1日の時間割を作り、
生活をパターン化します。
この時間割を作る前に必要なことは
自分の時間分析。
家計簿をつけるように、
自分がどういうことにどれだけの時間を使っているのかを、
時間家計簿をつけてチェックしてみます。
さて、この時間家計簿はどうやってつけるのか?
手順を説明していきます。
まず、時間の使い方を4つのカテゴリーに分けます。
・自己投資である「インプット」の時間
(人に会う、読書する等)
・「アウトプット」の時間
(社会人であれば仕事の時間)
・食事、風呂、睡眠等の「生活」の時間
・自由に使う「プライベート」の時間
1日24時間を、
30分〜1時間単位くらいで、
この4つのカテゴリーに分けて記録していきます。
これを1ヶ月くらい続けていくと、
自分の生活と仕事のパターンの大枠が見えてきます。
そして、1ヶ月分の時間家計簿ができたら、
これを「成果」の観点から評価します。
評価の対象となるのは、
先程の4つのカテゴリーのうち2つ。
「インプット」と「アウトプット」の時間です。
・「成果に繋がっている」
・「成果に繋がるはずなのに、それだけの成果が上がっていない」
・「そもそもやる必要のないムダなこと」
このどれにあたるかを評価していきます。
この時、1ヶ月に読んだ本の数、
新しく会った人の人数、
一つ一つの仕事にかかった時間などを数値化してみると役に立ちます。
これをすることで、
自分の時間の使い方の問題がクリアになります。
そして、一度自分の時間を分析しておけば、
ムダなことをやらなくて済むようになり、
もっと面倒くさいことから解放されます。
そして、自分だけの「時間割」を作ります。
先述した4つのカテゴリーに基づいて、
「毎日○時から○時までは○○の時間」
と、自分の生活をパターン化していきます。
この時間割を作る時は…
まず、「インプット」の時間を天引きします。
「インプット」の時間は、時間投資の元手として最も重要であるにも関わらず、
意識していないと、すぐほかの時間に侵食されてしまうから、あらかじめ天引きします。
このように、
「インプット」の時間を最優先で決めて、
次に「アウトプット」「生活」、
最後に「プライベート」の順に割り当てていく。
ここでもう1つのポイント。
順番が最後だからといって、
「プライベート」の時間を無理に削る必要はありません。
しかし、「プライベート」の時間も、
やることを決めておくことが重要です。
そうしないとダラダラ過ごしてしまうからです。
そしてこの時間割づくりは、
1年に1度くらいやってみるといいそうです。
仕事としてやるべきことが変わってきたり、
プライベートでやってみたいことが変わってきたりするためです。
・「タスクリスト」
先述の「時間割」は、いわば時間の予算組み。
それぞれの予算枠の中で
具体的にどう時間を使うか考えるのが
「タスクリスト」。
俯瞰逆算でカレンダーを見ながら、
そこで設定したゴールをクリアするために、
いつの時点で何をしなければならないか、
そのためには今日、具体的に何をすべきかと言うところまで落とし込みます。
この「タスクリスト」は、
「成果を上げるために、今、必要な仕事」のリストであり、
限られた時間の中で成果を上げるように取捨選択されたリスト。
目先の仕事をこなすことに主眼を置いた
「TODOリスト」とは違います。
しかし、「タスク」ではないけど重要なこともあるので、
些細でも忘れてはいけないことを書いたリスト(備忘リスト)も作ります。
長くなってしまいましたが、
これが、「レバレッジ・スケジューリング」の3つの柱です。
また、タスクリストの話に加えて、
「チェックリスト」についてもお話されています。
「チェックリスト」は、
ルーチンワークの「仕組み化」に最適。
毎回同じ仕事をするのに、
「あれをやって、これをやって」と考えながら進めると、抜ける可能性が高くなります。
同じことをやっているのに、
いちいち考えるのは時間の無駄。
事前に何をやるべきか「チェックリスト」を作って、
そのチェックリストに従って仕事を進めると、
抜けがなくなります。
そして、チェックリストさえあれば、
担当者が変わった場合の引き継ぎも簡単です。
また、このチェックリストは、
仕事だけではなく、日常生活にも応用できます。
日常生活で習慣化したいことは、
どんな事でもチェックリストにすると、
「やろうと思っていたけど忘れてしまった」ということを防げます。
また、この時間術を使うことによって
どんな効果があるのか?ということや、
この時間術を使って
より時間を自由に使えるようになるポイントが本の後半でたくさん書かれていますが、
今回はどんな時間術か、
という視点で読書記録を書いているので、
ここでは割愛させて頂きます。
ですが、
私的にこれは!と思ったものを1つ。
面倒なこと、苦手なことこそ「パターン化」
部屋の片付けとか、
日常で面倒だと感じること、苦手なことこそ、
スケジュールに組み込んでパターン化してしまえば、
ストレスをためずに処理できるそう。
これはおおっ、と思いました。
部屋の片付けは大の苦手なので、
やることをチェックリストにしてスケジュールに組み込めばいいんだな、と思いました!
年末も近づいていることですし、
大掃除でやることもリスト化すれば、
毎回何やるんだっけ!とならずに済むなぁとか、
想像が膨らみます(笑)
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というわけで、
今回の読書記録はここまでです!
長くなってしまいましたが、
お付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
次回もお楽しみに!