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免許更新風景 マカピーの日々 #1066
マカピーです。
マカピーの住む町で運転免許証更新しました!
といってもマカピーの誕生月は7月ですから、免許更新時期ではありません。
でももしも来月の5月にマレーシアに戻るのだったら、更新手続きが間に合わない場合もあるので「早期更新手続き」をしたんです。
この場合、5年の有効期限が4年になってしまうのですが今後の予定が分からないので、早速準備する事にしました。
更新手数料3,300円なり
実は早期更新できるという情報は、元警官経験をもつ幼馴染のシゲちゃんがコタキナバルに遊びに来た際に聞いたのです。
マカピーの住む市の警察署で手続きができるのは、一回の交通違反までだそうです。
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昨年「一時停止無視」切符を切られたマカピーの場合は免許証とパスポートをもって警察署に行き点数の確認をしてOKとなったのでした。
そうでないと埼玉県の場合は「鴻巣の免許センター」で更新手続きに一日を費やすことになります。
で、ついでに電話口で聞いたのですが昨年作成した国際運転免許証も警察署で申請すれば2週間出来るというのです!
そうか、大宮まで行く必要が無いとは、マカピーうれしい!
え、ちょっと待てよ、9月有効の今持っている国際運転免許証は新しい免許証が発給されると無効になっちゃうの?!
という事で、警察署に連絡してみたらいろいろ新しい事が分かったのです。
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で、早速午後の講習会が始まる午後1時に警察署に行くと、5人ほどの人が更新手続き申請に来ていました。
そこで免許更新にきた方のドラマを見ながらマカピーはいろいろ考えたのでした。
警察署員:「あの、並木(仮名)さん。ちょっと聞いてもいいかな?」
並木バアチャン:「うん」
警察署員:「さっき申請書と一緒に提出してもらった免許証は調べたら失効しているんだよ。並木さんは以前に紛失届をして新しい免許証を持ってるはずなんだ。そっちを持ってきてもらえないと更新できないの。分かる?」
並木バアチャン:「さあ、どうかな?・・・じゃあ戻って探してくるね。やれ、どっこらしょっと」
老女は警察署から自宅に戻ろうとすると、先ほどの警官が追いかけてそれを止めました。
警察署員:「あ、並木さん、自分で車を運転してきたの?今まで知らなくて乗ってたのは仕方ないけど、これから有効でない免許証で並木さんが運転して帰宅する事をこちらとしては認めるわけに行かないんだよ。ごめんなさいね、電話して家の人に新しい免許証を持ってきてもらえる?」
並木バアチャン:「ワタシ『一人暮らし』で家族はいないんだよ!」
警察署員:「うーん、そうか。そんじゃ、歩いて帰ってもらえる?」
並木バアチャン:「そんなこと言ったって、家はずいぶん遠いから歩けないよ」
警察署員:「じゃあ、タクシーを呼んだらそれで帰ってこれるよね」
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並木さんは見たところ90歳手前の年齢です。
警察署員との会話もそうでしたが、かなり反応が鈍くなっていてマカピーでも彼女の認知機能低下を疑うほどでした。
やがて「車が来た」と並木さんを送り出す先には別の警官が待っていて、どうやら警察署の「パトカー」で送って行ったようです。
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実は突然ながらマカピーは「後期高齢者の運転免許返上」に反対しているんです。
それは健常者であればいつまでも運転していていいと思うからです。
それに誰が言ったのか交通事故のほとんどは年寄りが運転して起こすようなイメージがあるのは、マスコミもこの話題をしつこく取り上げて国民のコンセンサスを取りやすくしているように思えたかからです。
今回マカピーは免許更新で違反があったのでゴールド資格が無くなり講習を受講したのですが、その講義に使われている交通事故統計では後期高齢者による事故死が多いのです。
ちょっと極端なので手をあげて講師に質問しました。
マカピー:「この数字ってお年寄りが歩行者で被害にあったような場合もこの数に加わるのですか?」
講師:「はい、そうです。被害者であっても加害者であっても事故死亡数になります。実態はほぼ被害者の場合ですけどね」
こんなところにも意図的に排除する気配を感じるのはマカピーだけでしょうか?
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高齢者への「運転免許証返上」の社会的圧力はまるでCOVID-19でのものとよく似ていると感じます。
WHOでさえ多数回のCOVID-19ワクチン接種を控えるように言い始めているのに、日本ではそのワクチン製造会社が大々的に「接種を考えてみませんか」なんて堂々と宣伝していますよね。
まるで生産した売れ残りを日本で消費したがっているようにも思えますが・・・おっとそちらに話題がうつってしまったので軌道修正!
マカピーも元気な後期高齢者でも一律「返上ムード」は人権侵害にも等しいと考えるのです。
ただこの免許更新の警察署内で繰り広げられた、並木バアチャンの反応を見るとちょっとヤバそうな感じがするのも確かです。
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ただし認知機能が低下する理由に『薬害』があると思うんです。
マカピーは服薬していませんが、降圧剤服用をした経験から「ボーっとしたり」「生きたくなくなるような倦怠感」がある事を知っています。
「マカピーさん、年を取ったら自然に高血圧になるものです」
「特別な病気がないのに、それを降圧剤で抑さえる意味はないとおもう」
「130を越えたら一律に国民を『高血圧症』に仕立て上げて薬漬けにしていると思いませんか」
「後期高齢者の交通事故でアクセルとブレーキの踏み間違えや逆走の理由に薬の副作用も考えられるんだけどさ」
マカピーは親しい「常識ある」お医者さんからその話を聞いて降圧剤服用をピタリと止めちゃいました。(あくまでもマカピーの個人的な見解ですよ)
でも、いまのところなんも問題ないんです。
マカピーは降圧剤服用だけでなく、毎朝夕の血圧測定やグラフつくりを何年もやって医師に提出していたのは一体何の意味があったのかしら?
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で、次に杖をついたおそらく70歳超の女性にも先ほどの警察署員が尋ねたのです。
警察署員:「えーと森田(仮名)さん。その杖を使い始めたのは何時から?」
森田:「3年ほど前からかしら」
警察署員:「杖がないと歩けないかな?」
森田:「なくても、歩くには歩けます」
警察署員:「じゃあちょっと見せてもらえます?はい、OKです。次に屈伸運動ってできます?そこで机の端を持ったままでいいですからやってもらえますか?」
どうやら署員は車のブレーキとアクセルをうまく踏み分けられるかどうか確認していたようです。
ナルホド、こうして警察署では自動的に申請者に対して免許証更新しているわけでは無かったわけです。
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警察署では今日もきっとドラマが繰り広げられているのでした!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。これが日本で生きるってことか!
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