嘆いていても始まらない! マカピーの日々 #1421
マカピーです。
またもやスタッフがいなくなってしまったんです!
高校新卒二人組のシャフィカがラマダーン(ムスリムの断食月でマレー語ではプアサ)初期に辞め、皿洗い係のベラは給与の前借りを渡すと消えしまいました。
まあここまでは予想の範囲内でした。
でも一昨日になると飲み物係候補だった18歳で少女みたいなハフィクが辞めると、翌日にはシャフィカの友達だったサリナも今日辞めると伝えてきました。
え、それって困るんでけど!
ところがそれだけではありませんでした。
驚いたのは金曜日の朝に厨房シスタントのジュマルも遠くの街に行くと電話してきたのでした。
とうとうスタッフはシェフのラン1人になっちゃったよ!
さて、どうする?
もちろんアジズもハナさんもいますしマカピー自身も皿洗いくらいは出来ますが、絶対的な人手不足は変わりありません。
ラマダーンは空腹や困難に耐える事で人生を見直す機会を与えてくれるのだと聞いた事があります。
まさしくその時なのかな?
後一週間足らずでラマダーンが明けると言うのにこの事態とは!なんて言ってみたところで、何の解決になりません。
つい先日やっとGrabという日本のウーバーイーツの様なフードデリバリーのシステムと繋がり、注文が来るようになった矢先でした。
かきいれ時の金曜日だったのですが、仕方なく1日閉店としました。
昨晩からお客さんが戻りつつある実感が感じられたのに残念だったよ!
さすがにハナさんも「頭が痛い」と自室のベッドでしばらく休んでいました。
打てる手段を繰り出そう!
午後になると復活したハナさんはスマホを使って求人広告を出します。
すると、直ぐにに幾人もの応募があったんです。
これまでは店舗の外に貼り紙して募集をかけていたんです。
さっそく明朝に面接となり何とか営業を続けられそうな状況にまで改善出来ました。
そう、諦めたら終わりなんです。
今朝は気分を一新して早朝4時半頃朝市に出かけました。
そこは長距離バスの離発着ターミナルだったところで新ターミナルが出来てミニバスが出入りしています。
そこが朝だけ卸業者や生産者の持ち込む生鮮野菜の市場となるのでした。
すぐ近くにいつも利用する野菜市場の店もこの朝市から仕入れをしていました。
マカピー達も野菜を仕入れましたが、安くて新鮮でした。
夜明け前で暗がりですが涼しいし、交通渋滞もなく移動もラクラクなんです。
ハナさんと早起きはいっぱい良い事があるから、今後はこれでゆこう! と決めたのでした。
開店準備をしているマカピーの前に厨房アシスタント候補が来て早速面接、採用して様子を見ることにしました。
フー、何とか間に合ったよ!
マカピーでした。
最後までお読み頂きありがとうございます✨ ビジネスも人生も分からないものですね(笑)
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