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存在感を失わない店 マカピーの日々 ♯1472

マカピーです。
地域に欠かせないハマナスレストランを目指します!

結局、洗い物係のバシットは休みを取りたいと言った後ハナさんと話して辞めてしまいました。

おかげでアジズがそこに入ったので、飲み物係はハナさん専門になってしまいました。

当然ながらマカピーと買出しに行きレストラン全体のマネジメントもやるのでけっこうな仕事量です。

「去る者は追わず」の方針ですが、辞めた幾人かは戻って来たいと連絡してくるのですが、それが実現したのはサリナだけです。

同時採用したシャフィカもサリナの復帰を聞いて戻って来たいと連絡がありましたが接客は注文取りと配膳なのですがサリナにばかりやらせるのでした。

真面目に出来ない人は一緒に活動出来ませんからお断りするしかありません!

それでも早急に欠員の飲み物と洗い物係の補充を図る必要があります。


コタキナバル市庁舎前

もちろん誰でもいいわけではないですから、人物を見極めないといけません。

マカピーも沢山採用の面接して思うのですが、やっぱり素直な性格の人が長く一緒に仕事が出来るように感じます。

それにしてもお客さんに幾度も足を運んで貰えるレストランになるには時間がかかりますね。

こちらの都合で休店を繰り返すようなレストランにはお客さんは来ません。

そのレストランへ行ったら変わらない美味しい料理を食べられる安心感を提供するには毎日店を開ける事だと思います。

それは、野球の選手が記録を出すにはバッターボックスに立ち続けなければならないのと同じかと思います。

時にはスランプもあるかも知れませんが、次こそヒットを打ってやる気概を忘れないで打席に立つことです。

マカピーもレストランの伸びない売り上げに「やめたい!」って思った事が幾度もあります。

じゃあ他の事業ができるのかと言えば国際価格が低迷して栽培が止まっている海藻事業では、以前と同じ業態で再開することは出来ません。

別の形での事業再開を期して準備をしていますけど。


面白いロゴのお店ですね

だからマカピーの場合は、現在関わっているこのレストラン事業を成功させるべく集中すべきなんです!

コタキナバルで再会したヒラチンやカズエさんもいろいろアドバイスしてくれました。

でも彼らはレストランをやったことはありません。

それでも、鋭い指摘をしたのはやはりそれぞれが自営業をしていたからの支店からでした。

「マカピーの話を聞いていると、儲ける事より自己満足でやっているね」

「忙しくしているのは自分がそうしたいからで、利益に繋がらなくてもいいからここに来て苦労したいっていう欲求からやっているように見受けられるよ」

それを聞いてマカピーはおそらく痛いところを突かれ、しばらく呆然としてしまったのでしょう。二人からフォローがありました。

「あ、ゴメン。不快な気分になったかもしれないわね」

「もちろんマカピーのビジネスを否定するわけじゃないけど、友達としての意見だよ」

今でも二人の言葉が心に響いています。

ありがとう、ヒラチンとカズエさん。

コタキナバルから戻って来て、ハマナスレストランの挑戦は続くのでした。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。軸足を外さない事







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