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「僕は何度挫折したとしても立ち直る」GRIT(粘り強さ)の力
GRIT(粘り強さ)とは
GRIT(粘り強さ)という本を今読んでいます。
この本は気付かされること「ハッ」とさせることがたくさんで、読んでいてとてもエキサイティングです。
AmazonのKindleのフォーマット(形式)で手に入れてiPadで読んでいます。
実は、この本はまだ60%ほど読んだだけなのですが、記事を書けるほど学ぶことがたくさんでした。
では、本題のGRIT(粘り強さ)とはなんでしょうか?
それは、「最後までやり遂げる力」です。
自分の究極の目標を決めて、それに向かって中間目標を決めて、さらにそれを実現するためのタスクに落とし込んでいく。
その「自分の究極の目標」から逃げ出すことになく、タスクを粘り強さと情熱と限界的練習をもってこなしていく。
この力をGRIT(粘り強さ)といいます。
いくら才能があろうとも、努力をしなければ何も達成できません。
逆にGRITの著者はこういいます。
「努力をすれば、努力しない天才を超えられる」と。
才能は努力に対する成長のスピードのことであって、何かを成し遂げられる絶対的条件ではないのです。
それでは、次の項目からあなたをGRITの世界にいざないます。
楽しみにしていてください。
では、行ってみましょう。
僕は挫折したとしても立ち直る
「僕は挫折したとしても立ち直る」。
これがGRITを学んでいて僕が決めた言葉です。
挫折したとしても、何度でも立ち直り、粘り強く取り組む。
挫折しないのがいいと思うかもしれませんが、人は何かに挫折することは必ずあります。
それは自分の権限外(自分のコントロールの及ばない領域)が原因の場合です。
例えば資格試験があります。
資格試験への勉強は自分の権限内(自分のコントロールできる範囲)だとしても、合否を決めるのは自分の権限外(自分のコントロールできない範囲)だからです。
それはどういうことか。
資格試験の合否を決めるのは、権限外(自分のコントロールできない範囲)の条件がたくさんあります、同じ資格試験を受ける人たちの努力の量、資格試験の主題される問題が自分が解ける範囲か、試験当日、自分の体調がすぐれているか。
いくらでも権限外の条件があります。
つまり、勉強するという努力は自分の権限内であったとしても、合格するかどうかは自分の権限外なのです。
だから、資格試験に運悪く不合格になったとしても、それはあなたの責任ではありません。
ただ、そのことに気づくまでにあなたは不合格になったことのショックで挫折感をおぼえるでしょう。
その挫折感で資格試験を諦める人もいるかもしれません。
でも、GRITのある人は違います。
挫折感が過ぎ去ったら立ち直って、すぐに次の試験日に向けて猛勉強を始めます。
そう、GRITのある人は諦めないのです。
何度でも、何度でも、立ち向かうのです。
「諦める」という選択肢はGRITのある人にはありません。
それが「僕は挫折したとしても立ち直る」という真の意味です。
たまには根性も必要
GRITという単語を英和辞書で引くと「根性」という言葉が出てきます。
そう、GRITには「根性」という意味もあるのです。
その根性の有無がGRITがあるかないかを決めます。
僕は「根性否定論者」でしたがGRITを学んで変わりました。
「時には「根性」も必要」だと。
それでは「根性」とはどういう意味でしょうか?
それはGRITつまり「粘り強さ」です。
「諦めない心」と言っていいでしょうか。
一流のスポーツ選手、クリエイターの練習(努力)の量を研究したデータがあります。
それは「一万時間の法則」と呼ばれ、何かを世界トップレベルにするには一万時間の練習が必要だと。
そしてGRITという本は指摘します。
その「一万時間の練習」は、「漫然と一万時間練習すればいいわけではない、限界的練習を一万時間続けて意味があるのだ」と。
では、限界的練習とは何を意味するのか?
それは自分の現在の能力を超える達成するのに困難を伴う練習です。
だから、一流の成果を出している人は、練習後、口々に言います「練習は大変だ」と。
しかし、こう続けます「でも、楽しかった」と。
そう、大変だと思う練習で苦しい思いをしても、達成後は「楽しかった」ということに気づくのです。
これでお分かりでしょうか。
練習を続けることには「根性」も必要なのです。
GRIT(粘り強さ)にはポジティビティ(楽観性)も必要
この項では、GRIT(粘り強さ)にはポジティビティ(楽観性)も必要という話をします。
GRIT(粘り強さ)には、精神的強靭さが必要と考える方も多いと思います。
しかし、GRITには「楽観性」、つまり「自分ならやれる」「なんとかなる」というマインドセット(心構え)が必要なんです。
「自分ならやれる」と思えば、辛い練習、辛いタスクも情熱を持ってこなせますし、「なんとかなる」と、いい意味で開き直ることができれば、前向きに辛い練習や辛いタスクもこなすことができます。
この「楽観性」というのがGRITには大事で、ポジティブ心理学とGRITはセットとして考えてもいいでしょう。
自分の究極的目標の達成を楽観的に考え、練習・タスクは手を抜かない。
その積み上げが、自分の究極的目標の達成を実現します。
そして、この記事の最後に言いたいことがあります。
それは、その練習・タスクをこなすことで得られる自分の究極的目標の達成が「社会貢献」になっていないといけない、ということです。
利己的な目標は、結局自分のためだけなのでいつ諦めてもいいことになってしまいます。
しかし「社会貢献」のような「利他的」な目標は、それで救われる人たちがいるので簡単に諦めることができません。
なぜなら、あなたの救いを待っている人たちがいるのだから。
以上、GRITについてでした。
あなたもまずは、何があっても成し遂げたい「利他的な自分の究極的目標」を見つけてください。