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肝心なことに触れない政治家 "He is Beating around the Bush"

政治家の記者会見、新しい情報が何もなくて時間の無駄だと思いません?

原稿を下向いて棒読み、質問にちゃんと答えない、大事な情報が全くと言っていいほど無い。この様に大事なことに触れない、触れさせない行動を英語で ”Beat around the Bush” と言うんだ。

欧米で最も嫌がられる仕草の一つなので気を付けよう。

始まりは狩りをしていてイノシシが草むら(Bush)に逃げ込んだことから。潜んでいる場所が分かっているのに周りを叩くのは「無駄な」行為という意味合いを持つ。

”Stop beating around the bush and get to the point!” と言われたら「これ以上時間を無駄にしないでくれ!」という意味なので注意しよう。

同じ "Bush" でもアメリカ大統領になったブッシュさんは強さと優しさを両方持ち合わせたリーダーとして国民に信頼されていた。

英語とか中国語は基本的にダイレクトな言語。コミュニケーションは2WAYが基本なので "Beat around the Bush " をすると人をバカにする行為として非難される。

「今日何食べたい?」と聞かれたら「なんでもいい...」なんて答えてはいけません。アメリカ人、イギリス人にとってこの答え方は軽度な "Beat around the bush" なんです。

日本人は自分の気持ちを露わにすることが少ない。でも英語を喋っっているときは自分の気持ちを隠さずストレートに出して丁度いい思う。

英語の基本の一つとして質問されたら、必ずその質問を先ずは「キャッチ」して答えること。答えは白黒はっきりしている必要はない。逆にここはグレーでもいいのだ。ちょっと難しいかな?

例を一つ...

友達 :「何を食べたい?」What do you want to eat?

You :「気分はアジア系だけど...あなたは?」I feel like Asian food but how about you?

友達 :「いいねー、じゃー新しくできたタイに行く?」That sounds good, then how about the new Thai food?

ご覧の様にどのフレーズも一度は質問を「キャッチ」してそれから投げ返しているよね。テンポよくキャッチボールができると生きた会話になる。

政治家は自分の思いを語ることが仕事だと思う。

下向いて現行読みでもいいから人の命が関係している大切な時に "Beat around the Bush" だけはやめてほしい。

質問もちゃんと「キャッチ」して国民の心に伝わるように答えてほしいですよね。

最近、日本語もデジタル化、加速する国際化に付いて行けるよう大きな進化が必要と感じる。皆さんも英語を勉強していて感じませんか?

尾身先生がインスタグラムを始められたようですね。方向はいいと思います。でもなんでTシャツなんだろう?若い人向けだから?

あっ、何かどうでも良いことをブツブツ言ってますね?

”Ok, I'm going to stop beating around the bushes!"  「あなたの大切な時間をこれ以上無駄にしません」

本日の言葉 "Beat around the Bush" の使い方理解していただけましたか?

You have a grand day!

by  マック タナカ


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