あっちっち!🥔落としてしまった "Hot Potato!"
熱々の茹でたポテトを想像してみてほしい。
ホッカホカを「ほれっ」と投げられたらお手玉して熱くて思わず落としてしまうよね!
沢田研二じゃないけど「あ~ち〜ちち!」だ...
そんな扱いづらい、厄介な案件の事を英語で "Hot Potato" と言う。言葉が可愛いのでつい安心してしまうが「私、食べます!」なんて率先して手を上げちゃだめだよ。
例えば今年盛り上がった東京オリンピック。
無観客だった事もあり2020Tokyoと印刷されたTシャツが何百万枚も売れ余っている。それを何とか売り払ってほしいと都知事に頼まれたとする...
肝心のオリンピックはもう終わっている...しかもみんなの気分はもう次のパリ2024オリンピック。
どんな工夫を凝らしてもそんな半端モノ売れる訳がない。
そんな厄介な仕事を欧米では "That's a Hot Potato" と揶揄し誰からも敬遠される。
時間と労力ばかりかかって利益(成果)につながらない仕事は誰も欲しがらない。
小学校の頃に習う "Hot Potato" というゲームがある...
子供たちが輪になってポテト(何でもよい)をグルグル隣の人に回していくシンプルなルール。先生がタイマーを5~15秒にセットしたらポテトをパスしはじめる。
タイマーが「チーン!」となった時にポテトを持っている子がアウト。その子は罰ゲームでみんなの前で何かお話をしなくてはならない。
子供たちはポテトが自分のところで止まらないよう一生懸命次の人に回す...いつ「チーン」と鳴るか分からないのでスリル満点だ。
子供の頃の名残か職場でも "Hot Potato" ゲーム...厄介な仕事があると担当にされないように逃げ回る。
何も知らないで「ぼーと」立ってるとそんな「厄介な仕事」(Hot Potato)があなたの所に回ってくるので気をつけよう!
今日も読んでくれてありがとう!
by マック タナカ
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