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説得しなくてもいいのに力説することを ”You're Preaching to the Choir!"と言う

誰も教えてくれない便利な英語シリーズ No.3

アメリカ人と話すと思うのだがコミュニケーションってアートだなと思う。人と人との会話の中に浮き沈みのリズムが存在する。話す側はその場のテンションを盛り上げるために様々な工夫をする。聞き手側も様々なオーバーリアクションやジェスチャーで盛り上げていく。同じコミュニケーションなのに英語と日本語って何故こんなにも違うんだろうと考えさせられる。

そんなやり取りで良く耳にするのが”Hey, you're preaching to the choir"というフレーズ。聞き手側が盛り上げたいのに盛り上げることができない状況になると使われる。「自分も同じ意見だからそんなに力説されなくてもいいよ!」とブーイングを飛ばしているのだ。

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You are preaching to the choirを直訳すると神父さんがコーラスグループにジーザスの尊さを力説している状況。コーラスグループは声を高々上げて「神父さんそんなこともう知ってるよ~!」と叫んでいるのだ。

では実際どんな場所でこのフレーズが使われるのか。よく見るのが社員が上役にプレゼンしている時。社員は自分が担当する商品が如何に性能が良くてたくさん売れているのかを力説したがる。でも相手は業績を熟知したしている社長。彼らは時間が無駄だから先に進んでくれと ”Hey, thank you but you're preaching to the choir”と言うのだ。一度でいいから逆の立場でこのフレーズを使ってみたいもんだ!


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