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犠牲フライはちゃんと "Touch Base" してなきゃだめだよ!

今回もとても簡単な英単語の組み合わせだけど意外や意外、複雑な意味合いを持つ言葉を紹介しよう。

単純に辞書で調べると「連絡する」のカジュアル版みたいなことが書いてある。これではイマイチ使い方が分からないし生きた英語にはならないので今回取り上げてみた。

実は"Touch Base" とは「連絡する」だけじゃないんですよねー。

野球のインフィールドを想像してみてほしい。家の形をしたホームベースが真ん中にあって1塁、2塁、3塁と四角いベースがある。

野球のルールではこのベースどれかにタッチしていないとランナーはアウトになってしまう。逆に守備側もベース又はランナーに「タッチ」してアウトを取ったりする。ベースに触れているか否かがとても重要なのだ。

Idiomとしての "Touch Base" も連絡しただけじゃなくて「タッチ」することが大切。ここで言う「タッチ」とは「確認」できたかどうか。

外国人に "I'll touch base with you later" と言われたら「あなたと後で再確認するよ」という意味。辞書に書いてあるような単純な「連絡」だけではないのだ。

仕事で使われる場合は「後で要点を2人で再確認しましょう」というレベルまで認識しておいた方が無難かも。軽く考えていると「確認すると言ったのに何も用意してない」と怒られたら気分悪いもんね。

この言葉の原点は営業マンが1塁、2塁、3塁とお客様を訪問して最後にホーム(本社)に戻りその日の成果報告をするというイメージから来る。

昔、営業マンは夏の暑い日でもダークスーツを着て外回りしていた。こっち行ってぺこぺこ、次行ってぺこぺこ。対面は大変だったなー。

最近では汗かいてベースを回ってこなくてもホームに座ったまま全てがこなせる時代。進化した働き方に大バンザーイだ!

どうだろう、大分イメージしていた言葉の印象と使い方違いませんか? " I'll touch base with you" を使える人は自分ペースで仕事が出来るようになるのでお勧めだ。

最後にうちの子との親子会話...

子:「" Will you buy me new Mac Book if I get good grades?"  「成績上がったら新しいPC買ってくれる?」

私: " Sure, I'll Touch Base with you end of school year" 「もちろん、学期末に再確認しようね」

最後に私からも読者の皆さんにも一言... 

”I'll Touch base with you all tomorrow morning"  「明日朝、みなさんと確認しましょうね」

Have a nice day!

by  マック タナカ


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