東京藝大❤️
若き頃のわたくし、才能はあるけどまだ売れていない芸術家の伴侶になって、 陰になり日向になり彼を支えて売れたら身を引く、という野望を持っていました。
お金があったらパトロンになりたい派です。
久しぶりに読んだ紙の本「最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―」がそんなかつての甘い感覚を蘇らせてくれました。
芸術は教えるものでも教わるものでもないという大前提のもと、何も否定しない、型に嵌めようとしない、嵌らない人だけが合格できる。
教授もみんな芸術家だから指導者ではないという感覚。
技術は教えることができても、それを使って何を表現するかは自分で考える世界。
ほかの大学もこういう構造見習ったらいいのに。
みんな心から表現することを楽しんでいる。
人って意味とか文脈とか抜きに「何かいいぞ」ってシンパシーを感じることがあるじゃないですか。それを作り出したときに、やったぞって思うんです。一度その達成感を味わってしまったら、もうやめられないんですよねえ(黒川岳さん)
いかに無駄なものを作るかって側面もありますから
ちゃんと役に立つものを作るのは、アートとは違ってきちゃいます。この世にまだないもの、それはだいたい無駄なものなんですけど、それを作るのがアートなんで
(植村真さん)
納豆3パック48円がデフォルトで、自分へのご褒美の時だけ買うタレ付き3パック100円の納豆が贅沢という生活が素敵❤️