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まあやのせかい。
2024年7月2日 16:39
まるで、雨雲が足を生やして地上に降りてきたかのような、もくもくとした霧が目の前に広がっている。人々は目の前の霧を鬱陶しそうにしながらも、霧の向こう側の世界へと足を踏み入れて行く。でもきっと、向こう側は晴れているのだろうと、私たちは信じている。だって、止まない雨はない。私たちはそれを知っているからこそ、霧の向こう側に光を見ているんだ。きっと、ある。そこに、あるんだって。そう