【言いたいことを上手に伝える】2ストライク1ボールでいこう!
もう少しこうしてくれたら助かるな・・・。
違うやり方でやってもらえないかな・・・。
会社でも、学校でも、あなたが所属しているチームの中で、自分の言いたいことを相手に上手く伝えられたらいいなと思いませんか?
今回は「言いたいことを上手に伝えるためのコミュニケーションスキル」について、解説していきます。
とても簡単なのでぜひ読んだら試してみてくださいね。
2ストライク1ボール
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
相手に直してほしいことがあって、それを上手く伝えたい。
そんな時は
2ストライク1ボールで伝える
と上手くいきます。
ストライクは「肯定的な言葉」(褒める、認める、ポジティブ)
ボールは「否定的な言葉」(否定、叱る、ネガティブ)
ここで大切なのは伝える順番です。
1ボール2ストライクでも良いのではないか?と思うかもしれませんが、人は「最初に良い言葉があると良いイメージに引っ張られる」という心理があります。
例えば、
①「君はいつも率先して仕事を請け負ってくれるね。みんなすごく助かっているよ。自分から意見を出してどんどん良いものを作りたいという気持ちが伝わってくるし、チームの支えになってくれて助かっているんだ。
だから、あともう少しみんなの意見を聞くようにしてくれたらみんなももっと一致団結できるんだけど、どうだろう?お願いできるかな」
②「あのね、チーム内から君にもう少し他の人の意見を聞いてほしいという声が上がっているんだ。自分だけで決めてしまわずに、他の色々な意見を聞いた上でみんなで決定してくれないだろうか。
でも、いつも君が率先して仕事を請け負ってくれていることにはみんなも感謝しているんだよ。チームを支えようとしている気持ちも伝わっていくるし」
①と②を読んで、2ストライク1ボールの伝え方はどちらか分かりますか?
そうです、①ですね。
始めに良いイメージを与える言葉があると、そのイメージは継続されます。
「ちゃんと自分を評価してくれているからこそ、直すべき点も伝えてくれているんだ」
と、相手に誠意が伝わりやすくなります。
人間は感情を持っているので、始めに相手をしっかり承認してあげると相手は「分かってくれている」と感じ、心を開きやすいのです。
ストライクポイントを探す
もちろん、ただ適当に褒めればいいという訳ではありません。
1ボールをしっかり投げるために、まず2ストライクを確実に決める必要があります。
それには、普段から相手の良い所をしっかり探しておくこと。
でなければストライクの球切れのまま、ボールばかり投げることになり、相手との信頼関係は築けません。
「自分のことを分かってくれている」
そう思ってもらえるようなストライクをしっかり投げてあげましょう。
2ストライク1ボール
ぜひ試してみてください。
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
こちらの記事でも、ダメ出ししない効果的なコミュニケーションスキルについて解説しています。
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