不機嫌な人の機嫌を取る必要はありません【もっと楽になる考え方】
周りにこんな人はいませんか?
・「はあ~」と大きなため息を聞こえるようにつく人
・貧乏ゆすり、眉間のシワ、イライラを顔に出す人
・物を置く時、イスに座る時、いちいち所作がうるさい人(物にあたる人)
こんな不機嫌な人が周りにいると、ついオドオドしてしまったり、なんだか自分のせいで相手が不機嫌なのではないかと自分を責めてしまったことはないでしょうか?
このように「不機嫌をまき散らす人」に対して、あなたが相手の機嫌を無理に取る必要はありません。
むしろ、機嫌を取ることで相手はどんどんわがままになっていきます。
この記事では、「不機嫌な人」の機嫌を取らない方がいい理由について、心理学講師である私が解説していきます(*^^*)
3分で読めます☆
「不機嫌な人」の機嫌を取らない方がいい理由
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです(^^)
こちらに書いてあるように
「不機嫌をまき散らす人」というのは幼児退行しているのです。
【退行】
耐え難い事態に直面したとき、現在の自分より幼い時期の発達段階に戻ること(引用元:Wikipedia)
例えば、小さい子どもは自分の思い通りにいかなくなった時
・物を投げる(物にあたる)
・すぐに怒りだす、または泣き出す
・イライラしたり、スネる
・必要以上に甘えてくる
などの行動を取ります。
でも、このようなことは小さい子どもだけに限らず、自分には耐えがたい事態に直面した場合、大人でも発生することがあります。
機嫌を取り続けると
たとえば不機嫌な上司の機嫌を、あなたが取り続けたとします。
上司がイライラして八つ当たりをしてきたら「ごめんなさい」と謝ったり、自分の仕事を押し付けてきても断れずに引き受けたり、
部下の愚痴を言ってきて、聞きたくなくても聞いてしまったり、
そんな風に、本来は相手が自分自身で解決するべき問題を、あなたが代わりに引き受けてしまったら
相手の幼児退行はどんどんエスカレートしていきます。
相手は自分で自分の面倒をますます見ることができなくなり、常に誰かに頼って、依存して生きていかなければいけなくなります。
ボーダーライン(境界線)を守ろう
まずはしっかりと「これは相手の問題だ。自分が解決する必要はない」とボーダーラインを引きましょう。
そして、勇気をもって「NO」と言いましょう。
うまくNOと言えなくても、なるべく距離を取るようにしたり、スルーしたり、感情まで相手に飲み込まれないようにしましょう(^^)
まず、相手の不機嫌はあなたのせいではない、ということを理解してください。
あなたにはNOを言う権利があるのです。
そして、もしかしたら反対に、自分も誰かに機嫌を取ってもらっていないか?
自分も不機嫌をまき散らしていないか?
ぜひ考えてみてください。
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します(*^^*)
共感と同情の違いについても、こちらで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください✩↓↓
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