【信じる心】あなたは素晴らしい!と相手に伝えてあげることの効果
相手の素晴らしいところ、良いなと思う能力、魅力的な部分。
ちゃんと相手に伝えられていますか?
あなたが「素敵だね!」と声をかけてあげた一言が、相手の自信につながったり、相手の人生を変える勇気になることだってあるのです。
今回は、人の持っている素晴らしい才能を認めて伝えることの大切さやその効果について、心理学講師である私がお伝えしていきます(*^^*)
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ある少年の物語
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
人を動かす(デール・カーネギー著)という本に載っていた、ある少年の感動的な物語についてお話させてください。
何年も前、デトロイトのある学校の女先生が、授業中に逃げた実験用のねずみを、スティヴィー・モリスという少年にたのんで、探し出してもらった。
この先生がスティヴィーにそれをたのんだのは、彼が、目は不自由だが、そのかわりに、すばらしく鋭敏な耳を天から与えられていることを知っていたからである。
すばらしい耳の持ち主だと認められたのは、スティヴィーとしては、生まれてはじめてのことだった。
スティヴィーのことばによれば、実にそのとき・・・
自分の持つ能力を先生が認めてくれたそのときに、新しい人生がはじまった。
それ以来、彼は、天から与えられたすばらしい聴力を生かして、ついには「スティーヴィー・ワンダー」の名で、1970年代の有数の歌手となったのである。
スティーヴィー・ワンダーは、世界的に有名な歌手ですね。
彼は目が不自由だったのですが、彼の才能に気づいていた先生が彼を信じて、彼の能力に光を当ててくれたのです。
私はこの話を読んで、いつも、もしも先生が彼の能力を信じていなかったら・・・彼自身が自分の才能に気づけただろうか?
と考えます。
才能を認めること、伝えることの大切さ
私も子どもの頃、親に「文章を書くのが上手だね」と言ってもらったり、
学校の先生から「文才がある」と言って頂いたことがあります。
それが巡り巡って自分の自信となり、自分の好きなこととなり、
今こうしてブログやnoteで文章を書いています。
誰よりも秀でたすごいところでなくても構わないと思います。
上には上がいますから、比べるとキリがありません。
その人の中で、他と比べて抜きんでている部分があれば、ぜひどんどん伝えてあげてほしいのです。
「笑顔がとてもステキだね」
「人に寄り添える能力があるよ」
「言われたことをちゃんとやってくれるね」
「仕事が丁寧だね」
「どんどん話を広げるバイタリティがあるね」
など、その人の中で光っている部分を見つけてあげましょう。
「自信」とは、自分で自分を信じると書きますが、
誰かに信じてもらったことが、結果的に自信につながることもあります。
あなたが心から信じてあげたことで、相手の才能を伸ばしてあげることもできるのです。
ぜひ、ヨイ出し名人となって相手の素晴らしいところをどんどん伝えて人を勇気づけていきましょう(*^^*)
ヨイ出し・・・相手の良い所を認めること
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
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