【すぐに決めつける人】インスタント思考の落とし穴
嫌いなんですよね。
「あなたは○○だ!」とすぐに分かったように決めつけてくる人。
でも、よくよく考えると、自分でも物事をすぐに型にはめていることが結構あるな・・・と気づきました。
特に心理学を学んでいると、つい「この人は○○なタイプだな」と決めつけてしまうことがあります。
今回は「すぐに決めつける人は心の容量が狭い可能性がある」というお話です。
インスタント思考
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
インスタント思考というのは
手っ取り早く物事の答えを求める思考
のことです。
インスタント食品のように、手軽で手早く用意できるもの。
思考も同じです。
世の中には様々な情報が溢れていますが、情報を次々見ている内に、なんとなくわかった気になってしまうんですよね。
それは、さっさと決めつけてしまう方が楽だし、安心するからではないでしょうか?
「答えのない問い」と向き合うのは勇気がいる
分かりやすく「人生」を例に考えてみましょう。
人生がゲームだとすると、たった1人でゲームに立ち向かうのは怖いですよね。
乗り越えられない障害ができた時、大きな挫折、病気、人間関係の失敗など、人生というゲームには次々と問題が起こります。
そんな時に、誰かが答えを教えてくれたら・・・。
すぐにクリアできたら・・・。
どんなに楽かと思いませんか?
答えのない問いと向き合い続けるのは、とても勇気がいるものです。
もしもゴール直前で、自分の歩んできた道が「間違っていた」なんてことに気づいてしまったら・・・
できれば失敗したくないし、安心できる人生を送りたいと思いますよね。
心の容量
インスタント思考に陥りやすいのは、「心の容量が狭い人」に多いです。
心の器、と言えば分かりやすいでしょうか。
イメージしてみてください。
器がとても小さいと、中には少しの物しか入りませんよね?
多くの物を一気に入れようとすると、あっという間にあふれてしまいます。
でも反対に、器がとても大きかったら、たくさんの物を入れることができます。
このように、すぐに物事を決めつけてしまう人は心の容量が狭く、余裕のない人と言えるのではないでしょうか。
スキルやテクニックなどの「知性」は、「感性」という心の器が土台にあるからこそ活かせるものだと思います。
ピラミッドの形のように、土台部分の容量が小さければ、上に多くのものを乗せることはできないのです。
私は、感性を「在り方」知性を「やり方」とよく例えますが、どちらも大事ではあるけれど、土台となっているのは感性である心の器です。
ではどうすれば、心の容量を大きくすることができるでしょうか?
それは「自分で考え続けること」です。
なんだそんなことか!と思いましたか?
でも、自分自身で出した答えこそ最も価値があるのですよ。
だって自分の人生を生きられるのは自分だけ。
あなたにしか正解は分かりませんから。
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
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