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焦らず、比べず、待つ勇気。

こんにちは、カバー写真の私の顔が何ともいえずマヌケ顔ですが、これは息子が保育園児だった時、一緒に落ち葉遊びをしてる様子です。

今回は小学4年生の息子の話をしていきたいと思います。

息子の保育園時代

現在9歳で小学4年生の息子ですが、保育園時代は、よく先生から「幼い」と言われていました。

「幼い」って何よ…。もうちょっと他に言い方あるやん!と悔しくて悲しくて、心配にもなって、保育懇談の帰り「保育園のママ友とか誰にも会いませんように…」と願い泣きながら自転車をこいだことを、鮮明に覚えています。

保育園では「幼い」「やることが遅い」「言葉が遅い」など、かなり厳しい評価をされることが多かったんです。

1人息子で初めての子育てだったので、何度も心が折れそうになりました。

幸い保育関係の仕事をしている友人が何人かいて、その友人の1人に「幼いって言われるんやけど…どう思う?」と話を聞いてもらっては、「そんなことない!そうやとしてもそこが〇〇の可愛いところ、最高なところやん。なにがあかんの??」と代わりに怒ってくれて、本当に救われました。

「それでもまあちが心配なら、市の相談窓口で相談も出来るよ〜。」と教えてくれて、(保育園の先生も教えてくれていた)相談した経験もあります。

保育園での苦労

息子は甘えん坊でした。

保育園の発表会でも、3歳の時は私を見つけると舞台から飛びおりようとしたくらい。先生から引き戻されていました 泣

今でこそ「まだ3歳なんだから、そりゃ甘えたいよね、不安よね、よくがんばっている!」と考えられるのですが、当時は「他の子達は泣いていないのに、息子だけ…大丈夫かな?」なんて心配していたんですよね。

保育園の年長さんになっても泣いてしまうことはしょっちゅうありました。

他の子どもたちがスムーズに登園する中、
息子は「お母ちゃ〜ん!いやや〜〜!!!」とこの世の別れかの如く泣きじゃくり、私の服をつかんで離そうとしないんです。

みんなの前で大泣きするので、他の保護者の方に見られてしまい、
「何か起こったの?」という目で見られることも。

後ろ髪ひかれながら息子を保育園に預けて会社に向かう。

でも、これが私たちの日常だったんです。

叔母が長年保育関係の仕事をしていたり、子育て経験も豊富なので電話をして相談したことも何度かありました。

するといつも「〇〇(息子の名前)はお母さんが大好きすぎるんやなぁ。可愛いなぁ〜!大丈夫大丈夫!ホンマに好きなんやで。」といつも励ましてくれていました。

小学校での変化

小学校に入学してからは少しずつでも着実に息子のペースで成長していってくれました。

この「息子のペースで」というのが重要で。

というのも先生方の対応が、保育園時代とは全く違ったんです。

保育園の時は、出来ないところがあれば、それを指摘→出来るようにしてくださいというスタンスでしたが、小学校では、出来なくても大丈夫。寄り添って少しずつ進んでいきましょう!という考えの先生が多い印象で、とても安心したんですよね。

私の考えや価値観とも合っていたんだと思います。

小学1年生の時、なかなか学校に行けない息子のことを担任の先生に相談すると、「大丈夫ですよ。気長に向き合っていきましょう。行けるところまで、可能であれば、お母さんもついて行ってあげてくださいね。バイバイするのは校門でも、廊下でも、教室の前でもいいですから」と言ってくれました。

この言葉にとっても安心しました。

1〜4年生と毎回担任の先生は変わりますが、親身に向き合ってくださる先生ばかりで、とても感謝しています。

4年生になった今

そして息子は今小学4年生です。

4年生の新学期早々、右腕を骨折するというアクシデントがありました。

利き腕で全治4週間。

新しい先生、新しいクラス、そして骨折。
以前の息子なら不安でいっぱいだったはずです。

でも、息子は自分から「連絡帳に今の状態を書いておいてほしい」と言い、荷物が多くて大変な時も「右手が使えないから、お母さん、ここまで持ってきてもらっていい?」と自分で判断できるようになりました。

そこに甘えん坊のかつての姿は重なりませんでした。

特に印象的だったのは、荷物を持って学校の門まで一緒に行った時のこと。

以前なら「一緒に教室まで行ってほしい」と言っていた息子が、
「ここからは一人で大丈夫」と言ったんです。

その後ろ姿を見送りながら、息子の成長を実感し、嬉しくて、胸が熱くなりました。

子育てで学んだこと

この経験から、私が学んだこと。

その子にはその子のペースがあるということ。

早い遅いは関係ないんだなぁと身をもって知りました。

第一子で経験もなく私も必死で、保育園時代はそんなふうに思えなかったんですよね。でもしっかり着実に息子のペースで成長してくれていました。

保育園から小学校への環境の変化が、息子の成長を促したように感じます。

私は何も特別なことはしていません。ただ息子のペースに委ね、成長を見守るだけでした。

最後に

子育ては本当に大変です。

特に初めての子育ては不安だらけで、自信を失うこともあります。

「子供は勝手に育つからね〜」と子育てが落ち着いた方々に言われても、どうしても今の不安が拭えないんですよね。

でも、子供は確実に成長しています。その成長のスピードは人それぞれ。

早いからいい、遅いからダメ、そんなことはないんですよね。

今、お子さんのことで悩んでいる方、不安な方もいらっしゃるかもしれません。

でも、子供が自分のペースでがんばっていることを信じて、親はど〜んと構えることが出来ると良いですね。

子供に向き合うことも大切ですが、自分がご機嫌で笑顔で入れる方法を探すこともとっても大切です。

最近ご自身のご機嫌を取っていますか?

お母さんの笑顔は子供にとって最強のパワーになります。

今日の私の話が、どこかの誰かの気持ちが少しでも整うきっかけになれたら嬉しいです。



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