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心に渇きを感じたときの処方箋|「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

とにかく観てほしい〜!めちゃくちゃいいよ〜!という映画に出会ったので、このnoteを書いています。

こんな方におすすめしたい映画です。

  • 最近心が乾いていて、潤いを求めている人

  • 人の温かな気持ちに触れたい人

  • 何か傷を抱えていて、人と交流することを避けている人

  • 1970年代のアメリカの雰囲気を感じたい人

過去に傷を負い、人生にままならなさを抱えた人たち

舞台は1970年、アメリカ・ボストン近郊にある名門校。

生徒たちは寮で暮らしてるんですが、クリスマスと新年は家族の元へ帰っていくんですね。
しかし、家庭の複雑な事情で帰ることができずに、寮に居残りになる生徒もいます。そして、彼らを監督するための先生もいるわけです。
そんな、訳あって学校に残った3人が主役です。

3人は、みんな過去に傷を負って、それを今も誰にも言えず抱えながら生きています。そして殻に閉じこもり、人ともうまく付き合えないし、どこか「あきらめている」ようなのです。

そんな、学校に閉じ込められた彼らが、人との関わり合いを通してどう変わっていくのか、そんなじんわりとした「人の変容」をありありと見せてもらえた映画でした。

あなたの中にも愛はある

誰にでも、何か大きく落ち込んでいるわけでも、悲観しているわけでもない、だけど心が乾いているような、どこかに詰まりがあるような、そんな時があると思うんです。

そんな時に「あぁ、人ってこんな風に、温かかったよなぁ」って感じられて、「自分の中にも”愛”がある」ことを思い出せる気がします。

そうやって、また心に活力を取り戻して、前に進んでいけるんじゃないかと。現実を生きるわたしたちへの処方箋ですね。

最後に、先生の言葉を引用します。(先生は考古学専門)

今の時代や自分を理解したいなら、過去から始めるべきだよ。
 歴史は過去を学ぶだけでなく、いまを説明すること。

クリスマスの映画が日本の真夏に公開されているのは、大人の事情なんだと思いますが、また寒いクリスマスの時期に、みなおしたいです⛄️

観た人は、ぜひあなたの感想も聞かせてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!


普段はコーチングや研修講師など、人や組織の変容を支援する活動をしています。映画が好きなので、作品をシェアすることで、何かのヒントやエンパワーになればと思っています!

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