![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45388283/rectangle_large_type_2_a3e641115cd2f50d2b12d156b82262de.jpeg?width=1200)
【ドイツ音楽留学】ドイツの音大の奨学金制度ってどうなの?
こんにちは!
・ドイツに留学したいけど経済的に不安
・ドイツの音大の奨学金制度はどうなっているんだろう?
・実際奨学金の審査って通りやすいの?通らないの?
ドイツに音楽留学されたい方or既にされている方は奨学金についても気になりますよね。
私はドイツで音大生をして6年目ですが、今までに累計6回、4種類の奨学金を取得してきました。
この記事を読むとこんなことが分かります。
・ドイツの音大の奨学金
・応募に必要な書類
・奨学金の審査方法
・私が実際にドイツの音大で取得した奨学金
・奨学金がもらえる確率
学費や生活費についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
ドイツの音大の奨学金
ドイツの奨学金は学校によって違います。
ドイツの音大が提供している奨学金は、返金しなくていいです。
Bachelorのときに通っていたカールスルーエ音楽大学は、
1.奨学金の申し込みに応募
2.先生たちによる書類審査
3.先生たちがどの奨学金を渡すか決める
といった流れの制度でした。
現在通っているフォルクヴァング芸術大学は
・ドイツ奨学金
・フォルクヴァング芸術大学が提供している奨学金
・財団からの助成金
・外国人向けの奨学金
・コロナ期間中の助成金
それぞれに自分で申し込みをします。
1年間、毎月300€を取得できるものもあれば、1回のみで500€取得できる奨学金とさまざまです。
日本みたいに返さなくてもいいのは、本当にありがたいですね。
ドイツは学生に優しい国です。
大学によって申し込みの仕方も種類も違うので、それぞれのホームページから確認してください。
「Stipendium」や「Förderung」でくくられています。
ドイツ中にある全音大のリンクを掲載した記事を作成しました。
こちらを参考になさってみてください。
ドイツに音楽留学するために日本から申し込みできる奨学金はこのサイトを見つけました。
参考にしてみてください。
DAAD奨学金
https://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/germany/scholarship_de_art/
応募に必要な書類
応募に必要な書類は奨学金によって異なりますが、だいたい必要なのは以下の通りです。
・Antrag(奨学金申請書)
・Kontostand(残高証明)
・Kontoauszug(預金残高通知書)
・Motivationsreiben(申請する動機を記したもの)
・Studienbescheinigung(在学証明)
・Empfehlungsschreiben(先生の推薦状)
Motivationsreiben(申請の動機)は、ドイツ語で作成します。
ドイツ人の友達や先生に助けてもらい書類を作成しましょう。
支出の証明として以下の契約書を提出しなければならない場合もあります。
・携帯
・インターネット
・保険
・賃貸契約(家賃)
・税金
・ドイツの音大の奨学金の審査方法
大学の中に奨学金を取り扱う機関があり、そこに応募します。
先生たちによる奨学金取得者の会議が行われて、どの生徒がどんな奨学金を取得できるか話し合います。
場合によっては、演奏を審査の対象にするため、録音審査やオーディションがある審査もあります。
私が実際にドイツの音大で取得した奨学金
・ドイツ奨学金 1回 (1年間毎月300€)
・外国人のための奨学金 3回(1回のみ600€)
・財団からの助成金 1回(1回のみ500€)
・コロナ助成金 1回(1回のみ250€)
奨学金がもらえた確率
奨学金に7回応募して、通らなかったことは1回ありましたが、あとの6回は取得できました。
ドイツ語で準備するのは大変ですが、経済的不安が少しでも減らせるよう、諦めないで取り組んでみましょう。
ドイツ語の勉強にもなります。
まとめ
・ドイツの音大の奨学金はたくさんの種類があって返金しなくていい
・書類を出せば通る確率が大きい
]ドイツ語で全て準備しなければいけないので、私は正直、申請するの面倒だなと思って諦めそうになりました。
奨学金を取得すれば経済的負担も減りますし、履歴書にも書けるので諦めないで!(真矢みき風)