まずは自分に絶望する
「自己愛性パーソナリティ障害」
最近面白くて見ているとある公認心理師の方のYouTube。
サムネに書いてあったその言葉、どこかできいたことあるような…その程度の認識である。
しかし動画を見進めていくうちに自分の内側がザワつき始める。
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これって私じゃね????
いや、大丈夫。私はここ数年スピリチュアルやら心理学やら自己啓発やらに興味が強く、自分の心を整える方法をある程度学んでいた。
そこで「まずは自分に絶望すること」というフレーズをよく耳にしていた。
自分が自己愛性パーソナリティ障害の特徴に当てはまっていたとしても、それは想定の範囲内。大丈夫。
思えば私は自分をよくラベリングしたがった。
私多分HSS型HSP。
数秘は7。
四柱推命で、天剋地冲(天戦地冲)持ちなんだよね。
私発達障害の気があるのかも…
そして自己愛性パーソナリティ障害(多分)。
私は必死で自分が何者なのかを情報を漁り探し回り、ラベリングしたがった。
対して旦那。
占い?誰にでもあてはまるようなこと言ってるよね。
…………確かに。
自分で自分の枠を決めてどーすんの?
…………確かに。
旦那はスピリチュアルについて懐疑的である(全否定はしていないが、気をつけた方が良いよというスタンス)。
でもいつもスパン!と迷いなく自分軸の言葉を発している旦那が、私には誰よりも天然でスピリチュアルな生き方をしているように見えるのである(正論が多いので感情論が多い私とよくケンカになるが)。
人間は自分をラベリングしたがる生き物だと思う。
なぜなら、それを言い訳に使えるから。
そこに答えがあるような気がするから。
でもそこに答えなんて無いのだ。
人間はみんなグラデーション。
白か黒かでは無い。
みんなグレーな存在なのだ。
旦那が言うように、自分で自分の枠を決めて、自分の可能性を狭めてしまうのはもったいないのかもしれない。
私が好きな有名人のキャッチフレーズ
「人は何者にでもなれる、いつからでも」
陰キャの私には眩しすぎるフレーズだが、不惑の年を目前にして、少しこの言葉を信じてみたくなっている。