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「多様性」を子どもたちに楽しく・分かりやすく伝えよう!

こんにちは!昨日は突然のお休み失礼しました💦

さて、前回の多様性のお話では「SOGI」の考え方を知ることで
「いろんな違いやカラーを持った人たちがいていいんだよね」という話をしました☺✨

こういったことを、保育現場や家庭で子ども達にこういったことをお話して伝えていくことは、多様な性やカラーがあっていいという考え方が広がっていくと共に
「子ども自身の視野や知見が広がっていくこと」に繋がるのではないかな✨とも感じている私。

でも、実際にどのように伝えたらいいのでしょう?😵

知識‥伝え方‥色々と悩みますよね💦
でも大丈夫!✨

今、「多様性について楽しく・分かりやすく知ることができる媒体」が色々とあるんですよ♪
ということで、今回はどのようなものがあるのか見ていきましょう✨
(それぞれのタイトルをクリックしていただくと、Amazonやサイトの商品ページに飛ぶことができますので、よかったらご利用ください😁)

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LGBT・多様性について描かれた絵本

世の中にはいろんな絵本があるのですが、「LGBT」の内容についてや「多様性」について描かれた絵本もあるんですよ✨
どれも素敵な内容ばかりなのですが、今回はいくつか選んで紹介します🌈

・『Red あかくてあおいクレヨンのはなし』マイケル・ホール 作/上田勢子 訳 子どもの未来社

【あらすじ】
主人公の「レッド」は赤いクレヨンなはずなのに、他の色たちのように絵が描けません。
どんなにがんばっても描くものは全て「青色」。
そんな「レッド」は、ある出会いの中で「自分とはなにか」「自分であることの喜び」を見つけます。

<読んでみた感想と想い>
この絵本を読んでいる途中で、「レッド」のクラスメイトたちが口々に「レッドって、ほんとにあかなのかな?」「なまけているんじゃないか?」と
発している場面や「レッド」を心配した大人たちが「なんとかしよう」と手助けする場面があるのですが…
「自分は周りと違う」ことや「周囲の思う普通に染まらなくてはいけない」という「マイノリティにとっての苦悩」を感じとる場面だと個人的に感じました💦
「自分とはなにか」「自分であることの喜び」を見つけること、「それぞれのカラーに違いがあることを本人を取り巻く周囲も認めていく」ことをカラフルな絵で分かりやすく教えてくれています😁

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・『じぶんをいきるためのるーる。』田中一歩(にじいろi-Ru)作 解放出版社

【あらすじ】
「自分として生きてゆくための、たった6つの簡単なルール」が可愛らしいイラストと共に、書かれています☺
考え方はとてもシンプル。
自分が自分らしくあることを認めてくれる内容になっています。

<読んでみた感想と想い>
この絵本は、にじいろi-Ruの田中一歩さんが社会の「あたりまえとされるるーる」に縛られるのではなく、一人ひとりが豊かに生きられるように「じぶんをいきるためのるーる」があっていいんだという願いを込めた一冊です✨ここに書かれている「るーる」は、きっと、生きている全ての人に共通する内容なのではないかなと思います。
是非、当事者、もしかしたらそうかもしれない人、「自分ってなんだろう?」と悩む人、保護者や先生たち…いろんな人に読んでみてほしいですし、
読んだ後に「自分」についてたくさん話したり、考えるきっかけ作りができそうな内容だと思いました☺

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・『わたしはあかねこ』サトシン 作/西村敏雄 絵 文溪堂

【あらすじ】
主人公の「あかねこ」は、白色と黒色の両親から産まれたはずなのに他のきょうだい達とは全く毛色が違う。
そんな自分を「あかねこちゃんだけ いろがちがって、かわいそう」と同情するきょうだい達や「しろいミルクをのめば、しろくなれるかもしれない」と心配してなんとかしようとする両親。
でも、あかねこ本人は「そのままの じぶんが よかったの」と思い、ある行動にでる…。

<読んでみた感想と想い>
このお話は、大好きな一冊です✨
特に、中盤に「あかねこ」が「やさしい みんなは だいすきだけど、わたしらしさを わかってくれないのは かなしい。」と家族に対して切ない想いを募らせる場面があるのですが…
実際に、セクシュアリティを親にカミングアウトできない、理解されないといった人もいるんですよね。
自分に最も近しい存在である「親」や「きょうだい」に「自分」というものが分かってもらえない悲しさや寂しさ、切なさはすさまじいものだと思います。
そんなマイノリティの抱える辛さを、こうして絵本にして分かりやすく表してくださるのは、とてもありがたいことだと感じました☺
最後のシーンで「あかねこちゃん」がどうなるのかも是非見てほしいです!

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・『じぶんだけの いろ』レオ=レオニ 作/谷川俊太郎 訳 好学社

【あらすじ】
「おうむは みどり」「きんぎょは あかい」…みんなそれぞれの色を持っているのに主人公の「カメレオン」だけはべつ。行く先々で色が変化してしまう。
ずっと「自分の色」を持てないことに悩んだカメレオンが、もう一匹のカメレオンと出会うことで知る「自分のままでいいんだ」ということを、レオ=レオニのカラフルな色彩と谷川俊太郎の温かい日本語訳で紡ぐ名作。

<読んでみた感想と想い>
これは少し前の記事でも紹介させていただいた絵本ですね✨
「自分は他とは違う」「周りは持っていて、自分は持っていない…」そんな気持ちに、そっと優しく「あなたはそのままでいい」と教えてくれるんですよね。
この絵本との出会いで、私は周りと違う自分を認めていこうと思うことができましたし、自分と関わる子ども達にも「いろんなカラーがあっていい」と伝えられる大人になりたいと思えたんです。
内容も全く難しくないので、小さなお子さんから読んでいただけると思います。
園やご家庭で是非✨

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・『にじいろのしあわせ』マーロン・ブントとジル・トウィス 作/EG ケラー 絵/服部理佳 訳

【あらすじ】
ひとりぼっちのうさぎ「マーロン・ブンドくん」に、ある日、とっても幸せな出会いがありました。
誰かと違っても、〈ふつう〉じゃなくっても、大丈夫。
世界には虹のようにいろいろな色があっていいんだから!

<読んでみた感想と想い>
とっても元気で楽しいことが大好きな、うさぎのマーロンくんに夢中になってしまいました✨
彼が物語を通じて見つけた「パートナー」や「違いを認めてくれる仲間」に、勇気付けられるような気持ちになりました。
途中、主人公は「ふつうとちがうことはいけないこと」と主張するカメムシと対立するのですが、
「だれでも ふつうとちがうところは あるでしょ。」と仲間が「ふつうとちがうところ」を披露してくれます。
こんなに心強い人がいてくれたら、そんな人が増えてくれたら、きっと救われる人たちがたくさんいると思いました。
私も、そんな一人でありたいです👍

♪♪♪

LGBT・多様性を身近に感じながら遊んで学べるカードゲーム

「レインボーかたつむり協会」(東京)が開発した「LGBTsカード」というカードゲームです✨(クリックするとリンク先に飛べます!)

「身体の性」「心の性」「パートナーの性」「服装」を集めて、遊びながら「多様な性(アイデンティティー)」について知ることができます✨
集めるアイテムは色分けされているので、文字が読めない小さなお子様でも、集めて遊ぶことが可能だそうです✨

面白いですね!カードゲームで遊びながら知る!☺
「カードゲーム」というどんな人にも馴染みがある媒体を使うことで、遊んで楽しみながら学べるのがとても良いですよね。
LGBTsがより身近に感じられるし、遊ぶ中で生まれた「なんで?」「どうして?」がより深い学びと理解に繋がるきっかけになるかもしれないです。
もちろん、お子さんだけでなくて、大人も楽しんで学べるアイテムですね✨

まとめ

さて!今回は、「多様性」を楽しく・分かりやすく伝えることができる媒体として「絵本」や「カードゲーム」などを例に挙げてみました✨
「多様性」について伝える…となると、つい身構えてしまうかもしれませんが、このような媒体があると伝える側も安心ですね☺
そして、まだ難しい話に理解が追いつかない小さな子ども達からでもトライできそうなものばかりだったと思います!
「絵本」はご家庭でも読んでいただけますし、保育現場でも読み聞かせすることができて個人的にもとてもオススメです☺

いろんな媒体を使いながら、「多様性」「いろんなカラーがあっていいんだよ」ということを伝えてみようかな!という大人が一人でも増えてくれたら
今回この記事を書いた意味があると思います☺

私自身も、そんな大人の一人として、子ども達と関わっていきたいと思います!

今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました!
明日はお休みとさせていただきます。
次回、金曜日の更新をお楽しみに✨

にじいろmaa🌈

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