土の声を聞く。
「noteのお題ほぼ全部書くチャレンジ」
~No.15 #いま私にできること ~
一昨日、友人が野菜を育てている畑に連れていってもらいました。
長ネギ、引っこ抜く。
ナス、つやつや。
ししとう、ワサワサ。
この葉っぱ全部、モロヘイヤ。
このオクラ、知ってます?
「ダビデの星」という、ぶっちょい品種。
気前のいい友人は、どの野菜も、「採って採って~♪」と。
ありがたく収穫しまくらせていただくオクラ。
採りすぎて、うぶ毛のチクチクで何だか手が痛くなってきたりして。
初めて落花生の花を見ました。黄色いの。
この花が落花したら、地中で実ができてるらしい。
だから、落花生、だそうな。そうなのか!
耕される、畑の土。
耕しているのは、友人のお父さん。
土、じっと見てると、なにやらワッサワサ動いてるんですよ。
何かが動いてる。
蠢く。って漢字、虫いっぱいで、ものすごく納得。
ちっちゃい虫とかミミズとかいっぱいいて、蠢く土は、生き物のかたまり。
土ってば、いのちのかたまり。
虫たちは、ナスに食い跡を残したり、オクラの葉の上でくつろいでたりもしました。
私、芋虫とか毛虫とか、台所で野菜についてるの見つけたら、「ギャー!」とか叫ぶ程度には虫苦手っ子なのですが。
畑で葉っぱにいる芋虫や毛虫さんには、「あ、どうもスミマセン、おじゃましちゃって……」とか、思わず挨拶しちゃう。
あぁ、野菜を収穫するって、自然界のいのちのかたまりを、ちょっと分けていただく、そういうことなんだな、と。
だから、「いただきます」って言ってから、食べるんだな、と。
そんな当たり前のことを、豊かな畑の土に触れさせてもらって、ようやく実感もって理解できた気がしました。
思い出すのは、先日の #noteフェス 第1日目の、坂口恭平さんのお話。
畑を始めてから、躁鬱病の病院通いも、薬も、卒業したという坂口さん。
土は語りかけてくる。土の声を聞けばよい。
ググるな、土の声を聞け……
繰り返し、そうしたお話をされていたことが、印象に残っています。
このコロナ禍で、心身のバランスが崩れた方は多いと思います。私自身も例外ではありません。コロナ前と全然異なる日常を生きているので、負荷がかからないわけがないのです。
なんなんだ、この先どうなるんだ、私なんのために生きてるんだ、私の存在意義って何なんだ……
そんなことモヤモヤグルグル考え始めてしまったら……
土を見て。
土に蠢くいきものを見て。
アリだのクモだのが精一杯生きていて、ちょこまか動き回りながら自分の仕事に勤しんでるのをぼーっと眺めると良いように思います。
生きてたら、それで十分だよ。
なに悩んでんの?
そんな声が聞こえてくる気がします。
いま私にできること。
人のために、あれしなきゃ、これしなきゃ…
……ではなくて。
まずは自分自身の精神の安定を。
そのために、土に触れて「いきもののかたまり」を感じるのは、良い方法。
そんな風に感じた1日でした。
連れてってくれた友人に感謝感謝です。
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毎日更新の習慣づくりとして始めた、
「noteのお題ほぼ全部書くチャレンジ」。
今日はなんか、のんびり心穏やかに書けました。自然って偉大。
明日は、新しいお題として登場した、#私の勝負曲 で、いきたいと思います。今日の内容とのギャップが激しそうですが(笑)まあ、それもまた楽し。
本日もご覧いただき、ありがとうございました☆
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