スマホを置いて、森を育てる
昨日は、「そういえばなんか好きだな」というものこそ大事にしたい、という話を書いた。
そこから、ついでに書き残しておきたいことを思い出したので今日はそのつづき。
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なにかといえば、このアプリのこと。
「Forest」というのだが、これはよくかんがえたらほぼ毎日、かれこれ1〜2年ぐらいずっと使いつづけていることに気がついた。そして、特別に好きというわけでもないし、まさに、「なんかずっと使ってるなあ」という感じである。
このアプリがどういうものなのかというと、下記事を読んでいただけたらわかりやすいかとおもうのだが。簡単にいうと「スマホを使わなければそれだけ木が育つ」というシンプルなものだ。
もちろん、途中でスマホをさわってしまえば木は枯れる。たくさん木を育て(スマホを使わずに)、森を育てようというコンセプトで「Forest(森林)」というらしい。
僕は以前に、このたぐいのアプリで魚バージョンなども使ったことがあるのだが、「木」がいちばんしっくりときたので愛用しているというわけだ。
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そういえば、最近になって知ったこともある。木を育てるのはアプリのなかだけでなく、「現実に植樹もできる」らしい。
スマホをさわらない時間だけ、木を育てるのと同時にアプリ内でコインがたまる。もちろんアプリのなかだけで使える通貨だ。ただ、それで新しい種類の木を買ったり、スマホをさわっていないあいだは「集中モード」でBGMを流せるのだが、その新しい種類の音楽を買うこともできる。音楽といっても、「雨の音」とか「砂浜の音」とか、無音だとぎゃくに集中ができない人むけの「ヒーリングミュージック」みたいなものなのだが。
ようは、ただ木を育てるだけでなく、こういうゲーム性も高いのが僕がこのアプリを気に入っている理由でもある。
だが、それだけではきっといつか利用者は飽きてくるから、あるていどコインがたまったら現実世界でも木を植えられるように、ということで「アフリカかどこかに木を植える募金ができるように設計した」と下記事で開発者が語っているのを読んで知った。
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ちなみに、いまはこの「シダレヤナギ」が欲しくてスマホをさわらないようにしている。
ここでひとつ、気がついた。
前述のように、コインをためればたくさんの種類の木を買って、育てて、それが年間を通してみるとフォレストになるとおもうのだが。いろいろな種類の木がある森にしたい、とおもう人もいれば、僕のようにお気に入りのひとつの木だけで森をつくりたい、という人もきっと多いはずだ。
もちろんそれは好みの問題なのだが、こういう些細なところでも性格が出るなあとおもったりもする。
いずれにせよ、今日紹介したような便利なアプリは、僕がまだまだ知らないだけで世の中にきっともっと溢れているのだろう。
想像するだけで、便利や欲はキリがないなあと感じざるをえない。
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