「芝居」ペア-ゴースト&レディ真瀬×萩原ペア-観劇レポ
Bonjour!
こんにちは
劇団四季最新オリジナルミュージカル「ゴースト&レディ」のことばかりに想いを馳せる人です。もはや恋??👻
本日は少し前ですが、8/15に観劇した回のレポをしたいと思います!
その前に、、
8/7にサントラが出ましたね!!
私、解禁当日は寝る前に待機して0時から聞きました。本編の♪不思議な絆、から聞いたのですが、涙がボロボロ溢れ嗚咽状態でした。
あまりに美しい響きに。
この作品で1番好きな曲の全編を聞けたことに。
志音さん萩原さんの歌声、ハモりの極上さに。
そして最後の美南デオン様までの完璧さに🙏
結局AM2時くらいまでサントラに聞き惚れ、翌日も聴きながら出勤したのですが泣けて泣けて、会社の席に座ってやっと現実に戻りました。
こんなに夢中になれるサントラ出してくれてありがとうございます😭
そして、8/14-の週は真瀬×萩原のグレフロペアになり、「これは観たいぞ、、」とゆる〜くチケパトをしてたら2階最前を発見し、何のためらいもなく購入させていただきました、、🙏
そんなわけで行ってきました!(楽しみすぎて、午前中はジムでの運動をめちゃめちゃ頑張れました笑)
まず、2階最前の景色が完璧すぎた!!
写真ではわかりづらいですが、想像以上に舞台と近かったんです!俳優さんのお顔もオペラグラスを使わなくてもはっきり見え、ラストシーンの景色も本当に美しかった。。
お隣の2人組のお姉様方が、初見のご様子だったので、「これからすごいものを観ることになりますよ〜🤭」と開演前は勝手にドキドキムフフとなっておりました笑。
いざ、開幕
私にとって、日本語のサントラを事前に全編聞いてから観劇できるミュージカル作品は、このゴースト&レディが初めてです。
サントラを聞き込んでいたので、音源をなぞるような観劇になってしまうかなと、正直危惧していました。
しかし、そんな不安は萩原さんの♪奇跡の夜に、を聞いて吹っ飛びました。
萩原さんの歌声が身体に響いてくる感覚になり、ありきたりですが、今ここで観劇できる喜びに満ち溢れました。
繰り広げられるお芝居を生で見る臨場感、歌声や音楽を全身で浴びる感覚は、やはり劇場に来ることで味わえるなぁと改めて認識しました。(だからチケパトする手がいつまでも止まらないんだ。。)
萩原グレイの歌声と舞台姿に酔いしれていると、ドルーリーレーン劇場の景色が広がりました。3回目ともなると、アンサンブルの皆様のお顔も覚えられるようになり、最初から認識できて嬉しくなりました!
そして真瀬さんも登場!
私は真瀬さんのお芝居の進化に、素人ながらも気づきました。
具体的にどの部分の、どのような進化なのかを説明するのは難しいのですが、、
静かで落ち着いた表現であるのに、奥底にあるフローのくっきりとした感情を読み取ることができた。
使命への熱い想いも、もろくてくずれそうな部分も、はたまた少女のような純心さも、真瀬フローは序盤から全てを内に秘めていて、それが丁寧に伝わってくる!
そのように感じ、前回萩原グレイのお芝居にやられてしまった私は、「これは萩原さんとの"芝居"グレフロペアになる!」と、♪かごの鳥の願い/私の使命、の時点で確信したのです!!
(ちなみに一幕終了後、後ろに座っていたおじさまが「なんか真瀬ちゃんお芝居すごくなったなぁ!!」と仰っていて、「やっぱりそうですよね!?」と心の中で激しく同意していました!)
あと、めちゃよかったのが、♪絶望のどん底で、です!!
これは予想していた通り、真瀬さんの「男役み」が発揮されていて、燃え上がるようなバチバチの掛け合いになっていて最高でした・・好。
あとね、「殺す、、いつ、、?」の、剣をなぞってから剣を離されてガクッてなる真瀬フローの一連の流れもオペラグラスでしっかり見ることができました!!
真瀬フロー×萩原グレイの化学反応
上述したように、真瀬さんと萩原さんは特に「芝居」の印象が強いペアだと思います。
真瀬さんのフローは元気で若めな印象、使命に真っ直ぐ。だけどとっても必死。駄々っ子で子供っぽい部分もあった分、後半にかけて強く逞しくなっていく姿が魅力的でした。
そんな真瀬フローの影響を受けて、萩原さんのグレイもなんか元気で血が通った感じになっていた、、!そして、わりと最初からフローに惚れている気がするのに、真瀬フローはなかなかグレイに惚れていない印象なので、萩原グレイはかまちょになってるんですよね、、尊。志音さんフローの時は「フローへの敬意、バディ感」が特徴的でしたが、真瀬さんだと萩原さんグレイは全体的にほぐれている印象でした。
それで、私が「芝居ペア」だと感じた1番の理由は、萩原グレイと真瀬フローが「兄と妹」のような関係に近いと感じたからです。
色んな表情を見せながらも、幼めで一生懸命で放っておけない印象の真瀬フローを前に、萩原グレイは「俺はきっとこの子を殺さないだろう」とわかっていたような気がするんです。
だから二幕でフローに「あなたとの約束を果たす時が来ました」と言われたときも「約束?」と、絶望したら殺すという約束を本気で忘れていたかのような物言いだったし、
「教えてやる、絶望が、どんなもんか」の言い方も、一言ずつ区切って、妹に諭すような言い方になっていて。
「フローの影響を受けるグレイ」像がくっきりと見え、鋭さはありつつも全体的に穏やかになっていた萩原グレイに、やはり心を掴まれる観劇でした。
あとは、やはり真瀬さんの心の羅針盤!!!!!
ここの真瀬さんは別人、超人です。
歌い方も相まって宝塚の男役さんのような迫力があり、真瀬さんのこれまでの軌跡を思い、涙しました。宝塚時代の真瀬さんは存じ上げないのですが、四季のこの舞台で大輪の花を咲かせる真瀬さんがあまりに神々しく、胸がいっぱいでした。
今回見たゴースト&レディは、私の夏休みの素敵な思い出となりました✨今のところあと2回観劇予定なので、またレポしたいと思います!大切に観るぞー!!
最後までお読みいただきありがとうございました!