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モノカキングダム2024 ふりかえり【書いてたのしい、その先に】

まずは主催者のことばと広告さん、参加者のみなさん「モノカキングダム2024」では貴重な経験をありがとうございました🙌🙌🙌🙌

遅まきながらふりかえりをしてみたいと思います。
よかったらお付き合いください😊

そもそも私設コンテストに参加するのは、ななななんと初めてでした。



はじめましてで「モノカキングダム」に挑戦しようと思ったのは、何を隠そう「ことばと広告さん」隠れファンだったからです。いや隠れていないかもしれません、頭もしっぽも全部見えていたかもしれません。

そう……「書く」が初心者な私は、「書く」に不安や力が湧いてこないときは、ことばと広告さんをはじめ、大好きなnoterさんの記事やつぶやきをこっそり読んでエネルギーをもらっています。

そんな私がモノカキングダムの存在を知ったのは、2024年12月第2週。すでに応募が始まっていたときです。きっかけは三條凛花さんの記事
(三條さんの記事から新しい扉をあけるきっかけをいくつももらっています、いつもありがとうございます。)

「素敵な記事だなぁ……」

読み終えて余韻に浸っていると、記事の最後に「#モノカキングダム」
そしていつも陰からこっそり眺めていた「ことばと広告さん」の名前に前のめりになり、勇気をだして、未知のドアをひらいて参加を決意しました。

さながら何も持たずに道場に「頼もう!」と突入していった命知らずであることに、数日経ってから気づくのですが、このときの「前のめりパワー」を出せた自分に拍手をおくりたい気分です。2024年最後のファインプレーでした。

まず一番に「参加してよかった!」と思えたのは、

参加している人たちの「渾身の1作」(新作)をできたてほやほやの熱々のときに読めたこと。

あの人も、この人も、知っているnoterさんの作品ばかり。(またしても隠れファン気質が発動)はじめて出会うnoterさんの作品も素敵なものばかり。


2024年のお題は「こえ」
そのキングの頂きをめざして、山のあっちのルート!こっちのルート!
「えっまさか!そんな準備の仕方や登り方(書き方)まであるんですかーー!」と新しい発見をしながらワクワクして読んでいました。

みんなライバルで、みんな仲間。その雰囲気を記事やコメント欄からヒシヒシと感じていたのに……人見知りを発動してしまったのが、1つ目の後悔ポイントです。

交流が参加の目的ではなかったのですが、この好機会はもったいなかったなぁ…と悔やんでいます。「くぅっ!」「なんで恥ずかしがってしまったんだろう!」と床を叩いて頭ぽかぽかしても全てはあとの祭りです。
モノカキングダムやnoteに限らず、良い出会いに恵まれるチャンスは人生にそうそうないはず!
今度参加できるのであれば、推し量りながら、怖がらずに自分をひらいていきたいと思いました。

もちろんコメントを追っているだけで、楽しめたり、他の方の視点は面白くて凄く凄くいい刺激でした!(ありがとうございました✨)

自作品を消すのがムズカシイ


自分の記事の投稿がおわったら、次は審査員として全作品を読むことに。

いつもの記事の、慣れ親しんだ人たちではない記事が多く、はじめまして方の記事を読むのでどことなく、はじめは自然と肩に力が入りました。

最初の10作品くらいは終始「自作品との比較」。余りの力作ぞろいに膝から崩れ落ちて、邪念入りまくりで審査どころではなくなってしまった……。
気をとりなして襟を正して読みなおしスタート。

なので、結局10作品以上仕切り直しで読み直しました。(2巡目)

2025年の自分に力の限り伝えたい。己の作品をすべて頭から吹っ飛ばしてから他の方の記事をどうか読んでほしい。

とにかく、力作揃いで愛情こもった作品ばかり。なるべくいいコンディションで読めるように心がけてみました。心をフラットにできるように、リフレッシュしながら読みすすめること数日。やっと全作品、読了。

(途中……読みすぎて軽い脳内爆発をおこしそうになったので、下書きにいつ投稿するとも分からない言葉の羅列を書いて、頭のリセットを数回やっていたような。いないような。)


自分の投稿作品を書いていたときに、楽しんで書いて参加にたどり着けたわけですが、他の人の作品を読み込むうちに、沸き上がる気持ちがありました。

「書いて楽しい」では終わらない。「ええ記事」は読み手である心に届いて、心に響くのを実感しました。笑ったり、泣いたり、驚いたり、感動したり、ほんとう~に、忙しい数日でした。

モノカキングダムの面白さでもあり、私にとっては、ここがすごく貴重な経験だったなぁとふりかえった今でもしみじみ感じます。

そして、投票へ


どれもこれも、名作ばかりで投票は悩みに悩みました。
投票させていただいた2つの作品と、心にのこった作品をつたない文章ながら、ここに紹介させてください。

そして話は少しそれますが、私たち夫婦には子供はいません。それゆえに子育てを経験しておらず、その苦労の真の部分は分からないまま。子育ての経験のない私が、たとえば職場の世間話で子育ての悩みに共感するのは、相手から見て、なんとなく軽率に見えないかな…と母に相談したことが過去にありました。

「気にしすぎだよ」
とか
「他にも同じような人がいるでしょう」

と母は言わず、

「あんたもね。こんな母ちゃんの子供だけど、子供でいた(いる)経験はあるから、子供のときの気持ち想像して、人との関わりを大切にしていけばいいのよ」と言って寄り添ってくれたことがある。だから、私も怖がらずに、人の経験に寄り添ったり、共感していこうと思えたのでした。母、ありがとう。今回もその言葉をお守りにいくつかの作品と出会わせてもらいました。


投票した2つの作品

①「ねぇパパ。僕の声を聞いてよ」/ マイトン さん


読んでいる途中で、ふと、気づきます。

「あれ? これ数日前におすすめ記事で読んだかもしれない」

モノカキングダムが話題になり注目度が高ったせいか、知らずに出会っていた作品の1つでした。

実は、わたしも長い不登校の経験があります。マイトンさんの息子さんがイヤホンしていたように、私も当時ヘッドホンをしていました。まるで、自分自身を読んでいるかのように浸っていたところで、急に目が醒めます。

私も自分を守るため自分を責めた。

「ねぇパパ。僕の声を聞いてよ」より


「この一文をどんな気持ちで書いて、この短い言葉へ紡いだのだろう」と想像しました。何度も読み返した箇所です。家族に会いたくなったんですよね。この一文を読んだときに。家族に「今も家族でいてくれて、ありがとう」と言いたくなり、心揺さぶられた作品でした。

 人間味が溢れた作品で好きになりました。


②「あなたの声はとびっきり」 / はたらくたぬきち さん

 
なんだかもう愛おしくて。たまらなかったんです。

「彼女の声はとびっきりかっこいい」って。

だから、どうか、自分の声を個性を愛し、大事にできますように。

あれから、時々娘が「シャンデリア〰️」と口ずさんでいる。

「あなたの声はとびっきり」より

娘さんが最後にシーアの歌を口ずさんでいるのに、心撃ち抜かれました。一番最後に「口ずさんでいる。」で締めているのに、想像力をくすぐられて、お母さんの愛を受け止めて、かっこよく歌っている姿が浮かんできました。

素敵な作品でした。

心にのこった作品


■「合言葉を言え。」 / ゆにさん

もう大好きです。光GENJIのくだりからツボにはまってしまったのは、世代なので言い逃れできません。じわじわ、じわじわと迫ってくる「合言葉」までの文章の流れと間が、光GENJIを飛び越えてくるので、笑い泣きしました。こんなに笑ったのに「家族っていいなぁ」って、ほっこりしました。至福です。
ゆにさんのあとがき(ふりかえり記事)では飾らずにご自分を語っているのが、好きです。

■「母の最期の愛を、しかと受け止める」 / まつぼっくりさん

多くは語れないのですが、すごく刺さりました。(いい意味で)
そのあとのまつぼっくりさんのふりかえりの記事を読むと、それはそれで、またぐっと刺さるものがあって、しばらく心から離れませんでした。真剣に人や、自分の心と向き合う大切さを作品から教えてもらっている気がします。

大好きです。

(記事を勝手ながらご紹介させていただいた皆さん、引用失礼いたします)

〇おしまいに


2025年に突入してから、やっと~!ふりかえりを書くことができました!

モノカキングダム2024で出会いをいただいた皆さん。何度も、何度も、いいますが、本当にありがとうございました。そしてことばと広告さん、ありがとうございます。これからも楽しく書き続けていきたいと思う、気づきの日々でした。感謝、感謝です。


そして次は、少しスパンは空くかもしれませんが、自作品のふりかえり!やってみようと思います。

それでは、またお会いできたらうれしいです🙌
chimoでした。

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chimo
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