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「パワハラ会議」を紐解きつつ、下弦の鬼と鬼舞辻無惨さまのあるべき姿を考えてみる

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#©吾峠呼世晴


「鬼滅の刃」のラスボス、鬼舞辻無惨さま


彼(彼女?)が部下である”下弦の鬼”たちを集め、粛清するシーンがある

かの有名な「パワハラ会議」である


▼問題のシーン

#アニメ26話

マンガ6巻


【ハラスメントの類型と種類】具体的に無惨さまの何がパワハラなのか?

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頭を垂れてつくばえ。
平伏せよ。


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平伏する下弦の鬼たち


下弦の壱:魘夢 (えんむ)

下弦の弐:轆轤(ろくろ)

下弦の参:病葉(わくらば)

下弦の肆:零余子(むかご)

下弦の陸:釜鵺(かまぬえ)


#みんなの名前を覚えて帰ってね

#下弦の伍は累(るい)


無惨さまが代表取締役社長だとすると、上弦の鬼は執行役員

下弦の鬼である彼らは、中間管理職といったところだろう


まずは、具体的に無惨さまの何がパワハラなのかをハッキリさせる


以下「パワハラ6類型」にあてはめてみる

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厚生労働省雇用環境・均等局公式「あかるい職場応援団」より


順番にみていく


①身体的な攻撃      ⬅アウト

②精神的な攻撃      ⬅アウト

③人間関係からの切り離し ⬅セーフ

④過大な要求       ⬅アウト???

⑤過小な要求       ⬅セーフ

⑥個の侵害        ⬅セーフ


パワハラ会議の内容からみるに、①身体的な攻撃、

および、②精神的な攻撃は確実に抵触する


④の過大な要求については、微妙なところ


「柱を葬る」や「上弦の鬼のように強くなる」ことは過大な要求だろうか?


組織としてみたときに、そうした役割が求められることは妥当な気もする


#しかしパワハラであることに変わりはない

#詳しくは法律の専門家にきいて


とはいえ無惨さまの怒りと言い分(殺り分)もわかる

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とはいえ、無惨さまの怒りもわからないではない


以下は、下弦の鬼たちの主張


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#下弦の肆:零余子(むかご)


零余子「も、申し訳ございません。お姿も気配も異なっていらしたので。」

訳:いるなら言ってよ~。。そのときだけはちゃんとするから!


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#下弦の陸:釜鵺(かまぬえ)


(「私が問いたいのは一つのみ、何故に下弦の鬼はそれ程までに弱いのか。」に対して)


釜鵺「そんなことを俺達に言われても。」

訳:上は上でしょ?なんなら今のままでも構わないし。。おれにはカンケーねえ…


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#下弦の参:病葉(わくらば)


病葉「戦って勝てるはずもない。なら、逃げるしか!」

訳:説教かよ…こんな会社、さっさと辞めてやる!今、やめる!


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#下弦の弐:轆轤(ろくろ)


轆轤「血を、貴方様の血を分けていただければ私は必ず血に順応してみせます。」

訳:予算を、会社の予算をもっとまわしてよ!コスト削減とか言ってないで!じゃなきゃムリ!


彼らはサラリーマン

会社への姿勢が問われる部分もある



こんな中間管理職ばかりのなか、魘夢はというと…

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#下弦の壱:魘夢 (えんむ)


魘夢「他の鬼の断末魔を聞けて楽しかったぁ~、幸せでしたぁ~」 

  「人の不幸や苦しみを見るのが大好きなので、夢を見るほど好きなので、私を最後まで残してくださってありがと~。」

訳:社長バンザイ!この会社サイコー!


魘夢のみに血(予算)を分け与える無惨さまの気持ちがわからないでもない


#しかし血を分け与えられると

#死ぬかもしれないので

#安全配慮義務違反👼


粛清された下弦の鬼はどうするべきだったのか?

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無惨さまに粛清された中間管理職たち


では、粛清されないために、下弦の鬼たちはどう振る舞えばよかったのか?


給料をもらっている(鬼として生きる)以上、働くことは必須


働くとは、例えば…

・柱の殲滅
・鬼殺隊の情報収集
・上弦の鬼を目指す


著者なら、迷わず無惨さまからの信頼が厚い猗窩座殿に弟子入りしつつ、スキルアップを図る


そして、「青い彼岸花」探しという特別任務にも同行する


そして、なんやかんやして評価を上げつつ、上弦の陸のポジションをとりにいく

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#しかし弱者判定されて

#相手にされないかもしれない


無惨さまは今後どう振る舞うべきか ~「パワハラ」と言われないために~

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一方で、パワハラと言われないために無惨さまはどう振る舞えばよかったのか?


基本的には、”ホウレンソウ”とセットになると言われる”おひたし”を実践することが望ましい


(部下が行う)ホウレンソウ:

・報告
・連絡
・相談

#あと確認


(上司が行うべき)おひたし:

・怒らない
・否定しない
・助ける
・指示する

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”ホウレンソウ”してきた部下に対する態度として語られることが多い”おひたし”


実際には、先に”おひたし”が実践されている方がホウレンソウしやすい

結果、風通しのよい働きやすい職場になる


まずは、部下がホウレンソウしやすい雰囲気を作ること


無惨さまに”おひたし”をあてはめると…

・(突然パワハラ会議を開いて)怒らない
・(「何故に下弦の鬼はそれ程までに弱いのか」と)否定しない
・(血をふんだんに分けてあげて)助ける
・(柱の殲滅など具体的な任務内容を)指示する


無惨さまが、”おひたし”を実践していたら、下弦の鬼のリソースを無駄にすることはなかったかもしれない


そうすれば、鬼殺隊との戦いで優位に立てたかもしれない

23巻の表紙は、無惨様と鬼たちだったかもしれない


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全鬼が平伏する圧倒的な力を持つ無惨さま


その力が及ばない鬼が1人いる


そう、竈門禰豆子である


鬼にもかかわらず、無惨さまの支配が及ばず、フリーランス的な動きができた理由などは「『鬼滅の刃』の竈門禰󠄀豆子(かまど ねずこ)が鬼から人間に戻れた理由」をどうぞ


#推しはしのぶ様

パワハラ相談窓口


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ゆーま / YU-MA

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