【育児日記】 姉妹というもの。従兄弟というもの。
先日姉家族が新生児に会いにやってきた。
姉夫婦と、6歳の姪っ子。姪っ子は新生児にも会いたかったけど、それ以上に1歳の長女の方と遊びたくて楽しみにしていたらしい。前回会ったときはまだバブみが強めで喋れなかった長女。ここ2〜3ヶ月で言語大爆発が起きたので、それをみてねで見ていて「しゃべれるムスメちゃんと会いたい!」と言っていたとのこと。
お姉さんを発揮する姪っ子
普段から保育園で年下の子たちとも遊んでいるという姪っ子は、1歳の長女の扱いもお手のもの。しっかりとお姉さんらしく遊びの相手をしてくれて、頼もしい。本人も、家では一人っ子だからかたまにお姉さんらしく振る舞えることが嬉しいようです。
習っているバレエのストレッチを披露してくれて、それを長女に教えてくれたりした。
長女が愛用しているおもちゃも姪っ子からのお下がりで、使い勝手も熟知しているので、一緒に上手に遊んでくれました。
なんでも真似したいお年頃な娘
そんな素敵なお姉さんと一緒の娘は姪っ子の事が大好きなようで、姪っ子の一挙一動をとにかく真似っ子。
家にあった大きなバランスボールと、セットのもう少し小さめのボール。姪っ子がバランスボールの上に身体を乗せて腕立て伏せのように手を床につき、移動して遊んでいるのをじっと見ていたかと思うと、しばらくした後に小さなボールで同じ動きにトライする娘。
姪っ子にくっついて行動してるうちに姉夫婦にもすっかり心を許したようで、我が物顔で膝に座ったり抱っこしてもらったりもしてました。
一方で、多少の遠慮もあるみたいで、普段のように強めに駄々をこねたり、自己主張をしたりという事は少なく、言葉少なに姪っ子や姉夫婦の挙動に従っていました。久々に保育園で見るような娘の挙動を見た。
里帰りで2ヶ月ほどずっと家で過ごす中で日に日に自己主張も増して声も大きくなっていったので、性格が変わったのか?と思ってたけど、家の外での生活が減っていただけのようです。典型的内弁慶な娘。
一応、おとなしい外向けモードの時も楽しんではいるようで、特にストレスなわけでも無さそう。誰しも社会向けの顔、家向けの顔ってあるもんね。
子どもを通じて仲良くなる姉妹
ちなみに私自身は、子どもの頃〜独身時代まで、あまり姉とは馬が合わなかった。嫌いとかではないのだけれど、性格も価値観もあまりに正反対でお互いに理解し合えなかった。それに、姉は母の代わりに私に厳しくしつけをしてきたので(3歳違いなのに圧倒的な差があった当時)、わたしの中では長らく姉は恐怖の存在でした。
それが、姪っ子が生まれ育っていくなかで大分丸くなっていった姉。そして私も子どもを授かる中で、姉と上手い距離感でもって甘えたり話をしたりが出来るように。
私たち姉妹関係も子どもたちの存在によって近づいたので、そういう意味でも子はかすがいだなぁと思う。
何歳になっても変わっていく家族関係
若い頃は親戚づきあいは面倒だし、なんで集まるのか分からないし、意味もないと思ってた。でも、今になって思う。親戚や家族がいて、こうして定期的に集まれること、いざとなった時に協力しあえることは心強いなと言うこと。そのために普段から円滑なコミュニケーションを意識して、関係性を保てるようになったくらいには、私もおとなになったようです。
何歳になっても家族関係というのは日々変わっていくもんだなと今回改めて思いました。
よく、「お互いに兄弟がいたほうが心強いから」と2人目3人目…を生むことにする話を聞く。今までは、「とは言っても必ずしも兄弟の性格が合うかもわからないし、協力しあえないこともあるだろ」と思ってた。確かにそういう側面もあるけれど、お互いが大人になってある程度尊重し合える関係性になった時、そして家族の有事が増え始めた時にその恩恵は発揮されるのだなぁと思いました。
一方で、一人っ子だからそういう関係性を築けない訳でもない。姪っ子と娘のやり取りをみていて、これからも一緒にあそんで姉妹のようになれればいいなぁと思いました。
とりとめないけれど、今日はそんなところでおしまい。