発送時のリチウム電池取り扱いについて~配送会社からペナルティを受けることも~
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輸出をする際に注意しなければいけないことのひとつに「リチウム電池の取り扱い」があります。
リチウム電池が内蔵されている製品に関しては、海外へ郵送するときに注意すべき点がいくつかあります。
今回は、リチウム電池の郵送について詳しく解説していきます。
輸出などでリチウム電池を取り扱う必要がある方は、ぜひチェックしてくださいね。
■リチウム電池が使用されている商品
リチウム電池が使用されている製品の具体例を、以下にまとめました。
上記は一例ですので、他にも使用されている製品は数多くあります。
輸出する商品に、リチウム電池が内蔵されているか確認してから発送しましょう。
■日本郵便でのリチウム電池輸送方法
日本郵便でのリチウム電池の輸送は、 機器に取り付け又は機器に内蔵されていることが条件となります。
リチウム電池単体や、製品に取り付けずリチウム電池を同封しただけの場合は郵送できないので注意してください。
あくまで、正しい取り付けもしくは内蔵されたもののみ可能です。
また、輸送できるリチウムの内容量や規定ワット数が定められています。
対象の商品が規定量以内かを確認しましょう。
ひとつの郵送物において、最大4個のリチウム単電池もしくは最大2個のリチウム組電池であれば、海外への郵送が可能です。
リチウム電池の輸入を制限している国もあるので、対応可能な国・地域の確認をしてから発送してください。
リチウム電池の取扱可能な国・地域→日本郵便
■Fedexでのリチウム電池輸送方法
リチウム電池の内容量や規定ワット数は、日本郵便と同じです。
違うのは、製品にリチウム電池が内蔵もしくは取り付けていなくても条件を満たしていれば輸送が可能という点です。
しかしそのためには定められた条件を満たす必要があるので、誰でも簡単に輸送できるわけではありません。
また製品に内蔵している状態での輸送も、Fedexで利用方法が決められています。
具体的には、特定のリチウム電池マークの表示・貨物明細欄に決められてた文言の記入が必要です。
詳しくはホームページで確認して対応してください。
Fedex:リチウム電池を発送する場合
■DHLでのリチウム電池輸送方法
DHLではリチウム電池を輸送する前に、DHLエクスプレスの承認を受けたアカウント取得が必要です。
その後は、各業者と同じく決められた方法で手続きを行います。
こちらも、製品に内蔵もしくは取り付けされていなくても、リチウム電池単体の輸送も可能です。
DHL:リチウム電池の輸送方法
■UPSでのリチウム電池輸送方法
こちらもリチウム電池輸送規定にそって利用しましょう。
指定されたラベルの表示とマーキングが必要です。
UPSでは陸上輸送も可能で、航空輸送と規定が異なります。
条件を確認して適切な方法を選択してください。
梱包方法を記載されているのでぜひ参考にしてみてください。
・UPS:電池の梱包・出荷ガイド
■リチウム電池を海外輸送する際の注意点
リチウム電池を海外輸送する際に、商品に内蔵もしくは取り付けされていることが条件の輸送方法を選択する場合には、注意点があります。
例えば、新品の商品でバッテリーと製品が別々に分かれてひとつの箱に入っていたとします。
その場合は、一度開封して製品の中にバッテリーを内蔵してから発送する必要があります。
商品を開封した時点で中古扱いになりますので、発送前に購入者に開封の許可と事情の説明を行わなければいけません。
事前にその旨を商品説明欄に記載することで、購入者が理解したうえで購入することができます。
購入後も再度、購入者にメッセージを送り開封の許可をとりましょう。
リチウム電池を使用している製品を出品する際は、上記ポイントに注意しトラブルが起きないよう対応することが大切です。
もしくは、製品とリチウム電池が別々でも輸送可能な発送方法を選択しましょう。
リチウム電池に関しての情報が以下にまとめられているので、取り扱う際は把握しておきましょう。
・Schneider Electric:リチウムイオン電池をUPSで使用する場合
■まとめ
リチウム電池が使用されている製品は数多くあり、輸出する商品でも取り扱いの多いものになります。
出品する商品に、リチウム電池が使用されているのかを把握してから出品することが大切です。
思わぬトラブルが起きないよう、国際郵送の条件、リチウム電池の取扱い方法をしっかりと理解し、安全に郵送できるようにしましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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