「年収300万円で心の大富豪」を読んだ【お金で悩んでいる人、聞こえますか~!】
「年収300万円で心の大富豪」という本をご存知ですか?
著者はサバンナの八木さん。
そう、テレビにたくさん出ているサバンナ高橋ではなく、「ブラジルの人、聞こえますか~!」の八木さん。
なぜこの本を手に取ったかというと、
お金の話に興味がある!
八木さんがファイナンシャルプランナー1級を取得したということで、どんな考えをお持ちかと興味があった!
年収が少ない私の心のオアシスにならないかと思った!
という今の私にドンピシャの本だったからです。
ネタバレしない程度に共感した部分を今回は紹介します。
小さな幸せを袋につめていく
この考えにはとても共感。
私自身も、日常の小さな幸せを大切にしています。
「朝、起きられてよかった」
「今日を過ごせそうでよかった」
「書く仕事ができる」
「住む場所がある」
「水が美味しい」
「散歩のとき空気がピンと張りつめていて心地いい」
「コーヒーが香ばしい」
「寝られてうれしい」
こうした小さな幸せを袋につめていくと、八木さんが言うように一日中幸せを感じられます。
THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」という歌を知っていますか?
じょおね~~つの、真っ赤なバ~ラ~を~♪ む~ねに 咲かせ~よ~う♪
というメロディーラインで有名な曲です。
「情熱の薔薇」にこんな歌詞があります。
なるべく小さな幸せと
なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう
そんな気持ちわかるでしょう
この歌詞を初めて聞いたとき、涙が出るほど感動しました。
「ああ、わかる」って。
人生は良いことばかりではありません。
苦しいこともたくさんあります。
でも、そんな不幸せな苦しいことも、なるべく小さくして、なるべくたくさん集める。
そんなことを知ってから、心がスーッと軽くなったことを覚えています。
不幸せを感じることがほぼ無くなりました。
毎日、小さな幸せにあふれていますからね。
相対的ではなく絶対的な幸福を
八木さんは「人と比べるのではなく、昨日の自分と比べる」大切さを説いています。
わかるなぁ。
何が幸せかは人それぞれです。
ゲームに幸せを感じる人
読書に幸せを感じる人
美味しい食べ物に幸せ感じる人
恋人と過ごす時間に幸せを感じる人
家族との時間に幸せを感じる人
私は今、日差しに照らされた部屋で、この記事を書いているのが幸せです。
この夜のテレビでは、「ハウルの動く城」が放送されており、「面白いなぁ」「宮崎駿すごいなぁ」と思うとともに、「今、何も不安や不満なことがないなぁ」「生きているってありがたいなぁ」と幸せを感じていました。
「こんなことが幸せ?」と、思う人もいるかもしれません。
しかし、幸せなんですよ笑
充分に満たされていますからね。
これからも、自分の中での絶対幸福を大切にしたいです。
昨日の自分より幸せになる。
明日がより幸せである。
そんな日々を生きていきたいと改めて思いました。
今日、幸せだったなぁ
「今日も幸せだった」
そんな日をあと何日過ごせるでしょうか?
そう思うと、悔やんだり、悩んだりする時間がもったいないように感じてきます。
悔やむことも悩むことも生きていく上ではもちろん大切ですが、やはりなるべく幸せを感じていたいですよね。
単なるマネー本ではなかった
ファイナンシャルプランナー1級に合格した八木さんの本ですから「年収300万円で心の大富豪」とはどんなマネー本かと思いきや、かなり生き方論の本でした。
「心の大富豪」
とても面白い考えですよね。
かなりの名言だと思います。
そして、やはり人生って心の持ちようだなと改めて感じました。
(本の内容はコンパクトにまとめらていますので、1時間あれば完読できます!)