兄妹ケンカを無視してみたら感動することが起きた
こんばんは、けいみゅです。
兄妹ケンカ。
ほんと悩ましい問題です。
わが家は5歳と3歳の兄妹なので、
2歳差の兄弟ケンカは
毎日勃発するし、割と激しめです。
そんなケンカを無視し続けていたら、
兄妹2人の間に感動するような変化が
起きたんです!
以前はケンカを仲裁していた
下の娘がまだ2歳だった頃は
体も小さいし言葉もつたなかったので、
兄の方が叩いたりしたら
即座に向かっていって
「叩くのはやめようよ」と
怒っていました。
しかし、
子どものケンカにいちいち入っていくのは
とにかく疲れる。
そしてわたしが入っていったところで、
いつの間にか2人で仲良く笑ったりしている。
1番心が苦しかったのは
どちらかの味方をする状態になってしまうところ。
例えば兄が妹を叩いていて
わたしが怒るとき。
もしかしたら妹の方が先に手を出していたかもしれない
何かを取られたのかもしれない
大人が見ていないところで嫌な思いをしていたのかもしれない。
何かしら理由があって叩いているはずなんですよね。
なのにひょこっと現れた大人に怒られるのは
腑に落ちないよなぁと思いました。
わたしも下に弟がいたのでよく分かるんですよね。
いつも上が怒られる。
「そういう宿命なんだよ」
って言われても子どもは納得できませんよね。
とことん無視してみることに決めた|ケンカ無視のルール
どんなに泣き喚こうが、
叩こうが、
完全に無視をすることに決めました。
もうちどちらの味方もしない
ケンカに割って入らない
そう決めました。
ただ自分の中で決めていたことは2つ
怪我をしそうなほどヒートアップしたら止める
気持ちは受け止める
気持ちを受け止めるとは
例えば「おもちゃ取られちゃった〜」
と言ってきたら、
「そっか、それは嫌だね」
と嫌な気持ちをしたことに
共感すること。
その後に
「渡してあげてよ」
などともう1人に言うことは絶対にしません。
無視し続けた結果どうなったのか
わたしが無視していても
相変わらずケンカはし続ける兄妹ですが、
本日ある変化がありました。
浴室で兄がご機嫌になり、
妹にちょっかいを出しまくってたんです。
妹は少し眠かったのもあって
「やめてよ!!」
とずっと怒っていました。
それでも兄は聞く耳持たずで
しつこくちょっかいを出し続け、
とうとう妹は先にお風呂を上がって
逃げるようにリビングに行ってしまいました。
兄が後から浴室を出て、
わたしに一言。
「笑ってほしかったんだよ、
一緒に遊びたいだけなんだよ」
とポツリと言いました。
わたしは
「そうか、遊びたかったんだね。
また遊んでくれるといいね」
と答えました。
すると兄が
「謝ってくるわ」
と言って妹のところに行き、
「嫌な気持ちにさせてごめんね」と
言いました。
謝られた妹は
「いいよ、怒ってないよ」
と言えて
自分達で仲直りができたんです!
わたしが謝ろうよなど言ったわけでもなく
自分たちから関係を歩み寄ろうとしている姿に
成長を感じました。
子どもにも社会がある!ケンカは放ったらかしくらいがちょうどいい
結局子どもは子どもの世界で成長するんだな
大人の余計な仲介はいらないんだな
とつくづく感じさせられました。
大人は正しい解決方法を教えてあげようと思って
あれこれするけど、
それは結局おせっかいなことがほとんど。
謝るのだって
「ほら、ごめんねって言いな」
って大人に言われても、
それはただ言わされてるだけ。
子どもだって自分が悪かったなと思ったら
ちゃんと謝れます。
子どもの世界を壊してしまわないように
にわかズボラな放ったらかしくらいがちょうど良い
そんな気持ちでこれからも
ケンカにはダンマリを決め込もうと思います。
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