Holiday Project

社会や文化等々、さまざまな方のコラムをこれから増やしていきます。

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最近の記事

ファイル1ミニFM局「FM KURARA」(埼玉県本庄市)儘田嘉彦局長

空き家や空き店舗などが地域の課題となる一方で、そうした古民家・古建築等を活用して、まちづくりの活動を展開したり、商売につなげたりする若者も増えています。そうした若い世代の姿を2年間にわたりリポートした、日本住宅新聞での小林真さんの連載を、さらに加筆して順次配信していきます。3回目は連載初回に登場したファイル1、ミニFM局「FA KURARA」儘田嘉彦さんです。(2015年11月取材) 演出撮影となった全国紙の取材風景(cafe NINOKURAにて。中央が儘田局長)  「

    • ファイル19熊谷愛染堂寺カフェ講中(埼玉県熊谷市)大城圭佑さん、長谷川樹生さん

       空き家や空き店舗などが地域の課題となる一方で、そうした古民家・古建築等を活用して、まちづくりの活動を展開したり、商売につなげたりする若者も増えています。そうした若い世代の姿を2年間にわたりリポートした、日本住宅新聞での小林真さんの連載を、さらに加筆して順次配信していきます。2回目はファイル19熊谷愛染堂寺カフェ講中の大城圭佑さんと長谷川樹生さんです(2017年5月取材)。 2月26日の「縁日」。かつて50年に一度だった市指定有形民俗文化財の「愛染明王」の公開期など、観光資

      • ファイル14 農家民宿楽屋(らくや)〈埼玉県ときがわ町〉金子勝彦オーナー

        空き家や空き店舗などが地域の課題となる一方で、そうした古民家・古建築等を活用して、まちづくりの活動を展開したり、商売につなげたりする若者も増えています。そうした若い世代の姿を2年間にわたりリポートした、日本住宅新聞での小林真さんの連載を、さらに加筆して順次配信していきます。1回目はファイル14農家民宿楽屋の金子勝彦さんです(2016年12月取材)。 2016年5月の「羊の毛刈り」。京都から羊がやって来る模様は、『羊を巡る冒険』としてFacebook上に記録された   「論

        • 第2回 それは「レコードクラブ」がきっかけだった

           それが何のレコードを買った時なのか、タイミング的には、キャプテンハーロックのドラマ編LPか、戦国自衛隊のサントラか。  小学5年生の1979年当時は『戦国自衛隊』にもはまっていて、角川映画の『戦国自衛隊』の公開をきっかけに半村良の原作(角川文庫)を読んだところ、日本史好きになりかけのころでもあったので、戦国時代のパラレルワールド・タイムスリップものといえるこの中編の面白さに一発で引き込まれてしまった(挿絵は永井豪)。  映画も当然見に行ったわけだが、違う時代に来てしまった自

          【ライブリポート】山下達郎7・9中野サンプラザホール

          「TATSURO YAMASHITA PARFORMANCE 2017」7月9日中野サンプラザホール                          (大川原通之)  学生だった30年ほど前、冬の北海道を一週間近く電車で旅行した。旅の友は、黒澤明のスタッフたちのインタビューを集めた『巨匠のメチエ』という1冊。それぞれのポジションからの証言によって黒澤明の映画づくりが浮き彫りになるという本で、旅の間中何度も読み返しても飽きなかったのは、クロサワの映画もさることながら、現場自

          【ライブリポート】山下達郎7・9中野サンプラザホール

          第1回 ガンダムは観る前にブームが先にやってきた

           それはおそらく1980年の2月。岩手県盛岡市の小学5年生だったある日、同級生の1人が「今、東京ではこういうのが流行ってんだぞ」と言って、そいつのアニキが読んでいた雑誌を持ってきた。  マチルダ中尉が表紙のアニメージュ。1980年3月号。  マチルダ中尉は言わずもがな機動戦士ガンダムの登場人物だ。  アニメージュという雑誌の存在自体は知っていたが、当時の私にとってはもっと上の歳の人たちが読むものだと思っていた。実際、その少し前に宇宙戦艦ヤマトはブームになっていたが、そのブーム

          第1回 ガンダムは観る前にブームが先にやってきた