そなエリア東京(防災体験学習施設)/体験感想編
2021.10.07(木)午後に行ってきた「そなエリア東京(防災体験学習施設)」に行ったときの体験や感想などなどまとめておこうかと思います。
まず「経緯」
急に「防災」ってことを言い出したんじゃなくって、会社の衛生安全委員会の会議で話があがってきたもの。
ちなみに、私は「第一種衛生管理者」の資格もちです。
大阪本社は、阪神淡路大震災(1995)を経験し、東京支社は、東日本大震災(2011)を経験しています。
中小IT企業で40年近い歴史を持つ会社なのですが、入社してくる社員は、大震災を経験したことの無い世代の社員が増えつつあり、まずは施設見学から「行けるものが行ってみては?」で始まったものです。
考えてみてください。
東日本大震災は20歳の新入社員であれば、10歳だった。
もうこういうところに突入しているということです。
そこで防災意識を高めるいいものはないかなーということで行ってきた施設が、そなエリア東京(東京広域防災公園)です。
どんなことができるの?:「そなエリア東京」とは
そなエリア東京は、地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設です。
被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示がございます。
首都直下地震について、なぜ起きるのか?いつ、どのような被害想定なのかを紹介する首都直下地震特設コーナー、地震発生後を生き抜くヒントや備えたいグッズの紹介もございます。また、首都直下地震発生時に緊急災害現地対策本部の候補地となるオペレーションルームも見学窓からご覧いただけます。
そなエリア東京(東京広域防災公園)より引用
「そんなん子どもが行く体験ものじゃないの?」とか「仕事で行くところじゃない!」とか思ってる人は、おそらく災害で「真っ先に被災します」といっても過言ではないぐらい充実した施設です。
急に写真noteだけ出てきてもびっくりするでしょ?
写真noteは、「データアーカイブ」だと思っているので、10/7夜間に会った地震も心配だったので先行で出しました。
1つのnoteにしたら長くなるってのもあるけど、この写真の中にもいっぱいヒントはあるのですが、その続き。
ここからスタート:防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」
1時間ごとにツアーをしてるみたいだったので、体験してきました。
よく「72時間」が、生存者として助かる境目とも言われます。
中で写真も撮ってたんですが、オンライン版があるんです。
おおよその概要はこれでわかるかな?(動画はみなくってもOK)
大都会の夜を再現
街頭や光がなく緊急地震速報のテレビがついてたり、ビルが倒れた状態。すごくリアルだったなぁ・・・
帰宅難民になってしまった人もいれば、シェアサイクルを使って帰った人。リモートワークで被害のなかったという方も。
地震や災害はいつ起こるかわかりません。
起こった時にどんな行動をとればいいか、知っているだけでも行動は違うはず!
まず自分を守る行動/災害時に人と協力できるか
普段の行動よりさらに問われるスキルだとも言えます。
避難所
避難所で生活したことがない(私を含め)という人は、避難所では「どんなことができる道具があって・・・」というのも知識としてはあっていいと思います。
仮設トイレ
かまどベンチ:ベンチの中に防災用品が入っていたりもします。
避難所でなかなかできないオーラルケア
そうそう!以前、こんなオンラインセミナーを受けたりしてました!
この避難所生活を防災訓練にとりいれているところもあるみたいです。
出口
体験で使用したタブレットを返却。そこにあった掲示物です。(字までは読み切れないと思うので流し見OK)
2階展示ルームへ
説明しだすときりがないので、ここから写真をドゥゾ♪(っ'ω')っ))
今まさに興味の中心かもしれませんが、首都圏直下型地震の仕組みなど
この展示ルームの最後に、ある被災した女の子のアニメーション(18分)を一人で見ていたのですが、これがまた胸を打つお話なんです。
外出中に被災、家まで帰るのに様々な人の力を借りて乗り越える話ですが
人に助けを求めたり、人を助けることができるのか?
災害に見舞われたとき人間という生き物の「本質を問われる」と思うことが多い。
最後に
防災の知識は、常にアップデートや知っていたとしても忘れたりもするものです。
定期的に確認を行いましょう。
って私がえらそうなことを言えた口ではないですが、
地域の人や知人と繋がっておく
というのも立派な防災行動の一つ。
コロナ禍でもこのこと(人とのつながり)で、不安に思っていた方が多いと思います。
ここに書いてある通り、災害は一人で乗り越えられません。
自助:自らの生命は自ら守る
共助:自分たちの地域は人たちで守る
互助:となり近所どうしが助け合う
いざというときのために、ここ(note)に記録しておきます。
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