「武蔵小杉と川崎ブレイブサンダース」/こすぎの大学イベントレポ
2022.11.12(土)今回はとある本をきっかけにイベントに参加したレポートを。読書感想文でもあり、イベントレポートでもあるnoteに。
※おそらく長いので読み流しでOK!
第119回「こすぎの大学〜武蔵小杉と川崎ブレイブサンダース〜」(11月11日)
ざっくりというと
「川崎ブレイブサンダースの社長からお話を聞いてきました。」
すごくあっさりいってますが
「それってすごいことじゃない?」
なぜこの経緯に至ったのか?を少しずつ説明してきます。
開催概要
こすぎの大学とは
「ソーシャル系大学」と呼ばれるもので、どんな方でも語り合ったり、新たな発見が生まれていく「学びの場所」と言ったらいいですかね!
私が参加した経緯
10月後半にこんな本を購入したんです。
「顧客分析マーケティング」という分野で、SNSなどを使ったマーケティングを勉強しようかなと思って近くの書店で購入。
そのあと、Yahoo!JAPANクリエイターズプログラムで「川崎に関連する本」として紹介しています。
この記事の中は、地域Web記事としての特性上、あまり書籍の内容に深く入りませんでした。著者は、藤掛直人氏(川崎ブレイブサンダース事業戦略マーケティング部部長)
今回、川崎ブレイブサンダースの元沢社長の話の内容は、書籍の一部重複する部分を話しています。そこを私なりにまとめてみようかなと!
Q.この画像の写真どこだと思いますか?
トップサムネイルに使用したこの画像。
今回会場になった川崎市「A.中原区役所入口」です。
違う方向の入り口は川崎フロンターレじゃないかな?それぐらい川崎市はまちのクラブチームを推しています。
ここから以降、私とワークショップに参加した気分でご覧ください。
中原区役所5階会議室
こすぎの大学は、区役所の会議室で行われています。
いままでも何回か参加。オンラインは何回かあるけど、リアル参加はほぼ1年ぶり。
参加費はリアル1000円を支払って適当に席につきます。
私は「新しい出会いがあるといいなー」と思うところがあり、知り合いの方とは離れて座ることが多いです。
その間に川崎ブレイブサンダースの元沢社長と名刺交換。
Yahoo!から記事を発信させていただいたことなどをお伝えし、名刺交換させてもらえるだけでも感謝です!
席に戻ってくると知り合いの方や新しく知り合う方も。
実はSNSは繋がっていたり、私のYahoo!の地域記事を読んでくれている方でびっくり。(。゚ω゚) ハッ
私が直接知らなくてもnoteを読んでくれる方も時々いるので、本当に感謝です。┏○ペコ
こすぎの大学:スタート
先ほど話した「こすぎの大学」ってなに?というところを説明。Zoom画面で画面共有してスクリーンで投影ということはオンラインでも参加者あり。(Peatixをみると50人近く)
写真をあまりとってなかったので、リンクなどを使って元沢社長が話していただいた内容を要約・復元していこうと思います。
川崎ブレイブサンダースの歩み
川崎ブレイブサンダースは前身の東芝バスケットボール部で創設は1950年。なので70年以上の歴史があります。
2018年から東芝から川崎ブレイブサンダースの経営権がわたり5年目。元沢氏は横浜DeNAベイスターズの執行役員から社長に就任。
(参考:Wikipedia)
元沢社長の経歴も…というところで特集した記事を探してみた!
いい動画を発見
いろんなところでインタビューに応えられていたりするので、noteでまとめるにはありがたい。
話を戻してクラブチームのことに
マスコットオブザイヤーの「ロウルくん」がに人気。
社長がプライベートで「ラゾーナ川崎(川崎の大きなショッピングセンター)」に行くとロウル君が子ども達と仕事してたっていう笑い話も。
川崎ブレイブサンダースにはリーグMVPの藤井選手がいたり、
どんな選手なのか記事中から動画を見つけたのでYouTubeでご覧ください。
YouTubeはファンの人が動画作っているということは多いけど、川崎ブレイブサンダースオフィシャルから動画で出ていることがすごいこと。この動画作成や撮影の背景も書籍のほうにちらっと出てくる。
社長の話には出てこなかったけど「川崎ブレイブサンダースの事業継承の後、DeNAから投資は、人材とノウハウが中心。早期の黒字化が目標だった。」(書籍より)んですよね。
広告費、あまりお金かけられなかったんですよね。
そして川崎市民のスポーツ認知度「川崎ブレイブサンダースを知っていますか?」のようなアンケートで25%(4人に1人しか知らない)だった。
(東芝時代は観客席もまばら)
そこでどんなことを始めたか?
①ボールパーク
周りの事業部門がバスケットボールへ対してできることは、選手に対しては環境を整えたりすることぐらい。「お客さんを呼んでくること(お客様をいかにバスケ観戦へ)が仕事になる」と考えてやってみたことをスライドでお聞きしました。
クラブチームの人気っていうのは選手人気とかで盛り上がるところもありますよね?川崎は東芝時代からチームに選手が残ってくれているって社長も語っていた。だからマーケティングの力が大きいと感じました。
バスケットボールをエンターテイメントとして見に行ってよかったと思ってもらえるものに変えていく努力をされていました。
そんな中で力を入れていたのが・・・
②YouTube・TikTokによる新規ファンの獲得
フォロワー数にびっくりしますが、年齢層の分析はここにはない。動画を見る層って「10代・20代」って想像できませんか?はじめからこんなにフォロワー数がいたわけではなく、人気YouTuberなどとコラボ動画を作成したり、いろんなことをやってファンを獲得しようと努力されていました。
SNSフォロワーが多いのはもちろん、いろんなコラボをしているのも川崎ブレイブサンダースの特徴で「新しいファンの獲得」に力を入れています。
③地域との協業
バスケットボールクラブチームでもローカルスポーツとして地域も盛り上げていきたいという思いからいろんな企業との協業(コラボ)が始まります。
このビールは川崎市とどろきアリーナに行かないと飲めないそう。野球と違ってバスケットボールは展開も早いスポーツなのでビールなんての余裕はないとの意見もあったが、これが逆にビールがおいしいと評判に。
こちらはイクミママどうぶつドーナツ
観戦時のグルメクオリティも川崎の飲食店と協業やコラボ。
こちらはホテル縁道の「のり弁当」
チネチッタでの川崎ブレイブサンダース仕様のウェディングプラン。ちなみに1組実施したそう。
スポーツで地域課題を解決
いまSDGsはどこでも聞かれるキーワードです。
&ONE~KAWASAKI BRAVE THUNDERS SDGs CHALLENGE
(川崎ブレイブサンダースホームページより)
&ONE アンバサダー #7 篠山竜青選手の声と出演で30秒の動画で取り組みが紹介されています。
子どもの居場所
東急武蔵小杉駅高架下にバスケットボールステーション
THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERSKAWASAKI LIGHT UP STAGE(カワサキライトアップステージ)
試合前などのショータイムに一芸に秀でた川崎にゆかりある方々のパフォーマンス機会を提供し、川崎をより住んで幸せな街にすることに寄与することを目的に実施川崎ブレイブサンダース太陽光発電所
みんな電力株式会社を通じて牧野太陽光発電所(相模原市緑区)で発電された電力を中心にした再生可能エネルギー100%の電力プランに切り替え、神奈川県内で生産された電力を県内で消費する「電力の地産地消」を実現リサイクル素材のユニホーム・スーツ
知的障がいのある方のデザインを採用
それ以外にも障害のある方とも働いているお話もありました。地産地消のファーマーズマーケット、フードドライブ
川崎市の小学生を対象としたSDGs勉強会
などいろんなSDGsの取り組みを聞くことができました。
今後について
川崎市内のラチッタデッラにバスケットボールコート2面がいよいよ近日中(11/17)にオープンしたり、カワサキ文化会館という施設も完成
この建物の上で水やりしてますって社長が言っていたのはこれじゃないですかね?
実はどれだけバスケ観戦したいファンが増えても見れる収容人数は5000人がMAXで1万人が観戦可能なアリーナが作られる予定みたいですよー
とスライドの内容をリンクなどの説明、川崎ブレイブサンダースホームページの記載引用などでみやもとなりに説明しました。
ここからワークショップ
ここから以降、川崎ブレイブサンダースのマーケティング部の人になったつもりで考えていきましょう。
グループで私を含め、3人で考えてみました。
私がプレゼンの時にちゃんと説明しなかったのが悪い。最近のミレニアルやZ世代は「失敗を避ける傾向」→インターネットなどで先に調べていくため、スポーツやアリーナまで行こうとするなら行って経験できる過程を見せなければならない。(それってYouTube動画でできそう。)
あと若い世代の「推し」などは
「スポーツ選手 < YouTuber、VTuber、声優」
が上位。なので、バスケの解説者を人気声優でというのも入れたり。
ってことを考えていました。
話は戻って「プレゼンタイム」
最優秀賞にはブレイブサンダースの観戦チケットがプレゼント!
みんなそうなると頑張りますよねー(o゚ω゚))コクコク
写真などは、主催「こすぎの大学」から出してもらえると思うのでこのレポートでは雰囲気を感じてもらえれば。逆にアイデアなので見えないぐらいがいい(他にバレないという意味で)というのもあります。
リアルの発表風景を出していますが、オンライン(Zoom)からの参加者もいます。その話も盛り上がっていたみたいですよ!そういう意味でいうと全国から参加も可能な「こすぎの大学」だったりします
このアイデアは全員分、元沢社長にギフトとして参加者からプレゼントさせていただきました。
次回
次回は「武蔵小杉とかわさきFM(代表取締役:大西絵満さん)」
参加者のみなさんの写真など
詳細は「こすぎの大学」ホームページ(これまでの授業)で
最後に
5000字を超えるフルパワーレポートになりました。
元沢社長、貴重なお話ありがとうございました。
(こすぎの大学の皆さん、参加者の皆さん、そしてこの長いnoteをここまで読んでくれた方、ありがとうございます!!)
川崎市武蔵小杉で行われたソーシャル系大学のイベントレポートとして、自分の記録として書いてはいます。
この川崎ブレイブサンダースの取り組みを全国に知ってもらういい機会でもあり、川崎ブレイブサンダースというバスケットボールクラブの社長がソーシャル系大学の「こすぎの大学」に来てお話しされることが
「最大のコラボ」
川崎市民に近づいてきてくれるチームと感じることができ、「ファンをつくる力」をという本を読んだ私も「感動と興奮の一日」でした。
読書とイベントを同時にできるとやはり脳内に残ります。
川﨑ブレイブサンダースの試合、見に行ってみたくなりました!
参考情報:noteで調べてみると
「ファンをつくる力」の著者です!
プロフィールを見たら「Bリーグ チェアマン」でした!