
「武蔵小杉と川崎ブレイブサンダース」/こすぎの大学イベントレポ
2022.11.12(土)今回はとある本をきっかけにイベントに参加したレポートを。読書感想文でもあり、イベントレポートでもあるnoteに。
※おそらく長いので読み流しでOK!
第119回「こすぎの大学〜武蔵小杉と川崎ブレイブサンダース〜」(11月11日)
ざっくりというと
「川崎ブレイブサンダースの社長からお話を聞いてきました。」
すごくあっさりいってますが
「それってすごいことじゃない?」
なぜこの経緯に至ったのか?を少しずつ説明してきます。
開催概要
【今週末開催!】第119回「こすぎの大学〜武蔵小杉と川崎ブレイブサンダース〜」(11月11日開催予定) 企画編集ユニット6355の岡本克彦(オカポン)です。 今週末、11月11日(金)開催、第119回こすぎの大学の先生役は株式会社DeN...
Posted by こすぎの大学 on Monday, November 7, 2022
11月11日(金)開催、第119回こすぎの大学の先生役は株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢伸夫さん。
元沢さんから川崎ブレイブサンダースの魅力やスポーツビジネスの運営について紹介していただきます。
ワークショップでは生徒役の私たちが川崎ブレイブサンダースのマーケティング部長になったつもりで川崎ブレイブサンダースを盛り上げるアイデアを検討予定です。楽しみですね!
ご興味・お時間のある方はご参加ください。お待ちしています!
peatixより
こすぎの大学とは
2013年秋、武蔵小杉に、新しい学び舎「こすぎの大学」が生まれました。
ここは、大人から子どもまで、武蔵小杉に住まわれている方、勤められている方、地元が大好きな方たちが集まる、自由で広く楽しく学んでつながる学び舎です。一緒に「武蔵小杉に関わる人を知る・語る・好きなる」を体験・共有しましょう。
「ソーシャル系大学」と呼ばれるもので、どんな方でも語り合ったり、新たな発見が生まれていく「学びの場所」と言ったらいいですかね!
私が参加した経緯
10月後半にこんな本を購入したんです。
「顧客分析マーケティング」という分野で、SNSなどを使ったマーケティングを勉強しようかなと思って近くの書店で購入。
そのあと、Yahoo!JAPANクリエイターズプログラムで「川崎に関連する本」として紹介しています。
この記事の中は、地域Web記事としての特性上、あまり書籍の内容に深く入りませんでした。著者は、藤掛直人氏(川崎ブレイブサンダース事業戦略マーケティング部部長)
今回、川崎ブレイブサンダースの元沢社長の話の内容は、書籍の一部重複する部分を話しています。そこを私なりにまとめてみようかなと!
Q.この画像の写真どこだと思いますか?
トップサムネイルに使用したこの画像。
今回会場になった川崎市「A.中原区役所入口」です。
違う方向の入り口は川崎フロンターレじゃないかな?それぐらい川崎市はまちのクラブチームを推しています。

ここから以降、私とワークショップに参加した気分でご覧ください。
中原区役所5階会議室
こすぎの大学は、区役所の会議室で行われています。

いままでも何回か参加。オンラインは何回かあるけど、リアル参加はほぼ1年ぶり。
参加費はリアル1000円を支払って適当に席につきます。

私は「新しい出会いがあるといいなー」と思うところがあり、知り合いの方とは離れて座ることが多いです。
その間に川崎ブレイブサンダースの元沢社長と名刺交換。
Yahoo!から記事を発信させていただいたことなどをお伝えし、名刺交換させてもらえるだけでも感謝です!

席に戻ってくると知り合いの方や新しく知り合う方も。
実はSNSは繋がっていたり、私のYahoo!の地域記事を読んでくれている方でびっくり。(。゚ω゚) ハッ
私が直接知らなくてもnoteを読んでくれる方も時々いるので、本当に感謝です。┏○ペコ
こすぎの大学:スタート
先ほど話した「こすぎの大学」ってなに?というところを説明。Zoom画面で画面共有してスクリーンで投影ということはオンラインでも参加者あり。(Peatixをみると50人近く)


写真をあまりとってなかったので、リンクなどを使って元沢社長が話していただいた内容を要約・復元していこうと思います。
川崎ブレイブサンダースの歩み
川崎ブレイブサンダースは前身の東芝バスケットボール部で創設は1950年。なので70年以上の歴史があります。

2018年から東芝から川崎ブレイブサンダースの経営権がわたり5年目。元沢氏は横浜DeNAベイスターズの執行役員から社長に就任。
(参考:Wikipedia)
元沢社長の経歴も…というところで特集した記事を探してみた!
いい動画を発見
いろんなところでインタビューに応えられていたりするので、noteでまとめるにはありがたい。
話を戻してクラブチームのことに
マスコットオブザイヤーの「ロウルくん」がに人気。

社長がプライベートで「ラゾーナ川崎(川崎の大きなショッピングセンター)」に行くとロウル君が子ども達と仕事してたっていう笑い話も。
川崎ブレイブサンダースにはリーグMVPの藤井選手がいたり、
どんな選手なのか記事中から動画を見つけたのでYouTubeでご覧ください。
YouTubeはファンの人が動画作っているということは多いけど、川崎ブレイブサンダースオフィシャルから動画で出ていることがすごいこと。この動画作成や撮影の背景も書籍のほうにちらっと出てくる。
社長の話には出てこなかったけど「川崎ブレイブサンダースの事業継承の後、DeNAから投資は、人材とノウハウが中心。早期の黒字化が目標だった。」(書籍より)んですよね。
広告費、あまりお金かけられなかったんですよね。
そして川崎市民のスポーツ認知度「川崎ブレイブサンダースを知っていますか?」のようなアンケートで25%(4人に1人しか知らない)だった。
(東芝時代は観客席もまばら)
そこでどんなことを始めたか?
①ボールパーク
バスケットボール以外「エンターテイメントの質をUPさせよう!」
周りの事業部門がバスケットボールへ対してできることは、選手に対しては環境を整えたりすることぐらい。「お客さんを呼んでくること(お客様をいかにバスケ観戦へ)が仕事になる」と考えてやってみたことをスライドでお聞きしました。
クラブチームの人気っていうのは選手人気とかで盛り上がるところもありますよね?川崎は東芝時代からチームに選手が残ってくれているって社長も語っていた。だからマーケティングの力が大きいと感じました。
バスケットボールをエンターテイメントとして見に行ってよかったと思ってもらえるものに変えていく努力をされていました。
そんな中で力を入れていたのが・・・
②YouTube・TikTokによる新規ファンの獲得

フォロワー数にびっくりしますが、年齢層の分析はここにはない。動画を見る層って「10代・20代」って想像できませんか?はじめからこんなにフォロワー数がいたわけではなく、人気YouTuberなどとコラボ動画を作成したり、いろんなことをやってファンを獲得しようと努力されていました。

SNSフォロワーが多いのはもちろん、いろんなコラボをしているのも川崎ブレイブサンダースの特徴で「新しいファンの獲得」に力を入れています。
③地域との協業
「バスケで川崎の街を盛り上げる」
バスケットボールクラブチームでもローカルスポーツとして地域も盛り上げていきたいという思いからいろんな企業との協業(コラボ)が始まります。
このビールは川崎市とどろきアリーナに行かないと飲めないそう。野球と違ってバスケットボールは展開も早いスポーツなのでビールなんての余裕はないとの意見もあったが、これが逆にビールがおいしいと評判に。
こちらはイクミママどうぶつドーナツ
開幕節で即完売となってしまったロウルドーナツ🍩
— 川崎ブレイブサンダース⚡️ 11/30(水) vs横浜BC「神奈川ダービー」 @とどろきアリーナ (@brave_thunders) October 24, 2018
本日、アリーナ1階の飲食販売コーナーで販売されます😺#ロウル 以外のキャラクタードーナツもとっても可愛くて、写真映え間違いなしです✨📱 pic.twitter.com/9B2drPE0uM
観戦時のグルメクオリティも川崎の飲食店と協業やコラボ。
今シーズンもお疲れ様でした!
— ホテル縁道・縁道食堂 (@hotel_en_michi) May 22, 2022
惜しい結果となりましたが、最後まで手に汗握る展開でしたね😭⚡️
また、お弁当をご購入していただいた皆さま!
ありがとうございました🙇🏻
カワサキのり弁当もお楽しみいただけたでしょうか❓#川崎ブレイブサンダース #サンダースファミリー #川崎のり弁#縁道 pic.twitter.com/ztxGxX3Zs4
こちらはホテル縁道の「のり弁当」
チネチッタでの川崎ブレイブサンダース仕様のウェディングプラン。ちなみに1組実施したそう。
スポーツで地域課題を解決
いまSDGsはどこでも聞かれるキーワードです。
&ONE~KAWASAKI BRAVE THUNDERS SDGs CHALLENGE
(川崎ブレイブサンダースホームページより)
&ONE アンバサダー #7 篠山竜青選手の声と出演で30秒の動画で取り組みが紹介されています。
子どもの居場所
東急武蔵小杉駅高架下にバスケットボールステーション
THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERSKAWASAKI LIGHT UP STAGE(カワサキライトアップステージ)
試合前などのショータイムに一芸に秀でた川崎にゆかりある方々のパフォーマンス機会を提供し、川崎をより住んで幸せな街にすることに寄与することを目的に実施川崎ブレイブサンダース太陽光発電所
みんな電力株式会社を通じて牧野太陽光発電所(相模原市緑区)で発電された電力を中心にした再生可能エネルギー100%の電力プランに切り替え、神奈川県内で生産された電力を県内で消費する「電力の地産地消」を実現リサイクル素材のユニホーム・スーツ
知的障がいのある方のデザインを採用
それ以外にも障害のある方とも働いているお話もありました。地産地消のファーマーズマーケット、フードドライブ
川崎市の小学生を対象としたSDGs勉強会
などいろんなSDGsの取り組みを聞くことができました。
今後について
街の人から選ばれるクラブチームへ
/
— ラ チッタデッラ (@la_cittadella) November 4, 2022
KAWASAKI BRAVE THUNDERS COURTが
11/17(木)にグランドオープン決定!🎊
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グランドオープンを記念して11/16(水)に
セレモニーおよび無料ピックアップゲームを開催✨🏀
参加者募集開始!!@brave_thunders@kbt_academy
詳細こちら🔻https://t.co/jnswicNVrJ pic.twitter.com/1V9x9dVJqa
川崎市内のラチッタデッラにバスケットボールコート2面がいよいよ近日中(11/17)にオープンしたり、カワサキ文化会館という施設も完成
3F建ての建物内にバスケットボール*やスケボーやBMXフリースタイルなど他のスポーツが体験できるマルチパーパスコート、ブレイキンやヒップホップダンス、ダブルダッチなどが体験、交流できるスペースとしてのダンスエリア、eスポーツが体験できるスペース等を設置
「カワサキ文化会館」2022年8月末開業のお知らせ
この建物の上で水やりしてますって社長が言っていたのはこれじゃないですかね?
#カワサキ文化会館 の屋上農園『&ONE FARM』では、 #SDGs プロジェクト「&ONE」の一環でカブ・小松菜・ラディッシュを栽培しています🥬
— 川崎ブレイブサンダース⚡️ 11/30(水) vs横浜BC「神奈川ダービー」 @とどろきアリーナ (@brave_thunders) November 10, 2022
今日は熊谷農園長が水撒きをしながらそれぞれの成長の様子を確認しました🐻
少しずつですが、成長中です✨@kuuuma27 pic.twitter.com/KfmiqFwU22
実はどれだけバスケ観戦したいファンが増えても見れる収容人数は5000人がMAXで1万人が観戦可能なアリーナが作られる予定みたいですよー
とスライドの内容をリンクなどの説明、川崎ブレイブサンダースホームページの記載引用などでみやもとなりに説明しました。

(このnoteをまとめるのにもだいぶ役に立ちました!)
ここからワークショップ
ここから以降、川崎ブレイブサンダースのマーケティング部の人になったつもりで考えていきましょう。


数年後、収容人数が2倍になるアリーナに観戦に来てもらえるアイデアをかんあげてください


グループで私を含め、3人で考えてみました。
川崎ブレイブサンダースを観戦に行くデートプランを考える
川崎ブレイブサンダースは、新しいファン層を獲得を目指しています。YouTubeで成功したなら、ミニドラマ的にバスケ観戦するまでのミニドラマでも作ってYouTubeで流せば、バスケットボールを見に行くにはどうしたらいいか?見に行ったらどんなことがあるか事前に体験ができる動画をつくればいいかもという案(なのでデートシミュレーションって書いてある)

私がプレゼンの時にちゃんと説明しなかったのが悪い。最近のミレニアルやZ世代は「失敗を避ける傾向」→インターネットなどで先に調べていくため、スポーツやアリーナまで行こうとするなら行って経験できる過程を見せなければならない。(それってYouTube動画でできそう。)
あと若い世代の「推し」などは
「スポーツ選手 < YouTuber、VTuber、声優」
が上位。なので、バスケの解説者を人気声優でというのも入れたり。
ってことを考えていました。
話は戻って「プレゼンタイム」
最優秀賞にはブレイブサンダースの観戦チケットがプレゼント!
みんなそうなると頑張りますよねー(o゚ω゚))コクコク

写真などは、主催「こすぎの大学」から出してもらえると思うのでこのレポートでは雰囲気を感じてもらえれば。逆にアイデアなので見えないぐらいがいい(他にバレないという意味で)というのもあります。
リアルの発表風景を出していますが、オンライン(Zoom)からの参加者もいます。その話も盛り上がっていたみたいですよ!そういう意味でいうと全国から参加も可能な「こすぎの大学」だったりします
【授業風景⑤】第119回「こすぎの大学〜武蔵小杉と川崎ブレイブサンダース〜」
— こすぎの大学 (@kosuginouniv) November 12, 2022
授業の最後には全員で集合写真。 pic.twitter.com/IhVNARuJnw
このアイデアは全員分、元沢社長にギフトとして参加者からプレゼントさせていただきました。
次回
次回は「武蔵小杉とかわさきFM(代表取締役:大西絵満さん)」

【訂正】日付は12月9日に訂正(笑)
参加者のみなさんの写真など
詳細は「こすぎの大学」ホームページ(これまでの授業)で
最後に
5000字を超えるフルパワーレポートになりました。
元沢社長、貴重なお話ありがとうございました。
(こすぎの大学の皆さん、参加者の皆さん、そしてこの長いnoteをここまで読んでくれた方、ありがとうございます!!)

川崎ブレイブサンダースの今後に期待しています!
川崎市武蔵小杉で行われたソーシャル系大学のイベントレポートとして、自分の記録として書いてはいます。
この川崎ブレイブサンダースの取り組みを全国に知ってもらういい機会でもあり、川崎ブレイブサンダースというバスケットボールクラブの社長がソーシャル系大学の「こすぎの大学」に来てお話しされることが
「最大のコラボ」
川崎市民に近づいてきてくれるチームと感じることができ、「ファンをつくる力」をという本を読んだ私も「感動と興奮の一日」でした。
読書とイベントを同時にできるとやはり脳内に残ります。
川﨑ブレイブサンダースの試合、見に行ってみたくなりました!
参考情報:noteで調べてみると
「ファンをつくる力」の著者です!
プロフィールを見たら「Bリーグ チェアマン」でした!
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