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【川崎市】まちの記録映像から昔の記憶を訪ねる「かわさき思い出上映会」

2024.12.09(月)川崎市市制100周年ということもあって過去に残っている映像をみて振り返ってみようというのを2024年頭ぐらいから続けています。(今も続いています。)

Yahoo!ニュースエキスパートで投稿した記事をnoteからもー

それではドゥゾ♪(っ'ω')っ))


川崎市は2024年に市制100周年を迎えます。

過去のまちの風景や暮らしの変遷というのは、今現時点から過去に残された写真や映像を振り返ってみると懐かしく思えたり、知らない人には意外な発見をもたらしてくれます。

2024/1/25(木曜)に行われた川崎市高津区の溝ノ口にあるnokuticaで「かわさき思い出上映会」というイベントが行われました。川崎市が保有する過去の映像を見ることで学びや新しい発見のあるものだったので、みなさんにイベントの様子やその一部をご紹介します。


nokutica

シェアレンタルオフィス、コワーキングスペースとしても利用できる「nokutica」(川崎市高津区下作延)

夜になると中から光がもれていい雰囲気が出ているnokutica

この場所で「かわさき思い出上映会 in 高津区」が行われました。

過去にもコワーキングスペースなどの紹介したことのある場所です。

まずは「どんな映像を見ていたの?」というところから簡単に

川崎市映像アーカイブ

川崎市では市が保有する過去の映像を「川崎市映像アーカイブ」(外部サイト)で広く公開しています。

「川崎市映像アーカイブ」ホームページ
(トップ画面スクリーンショットを画像としてお借りしています。)

かわさき思い出上映会は、川崎市7区で開催。今回は「高津区」でさまざまな世代の方、特に高津区近隣(または川崎市内)の映像を中心に上映されています。

市制100周年「川崎市映像アーカイブ」(外部サイト)

それでは上映開始です

川崎市地球温暖化防止活動推進センターの庄司さん・志水さんから質問

川崎市地球温暖化防止活動推進センターの庄司さん・志水さんに解説をいただきながら「まるっとサステナCAMP」のインターンの若者たちも一緒に参加ということでー

みんなと、まるくつながる、みぞのくち「まるっとサステナキャンプ」とは

溝の口に関わる企業が脱炭素に関する取り組みを行っています。
その様子を地域の方で構成する「インターン」が訪問!
環境に知見を持つ先生やSNSの情報発信のプロなどで構成される
「メンター」がサポートしながら気軽に読んでいただける
レポートや情報発信を展開していきます。

みんなと、まるくつながる、みぞのくち「まるっとサステナキャンプ」ホームページより引用抜粋

環境のことにも敏感な若い方々も参加していただいています。

詳細のほうは「まるっとサステナキャンプ」ホームページをご覧ください。

どんな上映会になるのか楽しみです。1つの動画は1分から2分程度の動画で先ほど紹介した「川崎市映像アーカイブホームページ(外部サイト)」から見ることのできる映像になります。

テーマ1:昭和の川崎市の暮らし

昭和28年の情報なので今から70年前。川崎では海苔が採れていたんですね!

今から45年ほど前の「市民まつり」の様子。子どもたちがおまつりを楽しむ様子がうかがえます。今の子どもたちには新鮮かもしれません。

テーマ2:高津区の暮らし

今見ると衝撃の映像って多いものなんですね。

地震に向けての訓練で大きな炎が上がってその中を必死の訓練の様子が見てとれます。

もう50年近い建物も、映像ではできたばかりの高津区にある「川崎市民プラザ」。「昔に遠足で行ったよ!」という声も聞くことができました。

テーマ3:川崎の郊外・環境問題

公害のイメージが強い川崎市。監視員もゴーグルなしでは監視ができないぐらい煙の立ちのぼっていた状況が映像に残っています。

大師橋付近のハゼ釣りの様子です。その場でハゼを天ぷらにしていたのには驚きでした。

テーマ4:川崎の自然・環境

稲田堤の朝焼けから映像はスタートします。二子神社、河川敷の様子、河原町住宅団地と下流までの様子を伝えています。

過去の白黒映像も時がたつにつれてカラー化されて綺麗な映像になると参加者の方からも感想をいただきました。

最後に

イベントで紹介された動画をいくつか記事の中で紹介しました。私も過去に「川崎市民ミュージアム(現在閉業)」でこれらの映像が流れていたのを見たことがあったのですが、改めて上映会としてみると発見も多いイベントでした。

川崎市市民文化局・市民文化振興室:鶴井さんからご挨拶

年齢が上がると公害や工業都市「川崎市」のイメージはあったり、今現在に川崎市に住む若者にはそんなイメージはなかったり。住み続ける人と移転で川崎市に引っ越してくる人とも持っている川崎市へのイメージは、いろいろで会話を交えながら温かい雰囲気で行われた上映会でした。

今後の上映会

このイベントを知ったのはイベント主催である溝の口で活躍するクリエイターチーム「ノクチ基地」のFacebooページでした。次回(2024/2/21)は、川崎市多摩区向ヶ丘遊園「白いハコ」にて開催される予定です。

かわさき思い出上映会 in 多摩区
日時:2024/2/21(水曜) 19:00-20:30
場所:川崎市多摩区向ヶ丘遊園「白いハコ」
詳細:市制100周年記念 アートと多摩区の懐かしいショートムービーを観賞するお茶会(Facebookイベントページ)
定員:25名(参加費無料)

ノクチ基地の方にうかがったところ、2024年3月には川崎市役所本庁舎での上映会も企画されているとのことでした。

「映像のまち・かわさき」から「まちの記憶を共有の財産に」

「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」という言葉もあるぐらいです。

今後の上映会の開催も注目ですね!

かわさき思い出上映会
【川崎市】市民文化振興室(川崎市ホームページ)
イベント主催:溝の口で活躍するクリエイターチーム「ノクチ基地」
ノクチ基地SNS:Facebookページ
【映像】市制100周年「川崎市映像アーカイブ」(外部サイト)

2024/1/26:Yahoo!ニュースエキスパート掲載記事

編集後記

この記事を見ると私が奥に写ってます( ´艸`)

おそらく私が40代ぐらいなので小学校や中学校の社会科の教科書では「川崎は京浜工業地帯として工業都市であり、公害もひどい」というイメージだったりしません?

私が大阪から上京した時に2004年部屋探しをした一番最初は「川崎」でした。その時は、ラゾーナ川崎とかできていないときでしたが、飲み屋が多いイメージ。(よく「月曜から夜更かし」とかでインタビューしているような…っていうか実際に飲み屋街でインタビューしてる。)

川崎が北斗の拳の「修羅の国」と表現されることがあるんですが、それも1980年後半の話ですからねぇー(それっぽいところもありますが(笑)

多世代でのイベントだったんですが、今の学生や若い子には、

工業都市イメージがあまりない。

2000年以降の川崎市を知っているからです。

こういう子たちが「新しい川崎市」を作っていくんだなぁーと思った一日でした。


それではみなさんよい一日を(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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みやもとまなぶ
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